BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

生き物いろいろ。

2007-08-31 21:36:56 | *旅日記
今日は棘皮動物以外の生き物を紹介します(^^)

ウミガメって、正面から見ると研さんに似ているヨなぁ~・・・って
思っていたんだけど 横から見るとなんて優しい目をしているんでしょう!
真っ黒で、ちょっとスティッチにも似て見えない?(^^)



こちらはホシキヌたん(正確にはホシキヌタ)の生体展示。
外套膜は出していなかったので、ツヤッツヤの生きた貝が見れました。



こちらはハツユキダカラの生体~。
実はこれ、昨日紹介したタコノマクラと同じ水槽に入っていて
これも触る事ができるのです!
ちょっと触ってみたら、外套膜をササッと引っ込めて
アシを使って大急ぎで逃げて行きました。
その焦りっぷりがカワイかった・・・♡・・・ってイジワルかな?苦笑



これは、イズハナトラザメの卵のう。
イズハナトラザメは下田市の白浜沖で発見された大変珍しいサメだそうです。
このタマゴ、ちゃんと生きていて 卵のうの中で時々赤ちゃんがゴロン、
ポワンと動くのを確認できるのです!すごい!
これが育って中からサメの赤ちゃんが出てくるのですネ(^^)
千葉でも真っ黒に干からびた、カラの卵のうが打ち上がっていますが
それを別名「人魚の財布」なんて呼ぶこともあるそうです。
でも干からびた卵のうは真っ黒で、人魚が持つ財布としては
実にふさわしくないなぁ~などと私は思ってしまいます。

ここでは硝子(アクリルかも)の棒に絡ませて育てていましたが
海の中ではきっと海藻類に絡まっているのでしょうね。
生体からは色々な事が学べるなぁ~、と改めて感動したのでした。
無事に生まれたらニュースなどで発表されるかもしれないですね。
サメの赤ちゃんを見に行きたい気分です!
頑張って育ってね~~(^^)



おまけ♡
淡島の海で見た青い小魚(^^)こんなのがウヨウヨいました!
しかし写真に収めてしまうとその美しさがなぜか半減。
(ウデと器械の良し悪しもあるとは思うけど・・・)
やっぱりナマで見て感じる、人間の目や脳って素晴らしいね。




次回は陸の生き物編です。爬虫類とかそういう類がニガテな人は
見ないほうがいいかもしれませんよ・・・
見ようによってはグロイから。笑
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棘皮動物とたわむれる♪

2007-08-30 15:10:37 | *棘皮動物
今回の伊豆旅行では、とっても嬉しい体験が出来ました♪
下田海中水族館 と あわしまマリンパーク に立ち寄ったのですが
どちらもとても楽しかったです!なんてったって、大好きな
棘皮動物と触れ合えるコーナーがあるんですYO(^^)

触れ合える棘皮動物はもちろん、毒などを持たない無害なものに
限定されますが それでも私としては大満足です。

まずは関東ではおなじみのタコノマクラ。



浅い水槽に展示されていて、ヤドカリや生きた貝・かになどと
共に触れ合えるようになっていました。



生き生きとした、綺麗な色です(^^)
そして手の上をモジモジと動き出すの~!!カワユス~♡

水から上げるのはかわいそうな気がしたので
水中で触ってそっと戻しておきました。 
その後いそいそと砂にもぐっていく様もじっくり観察。 

他にもすでに砂にもぐっている子もいましたが
残念な事に、すでにお亡くなりになったタコノマクラの殻も多数アリ。



こちらの子↓は花弁模様にそって小石や貝殻を乗せています。
タコノマクラのカムフラージュ姿をナマで見てなぜか感動!笑
それが触れる状態なんですから、もう興奮~♪



↓乗せるものが少ないゆえ、仲間の殻でもお構いなし。
これで隠れてる(隠してる)つもりなのか!?
でもそこがまたかわいいのダ(^^)



この子は上手に身を隠しているよね~♪
良く見なければ気が付かないかもしれないっ。



他にも、アカヒトデやイトマキヒトデに触る事ができた。
娘の感想では、手のひらの上に吸い付くような感じ・・・だそう(笑
二種類のナマコにもチャレンジ。ブニブニぬるぬるしてて
ビミョーに気持ちがよかったとか。汗



ノコギリウニは生体展示のみだったんだけど、近くに居たので管足や
棘の付け根をジックリ観察できましたよ~♪



そして岩場から毛が生えているように見えるこれはガンガゼ。
これは淡島の周辺にいーーーーっぱいいたね。



手が届きそうなところにもいっぱいいたのだけど、さすがに触んないよ。
こんな説明書きもありましたし。



↓この地図を見てください。右下の方にある「淡島」と言うところに
立ち寄ったのですが、マリンパークの職員の方の話だと
この周辺にはタコノマクラやブンブク、ヨツアナカシパンなどが
いっぱい生息しているのだとか!!
海の生簀の中にイルカがいるのですが、そのイルカの生簀の海底にも
ブンブクやタコノマクラがいて、展示されているタコノマクラも
イルカの生簀から引き上げているのだそうです。

そして、こんなのも海底に殻がごろごろ落ちているよ、
と言って見せてくださったのがでかいオオブンブクの殻!
他にも何種類かのブンブクを確認しているらしい。(鼻血っっ



やっぱりいるんだよ~~!!
ただ、地形ゆえに打ち上がりにくいんだろうねー。

それでも自分が今居る島の周りに、タコノマクラやブンブクが
たくさんいるのだと知ったらなんだか足元がムズムズしてきた!(笑
漁師の網にかかる事なく、無事に生き延びて欲しいものです。

タコノマクラは大好きです。
でも、私が拾っているものの多くは、漁師さんの手によって
無理矢理命を落としてしまったかわいそうな子達なのです。
(水族館などで囚われてしまうのもある意味かわいそうだけど)
ただ「かわいいから」と はやし立てるだけのモノではなく
これも生き物である事を忘れないで欲しいな・・・と私は思います。

今回生体と触れ合って そういった「好きだからこそ 想う気持ち」が
より一層強くなった気がします。

今日は生体写真をいっぱい載せてみましたがいががでしょうか(^^)
実際にナマで見たくなっちゃった人は、下田か淡島へ行ってみてネ♪
タコノマクラはどちらの水族館にもいましたヨ♪
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伊豆へ。

2007-08-26 21:05:34 | *旅日記


毎年恒例行事になってしまいましたが、伊豆へ行ってきました。

今回は東伊豆・西伊豆・南伊豆と廻ってきましたが
伊豆は海が暖かく、とてもきれいですねー。 
それに海が臭くないんですよね。
千葉の海とはまた違った、潮の薫りを満喫してきました(^^)

↑の写真は伊豆初日の朝です。
高台から朝日を見ようと思ったら、眼下に広がる素晴らしい景色。
沖では漁船が早朝の漁をしているのでしょうか。
海に映る朝日と、漁船が描く波の端が美しくて
時の経つのを忘れさせてくれました・・・




こちらは翌日静岡側から見えた富士山です。
早朝に雷雨が降ったので天気が危ぶまれましたが
気温もほどほどで過ごしやすい一日となり良かったです(^^)

↓富士山が良く見える場所で面白いものを見つけました☆ミ









写真の撮り方がヘタですね(汗
ちょっと歪んでしまいましたがお許し下さいまし。

千葉からも天気の良い日は富士山が見えますが、
ちょっと距離がありすぎて、ここまで雲を意識していませんでした。
富士にかかる雲をこんなふうに観察してみるのも面白いかもしれませんね♪

そう言えば、朝焼けや夕焼けを見てその日の天気を予測するという
方法はわりと知られていると思いますが
昔の漁師さん達は海の水平線を見て一日の天気を予測する
という方法をとっているというのを聞いた事があります。
観天望気。まさにそんな感じですね(^^)


他にも棘皮動物や爬虫類、プチビーチコーミングなど
色々なものを見て触れて撮って来ましたので
分類別に紹介して行きます(^^)
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陶器色々。

2007-08-20 23:37:31 | *陶磁器類


水滴。
そのデザインにやられました。
焼き物っていうのもかなり面白いですね♪
完品が出ると嬉しさ倍増です(^^)

右一番奥の茶色の小壜はクリーム壜のようですが
今までに見たことが無い色と質感。
なんのマークも文字も無く 欠けた表面を見ると
まるでレンガのような質感。
これも戦時中の代用品だったのだろうか・・・?

一番右手前の白い小さなフタ状のものは
以前皆様に教えていただいたものと同じ絵の具の容器だと思います。
これには鈴蘭の可愛らしい模様が施されていました(^^)
嬉しい~~♪
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久々に貝。

2007-08-15 13:20:59 | *貝類
古い硝子類はとっても好きなのですが、
硝子だけにこだわらず やはり貝類などにも目が行きます。

とはいえ、今年は貝の打ち上げが去年に比べ少なめなので
「欲しい!」と思う貝にはなかなか出逢えません。

そんな中でここ2ヶ月の間に拾った貝はこの4つだけ。



写真下の貝はキヌガサガイ。色がはげたものは今までもいくつか
拾った事があったのですが、こういう状態のものは初めて。
表面が濡れるとミルクティーのような綺麗な色をしています(^^)

写真左は南房総では割と良く見かけるクルマガイ。
岩と岩の間にある、小さな貝溜りなどで拾うことが出来ます。
実はクロスジグルマ説も捨てがたいんだけど
私にはその違いが判断できずじまいなのです。
クルマガイの種類は結構あるようなのですが
私は房総で5~6種類ぐらいを確認しています。
(同定にちょっと自信がない・・・汗)

写真上の貝は・・・シノマキガイ。
最初見たときは、ナガスズカケボラかと思ったんだけど
よくよく見るとちょっと全体の形状や模様が違うので
アレ??と思って持ち帰りました。
シノマキガイだと思うんだけど 今まで見かけたことが
あっただろうか???見かけたことが無いような・・・。
というわけでこれは初めてゲットした貝のような気がします。
(持ってなかったし)

写真右の貝・・・これも実は拾ったとき「あれっ??」と思いました。
初めて見たような気がしたのです。
調べたところ、多分ゾウガイという貝ではないかと。
この手の貝も似たようなのがいっぱいあるのですが
色と言い口や水管の特徴からゾウガイと判断しました。
家に持ち帰って手持ちの貝を探してみたのですが
やはり同じものは持っていませんでした。

コレクターになるつもりは無いのですが、やはり
初めて出会うものや珍しいものとの出会いは
ドキドキするものですね~。♡

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ジジがすごいワケ。

2007-08-07 16:34:20 | *硝子類


私はジジより1回多く海に行ったのに・・・。

私の拾った硝子類はこんな感じです。

☆のマークの石蹴りはこれで3枚目になりました。
流行っていたものだったんでしょうか(^^)

糊の壜は大小のサイズ違いでした。
状態が良いように見えますが 良く見ると
やはり小さい傷がたくさん付いています。


忙しさから逃げ出して一人浜をふらついていた時、
ハナイカダさんに出会いました。
その日の私はまったくいいものに出会えなくて
半分しょげていましたが ハナさんとランチして
おいしい食事と楽しいお喋りに舌鼓をうち、満足して別れた後、
帰り途中の浜で白い両口式点眼壜を拾いました♪
その日、ツイていたハナさんのラッキーを
少し分けてもらえたからでしょうか!?
これを拾ったとき、「ヤッター!ハナさんのお陰だ~!」と
心の中でつぶやいていましたもん(^^)

青いイボコロリの壜も 以前ハナさんが拾ったものと
同じでしょうか。
飴色の両口式点眼薬の壜は惜しい事に さきっぽが
欠けて無くなっています(涙


こうやってジジと私の収集物を見比べてみると
やはり回数より タイミングとポイントが重要なのかな・・・
と思えてしまいます。
それを見つけ出せる「目」も重要なのでしょうけど
残念ながら私はその「目」でジジより劣るようですネ(笑

でも楽しいです♪
海を眺めているだけでもね~(^^)
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目薬王子。

2007-08-05 19:35:07 | *硝子類
ここんとこ、ずぅっと収集物をUPしていなかったので
まとめてUPしちゃいます。

今回はここ1~2ヶ月でじじが集めた硝子類を。



実はこの中には、有名な硝子博士の本に出てきたレアモノが
かなり入っています。

タイトルにした目薬王子・・・
ジジが自分でそう名乗っていたよ(汗

何故ですかって?
ええ。そうですとも。
この写真の中に「目薬壜」が5本も入っているんですよ。

はぁ~・・・
このヒトの硝子強さには ホント、かないません。

かなわないと認めた理由は次回の記事にて。

次回は私の収集物をお見せします。
期待薄っっ。
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