ギンカサンゴ
サンゴの仲間です。
拾った時は茶色っぽくて汚かったのですが
漂白したらとても綺麗になりました。
共生藻が滅んだ後の穴と、このサンゴが持つ骨格で
繊細なレースのプリーツのように見え、気に入っています
千葉県はサンゴの生息域の北限と言われますが
生息域の北上説もあると聞き
私はちょっと誤解していたのですが、
南方でしか見られなかった種類の一部が、
元の生息地より北上した海域でも見られるようになってきている
という事だったのですね。
黒潮に乗って旅するサンゴがいるんだねー。
(まだ固定されてないサンゴの赤ちゃん)
テレビで東京湾の海中の様子が放送されているのを見ると
ソフトコーラルなどで美しく彩られた岩肌に、驚くこともしばしばです。
温暖化や異常気象が何かと騒がれていますが
非力で純粋な生き物たちは、移動したり進化したり卵を沢山産んでみたりと工夫して、
生き抜こうとか種を残そうと頑張っているんだね。
追記 当初、これをクサビライシと申し上げましたが、
千葉中央博物館の資料を参考にしたところ
ギンカサンゴというものに出会うことができました。
こちらの記事も訂正させて頂きます。