BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

赤い壁。

2009-11-27 13:07:51 | *ビーチコーミング記
先日、珍しく娘と休みが合ったので、
娘の友達も連れて銚子まで行って来ました。

娘の友達が、犬吠崎に行ったことがないとゆうので。

このぐらいの年の子が集まると、ヒマがあるとケータイいじりだの
お金握ってショッピングでうろつくだのと
たいしたことをしないのよね。それならいっそ、どこかに連れ出しちゃお!
というのが私の策。笑
(ウチの子だけだったら、2人でビーチコーミングに行く予定だった)

向かう道中は曇天だったのに、犬吠崎につくころには嘘みたいに晴れ渡り、
素晴らしい灯台の写真を撮ることができました♪

ポットにお湯を持っていったので、お昼は海辺でカップラーメンをすすり、笑
浜に下りて、年甲斐も無く砂遊びに夢中になり、(←子ども達が)
灯台にも登り、太平洋とお日様を満喫したもよう(^^)

日も傾いてきたので帰路に。
途中、屏風ヶ浦を見せてあげたくなり、崖の下へ降り立ってみる。

すると、そこで待っていたのは素晴らしい光景!

東側



西側



夕日がものすごく赤くて。
あたり一面夕焼け色。



↑娘達が写っているのだけど(笑)

この日ばかりは「東洋のドーバー」も「東洋のグランドキャニオン」
に見えましたよ(^^*)


えっ?ビーチコーミングはどうしたかですって??

笑・・・特にあまり探しませんでした。
足元にあったメノウのカケラをいくつか拾ったにとどまり・・・。
エチゼンクラゲはいっぱい寄っていました。

ばきゅーん☆

2009-11-25 21:35:45 | *硝子類
最近私とジジは一緒に海へ行くことが少ない。

お互い予定が合わないんだな。
ジジが休みの日、私は学校があるので。

そんなジジがある日とんでもないものを持ち帰ってきた。

タイトルの「ばきゅーん☆」でピンと来た人もいるかもしれないけど。笑

私もビックリしちゃったよ~(^^)



ズバリ、ピストル型の金平糖壜ですがな!!
しょえーー!!めんたま飛び出そうになっちゃったよ!(◎д◎)笑

とはいえ海モノですから、さきっぽボッキリ・・・惜しいなァ~、ほんとにっ。





最初の写真のムッチリした手は私の手なんですけど(汗
結構しっかりした大きさでしょう?(いや、手じゃなくて壜ね。笑)
子供が持つにはちょっと大きかったんじゃないかな。
その分、中の金平糖もいっぱい入っていたのでしょうけど(^^)

しかし、なかなかに凝った作りでかっこいいよ♪
お値段も若干高めだったんじゃないだろうか。
持ち主は男の子だったんだろうと想像しちゃうんだけど、
「ゴミ」として処分されるまでは、その子の宝物だったんじゃないかな!

そして激しく銀化もしております☆

かっちょえー!! アンビリーバボー!!


ついにデビュー。

2009-11-22 12:30:36 | *その他漂着物
とうとうやりました!!
ついに私も漂着かぼちゃデビュー!!笑

海の色が、浜の様相が、すっかり冬めいてきた海岸で



漂着かぼちゃを発見!!(・∀・)☆

しかも痛んでないではないかー!!



さっそく連行♪

でもちょっと小さい(若い)かぼちゃだね。



切ってみたらやっぱりまだ若い~。
でも捨てるのはもったいないな・・・



とりあえずここで3つの確認必須事項を実行!

ひとーつ! "見た目" よーし!
ふたーつ! "におい" よーし!!
みーっつ! "あじ"  よーし!!!

若いかぼちゃだから、なんかメロンちっくだけど。(^^;)
ま、ウリ仲間だからメロンちっくでもいっか。笑



難点は少々水っぽかったということ。
(多分若いせいもあるが、まだ新鮮だったのかも)
甘みはそこそこあったものの、
刻んでから下ごしらえまででかなり水分を飛ばすことに。

で、これを煮て食べるのでは月並みなので
色々考えた末、こういうことになりました。↓(^^)



今は冷凍パイシートという大変便利なものがあるので
さつまいもやりんごが余ったときも、簡単にパイにして食べれるという
ありがたい時代です。

板チョコを挟んでチョコパイにしたり、いちごジャムをはさめば
いちごパイもできるよ(^^)
しかも具材さえ用意できればあとは包んで焼くだけだから
子供も楽しく出来るし、男性にもいいのではないかと思う♪
チーズやウインナーを入れて焼いても美味しいよ(^^)



かぼちゃペーストの上には、クリームチーズを乗っけてみました。
甘いだけじゃなく、ちょっと塩けもほしかったので。

塩スイーツ好きの私としては、甘くてちょっとしょっぱいのがたまらーん♪笑


最初に漂着かぼちゃを見た娘は
「あたしは絶対漂着かぼちゃなんか食べないからっ!」
って豪語してたくせに、パイに化けたとたん
「おいしそ~!!1人何個食べていいの??(ニヤリ)」
だって! ゲンキンなヤツめっ。笑
ま、パイ作成の殆どは娘がやったんでいいけどさ。(^^)

ジジもウマイウマイと食べていたそうだけど
中身に入っているものが漂着かぼちゃだと知ったのは
食後4日も後の事で、事実を知ってビビっていたそうな。笑
でもジジは「まぁShigeさんも漂着物食って死んでないから大丈夫だろう!」
と言ってたって娘から聞いた。

・・・Shigeさんが、って・・・。ねぇ。
Shigeさんを基準にしてどーすんだい、って話しです。笑


これにて我が家の面々は全員で漂着かぼちゃデビューを果たしました。
(果たさせた??笑)

今まで漂着物を食べたのは私だけだったんだけどね。
アヤシすぎて家族には食べさせられなかった。

何で漂着物を食べるんだろう?と考えたりもしてみたんだけど、
やっぱ興味や勉強のほかに、食べれるのにもったいない!
という気持ちもあるのかな。
ビーチコーミングの事を、磯乞食という言い方もあるみたいだけど、
べつにかぼちゃを買う金が無いわけじゃないしなぁ。
磯に乞うて日々の食べものを確保しているわけでもないし。

でも、拾ったからってなんでも食べりゃいいってもんでもないんだよね~。
漂着物なんかは出所がわからないものも多いんだから、
食べる方は、自己責任の下で。(^^;)
危険度ゼロの保証もゼロよ。
ギャー(><;)

鴎が繋ぐ人の縁。

2009-11-19 11:39:40 | *いろんないきもの
今日のタイトルはちとカッコつけすぎかな。笑


ある浜に降り立ったとき、1羽のかもめに気づいたの。
でもそのかもめは飛び立つわけでもなく、私も近づくわけでもなく、
お互いの存在を感じながら、一定の距離を保って移動していた。

数週間後、またその浜でかもめをみかけた。
・・・あれっ?同じかもめかな?

などと思いつつまた知らぬふりで歩いていたら
急な雨。
松の木の下で1人雨宿りしていたら、地元の方に声をかけられ
その方のお宅で雨宿りさせていただくことになった。

些細な世間話から、浜にいたかもめの話になった。
どうやらあのかもめは羽が折れていて飛べないらしい。
そのお宅のご婦人が「ジョナサン」と名前をつけて
餌を与えているのだとか。

そんな話しに花が咲き、そのご婦人と私はお互いの名前を名乗り
会えば立ち話をするような関係となりました。

たまに会えばかもめの話しをしたり、海の話をしたり。
お金持ちそうなのに、全然いやらしくない素敵な方(^^)

私はジョナサンとご婦人に会うのをひそかに楽しみにしていたの。

そんなある日、ジョナサンの姿が消えてしまった。
流されたのか、猫などに襲われたのか・・・。

ジョナサンの姿を見ずに1ヶ月ほど経っただろうか。
たまたま寄った別の浜で、またかもめを発見。

いやべつにかもめなんてどこにでもいるから珍しいわけではないんだけどさ。
それに私はかもめの個体を見分けるなんてできないし。笑

そのかもめとも一定の距離を保ちながら歩いていたのだけど、
急に知らないご婦人がすっ飛んできて、なにやら大声で話している。

??どうやらかもめに話しかけているよう。

不思議に思い、ご婦人の方へ行き伺ってみると
「このかもめは羽が折れているから飛べないのでお世話してるの」
との事。
え?どっかで聞いた話じゃない??

・・・もしかして このかもめ・・・ジョナサンですか??と聞いたら
そうよ!ジョナサンよ!とご婦人。笑

つーか、最初にジョナサンを見つけたところからどんだけ離れてる!?
そうとうな距離です。流されたのか移動したのか。

そこでまたジョナサンの話になり、ジョナサンの名付け親となった
ご婦人の話になり、ミョーなところでつながってしまった。笑

名付け親のご婦人も素敵な方だったけど、ここで会ったご婦人も
とてもよい人そう(^^)

そうやってジョナサンはみんなに守られ、生きているんだね。
本当ならとっくに命を落としているかもしれなかったのに。

小さな町では、そのご婦人の姿がうわさとなり、
その後何人かでジョナサンを見守っていたそうです。

私は特になにもしなかったのだけど、ジョナサンが人の繋がりを
広げていったことは事実。
すごいね。かもめ一匹で、どれだけの人がつながったのだろうね。



そのジョナサン、ここ2ヶ月ほど また見かけなくなりました。

また流れているのか。

それとも自然の摂理に従ったのか。

どこかで元気にしていてくれるといいのだけどね・・・


きれいだから。

2009-11-15 11:30:55 | *その他漂着物
拾い物はほとんどしなかった先日の海行きでしたが

ほんのちょっと。
これだけ拾って帰りました。笑





どちらも2~3㎝ぐらいの大きさしかありませんが。

色が可愛くてね~♪


でもきっと、これもしばらくしたら
時間の経過と共に褪色していくんだろうな。

そう考えると、もうちょっとマトモな写真をとるべきだった。
夜の撮影、なんの道具もない一般家庭内ではやっぱり難しいなぁ~。

こんな日もある。

2009-11-12 10:09:31 | *ビーチコーミング記
ミズクラゲの大群に会ったその日は、
結果として拾い物はほとんどしませんでした。

途中でクラゲに酔ってから(笑)物を探すのをやめてしまい、
ただただ浜をえっちらおっちら歩いていました。

天気が良くて、海も穏やかで。
下ばかり見ていないで前を見たり、遠くを見るのに絶好の天気でしたしね(^^)













バナナはね~、私好みの青いバナナで、一瞬食べちゃおうかと迷いました。笑

でもさ~、結構人目につく浜だったしさぁ~
腹も減ってなかったしさぁ~
おもむろにバナナを拾い上げて、剥いて食べながら
目的不明で浜を歩いてる女ってのもどーなのよ。笑
って思っちゃってさ~。

今回はやめといた。(^^;)

これが状態良好のカボチャとかだったら持って帰ったんだけどな。
あぁ?そういう問題じゃない??笑

白潮!?

2009-11-09 13:02:29 | *その他漂着物
赤潮とか青潮っていうのは知っていますが、
先日訪れた海岸では、海の一部が白く濁っていました。

遠くから見てもそこ一部が白く見え、
何?白潮!?そんなのあったっけ?(ない!)
などと思いつつ、近づいてみると



ぐはーー☆ これ、海ですよ。笑
海底が見えません!

何がなんだかわからないですか?
じゃ、もちょっとズーム☆



白いタピオカじゃありませんよ~?はっはっは。笑

え?わかりません?? じゃ、これでどう?



ハイ☆ ミズクラゲでした(^^)


地元の方にお伺いしたところ、今年はクラゲが多いと仰っていました。
エチゼンクラゲに限ったことではなかったようです。


そう言えばハム子さんが、オスとメスの見分け方を記事にして
いらっしゃったので、どれどれ?と見ていましたが
こんだけ多いとどれが何やらサッパリわからん。笑

しかも何層にも重なった、おびただしい数のクラゲですから
ひとつひとつ観察していたら、波によりゆらゆら動くので
酔ってきてしまいました。笑 
酔ったついでに頭の中では「ポニョ」のオープニング映像と音楽が∞。笑
ポニョはこんな群れの一匹に乗って 海面まで出てきたんだよね♪


これ多分みんな死骸だろうけど、不思議とこれはこれで美しいな、と思いました。

他の生き物の死骸が山積みになっていたら、とても美しいとは思えないでしょうね。


物騒なデザイン?

2009-11-07 10:37:16 | *陶磁器類
湯のみだったのかな?

半分も無いかけらだったのですが、色がいいなぁ~と思って
手にとって見たら、なにやら物騒なもの満載でした。(^^;)



左上のは飛行機?飛行艇?? ひょっとしてぶら下がってるのは爆弾でしょうか。

軍艦も見えますね。

逆方面から見ると・・・



大きな爆弾と、戦車も!

「奮起国防」という文字も見れます。

この湯飲みの欠け落ちた逆側がどんなデザインだったのか、気になるところです。
乗り物系(兵器)はこちら側に満載なので 逆側は兵隊さん、国旗、
人々が奮起するような言葉 などでしょうか??

これが一般家庭で使われていた湯のみだとしたら
家庭の中にまでこういうものが普通にあり
家族全員が戦争を意識するのが普通だった時代を
考えさせられます。

貝殻。

2009-11-04 13:19:09 | *貝類
エチゼンクラゲDAYに拾った貝。



日没まであと1時間を切りました。
貝のつややかさが、日の傾きと共に失われてゆきます。

月が昇れば、月の光に照らされて
また艶やかに光りだすのでしょうね。



この日拾った貝達は、どれもつるん♪とした綺麗な貝でした(^^)
メダカラやチャイロキヌタんのつるりんこは、
意外と少ないので、あればきっと拾います。

またこの季節の到来ですね。


***☆***☆***☆***☆***☆***

最近朝晩がぐっと冷え込んできましたね。
このところ温かい飲み物を飲む回数も増えてきたのですが
今年ハマっているのが「甘酒」です。笑
希釈タイプやフリーズドライタイプなど、今は色々あるのですね~。
しかし酒かすから自分で作ってみたら、なぜかまずかったです。笑
酒かすに、甘酒特有の米っぽいブツブツしたのが無くて
どろっとしただけになってしまったのもガッカリ。
うまい甘酒が作れるよう、研究してみようっと。
いい酒かす(甘酒向きの)ってありますかね?
ちなみに私は「白鶴」の酒かすを使用してみたのですが・・・
最初っからねっとりしてて、なんだか紙粘土みたいでした。笑

昔はくさくて嫌いだった甘酒ですが、娘が甘酒好きなので
つられて飲んでいたら、今ではすっかり私も好物になってしまいました。笑

それから今年はぬか漬けも再開しまして、
(去年は忙しくてぬかどこをダメにしてしまったの。涙)
それが順調なのが嬉しい♪

実に便利なぬかどこ、オーソドックスな野菜から意外な野菜まで
色々漬けては楽しんでおります♪
一番意外で美味しかったのは「ブロッコリーの芯」でっせ。笑
うぅ~、芯だけいっぱいほしーよー。

最強のカエル!

2009-11-01 13:15:28 | *その他漂着物
最強のカエル!

そういうタイトルにして(^^)

とジジからの強い要望がありました。


エチゼンクラゲのちぎれた塊があちこちの浜で見られたその日
私とジジは久しぶりに二人で海へ繰り出していたのですが、
まぁたジジが変わったモノ拾ってきましてー。



なんちゅーか、これって多分アルミウキ(アルミ浮き)なんじゃないかと。汗

浮きと言えばShige先生ですよね♪というわけでちと調べさせて頂きましたが
やはりどうもアルミウキっぽい。
そう言えば確かに太平洋側では、硝子浮きの漂着はわりと毎年聞きますが、
アルミ浮きの漂着・紹介は私の知る限りでは聞いた覚えが無いような・・・?
(私の知らないところではあったのかもしれませんが。)

マイナーすぎるのか?アルミウキは。いやいや、太平洋側では硝子浮きより稀なのかも。

これもロシアからたくさんの愛を込められやってきたものなのか。笑
日本海側(北海道近辺?)から津軽海峡をわたり、エチゼンクラゲと
一緒にやって来たのかな。 

表面は傷だらけ。 溶接の痕が目に付く。
直径は20㎝ちょっとあるようだ。重さ2キロ。
同じぐらいの大きさの硝子浮きがあるんだけど硝子浮きより重かったです。

プラウキか・・・と思ってコンと蹴ったつもりなのに、足にゴツ☆っと来て
イテッ☆は??何でいてーの?あれっ??
と、手にとって見たらずっしり重いではないか。(とジジ談)

ジジは鈍く銀色に光る・・・いや、むしろ夕日にあたって黄金色に輝く
最強のカエルを大事そうにかかえ、
夕日に向かってニンマリしておりました。





ちなみに中は空洞だそうで、立派に浮きます(^^)
そりゃそうか、浮きだもんね。笑