仲良くなった漁港のおじさんの所へ寄った時は
声をかけるようにしている。
忘れないでいてもらいたいからさ(笑)
そのおじさんは本当に良くしてくれてね、
以前は流木で焼いたボウシュウボラをその場で
くりぬいて食べさせてくれたんだ!
それがまた ホクホク、アツアツで海の塩味が程よく
効いてて本当に美味しかったの!
漁師ならではの食べ物ってあるじゃない?まさにそんな感じ(笑)
海から上がったばかりの貝を、流木の焚き火の中に
ポーイと入れただけの、なんともアバウトな、それでいて美味しい
ボウシュウボラのツボヤキ(丸焼き?)でした!
もちろん、お礼もしましたよ♪
なんかいつも頂いてばかりで悪いので…。
で 先日も立ち寄ったら なんか待ってたっぽく?
今回は食べれる貝をいっぱいくれました♪
ナガニシが多いんですけど、
その他にも良型のトコブシもあり
カコボラやマガキガイもあり、
名も知らぬ巻貝もあり(笑)
とりあえず、全部塩茹でしました。
アイスピックのようなもので
中身を引きずり出すのですが
全部キレイに抜くのは大変。
成功するとこんな感じ…。
抜いてもやっぱり、
巻貝は巻貝なんだね♪
キレイに抜けるとなぜか気分がいいのも
癖になりそうです(笑)
だけど、実は失敗も多いの!!途中で切れちゃうと
ガッカリよ。だって貝自体の状態がすごくいから
取っておきたいんだもの!!
それから海藻も頂きましたよー♪
おじさんは、「カジメだ」と言っていたけど
なんとなく「アラメ」にも見える。もしかしたらアラメも
含めて、漁師さんの間では「カジメ」と言っているのかな?
マガキガイのことも漁師さんの間では「チョウチョウ貝」
って呼んでるんだ、って言ってたし…。
土地が変わると呼び名も変わるってこと、多いですもんね。
茎の部分は切り落としてからくれたから私じゃ判断が付かないし。
ま、カジメだろうがアラメだろうが、同じ昆布科の
海藻だし、食べれるんだから問題なし!!(笑)
食えるもんは食う!(爆)
向かって左が未処理の状態。 右がさっとお湯を通した状態。
茶色だった海藻の表面が、きれいなグリーンになりました♪
これを細かく刻んで お味噌汁やお吸い物に入れると
とろみが出て美味しいんだぞ~ ということだったのですが
味噌汁はこないだ岩のりでやったから 三杯酢であえて、
酢の物にしました♪ これがめっちゃうまい!!感動!
そんなわけで 貝はスライスしてゆずこしょうとあえて
カジメは三杯酢の酢の物にして とっても美味しく頂きました♪
アァ~、身体にも良さそう♪
おじさん、ありがとう
海藻の話に触れようと思っていたら、今朝ニュースで
こんな話が出ていました。
昔は東京湾でたくさん取れたアサクサノリ(浅草海苔)、
今では東京湾から姿を消したと思われていたそうなのですが
数年前から、多摩川の河口周辺で 少数ながら
自生しているのが確認されたそうです。
東京湾では絶滅したと思われていたのに…
こっそり、ひそかに 頑張って生きていたんですね~。
アサクサノリは見たことも食べたことも無いけど
小さな命の頑張りに、なんだか励まされた気がします。
今後はそのアサクサノリの保護育成の研究が
進められていくそうです…。
関係者の皆様、よろしくお願いいたします!