BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

目に涼し。

2016-07-31 07:35:43 | *陸の植物

ハマゴウが、物凄くキレイに生え揃っていました。
草のように見えるけど、低木。
ヒザ丈。

ここを通ると独特の香りがするなぁと思っていたら、
ハマゴウにはユーカリの葉に似た芳香があり、
古くは香として用いられたため「浜香」と呼ばれたといい、
また「浜這」の意ともいう。
という記述がありました。

なるほど、確かにどちらの漢字をはめてみても頷けます。

梅雨明けし熱い日差しが戻ってきました。
そろそろハマゴウの花も咲きだす頃かな?
満開のタイミングに行けるといいなー。


生き物観察

2016-07-24 19:46:44 | *いろんないきもの

干潟で遊んできましたー(^^)

カニ天国ですからね、
砂地だってカニの足跡だらけですよ。

ここには数種類のカニがいるらしいのですが
2種類しか確認できませんでした。
何しろ多かったのが写真にも写っているアシハラガニでした。

白い大きなハサミも目立つのですが
甲羅の両サイドにある3つのギザギザも特徴ですよね。


そして、大きな大きなシジミの貝殻!
小ぶりなアサリぐらいありそう。
そういえばここらではシジミ漁も細々続いているらしいです。

シジミと言えば、多摩川河口でとれるシジミが
大粒で味も良く市場で取引されているそうですね。
数年前に東京都が慌てて条例を設けて
今では漁業権のある禁漁区となっているそうですが
密漁者が後を絶たないという記述がありました。


海辺を舞う青い蝶。

2016-07-19 00:55:24 | *いろんないきもの
この3連休は幸せなことに毎日海へ行けました~。+゚(*ノ∀`)
快く希望を聞いてくれた夫さん、ありがとう~。


青い蝶、アオスジアゲハを見かけたのは初日の内房だったかな。

そこには7~8匹が乱舞していました。
夏の海辺でパートナー探しでもしていたのかなー?(^^)

写真は2日目の出会いで撮りました。
ご存知の通り、動きの速いこの蝶ですが
給水中?に、しゃがんで話しかけながら
にじり寄ってみたら撮れたの(笑)


暑さで集中力が途切れそうになっていたのですが、
この鮮やかな蝶の出現で気を取り戻しました(^^)



ちょっとメタリックな
絶妙な色合いですね(^^)



そうそう、動きが早くてじっくり見ることなんかできなかったから今まで気づかなかったけど、
この蝶の羽には赤色もついていたのですね。

リメイク&模様替え

2016-07-13 21:00:16 | *マイコレ
我が家の玄関、拾ってきた物がゴッソリと飾ってあって
掃除はしにくいし見た目にも汚らしくなってきたのでいじくってみた。


↑これは色を塗り直して再利用。
だいぶ前に海で拾った物。


↑これを追加で作成したよ。


合体するとこんな感じ。



ガラーンとしていてディスプレイしにくい?かな?
と思って↓を追加。これも今まで使ってた物。



これがうまいこと中に収まる!



で、鍵をかけるフックを付けて
飾る物としまうものをチョイスして
こんな感じに。



大きなヒトデ以外は、海で拾い集めた物です。
ビーチコーミングをしていない人が見たら
統一感の無い、不思議なスペースでしょうね(笑)



繊細です。

2016-07-06 23:44:25 | *海藻・海草・珊瑚類

ギンカサンゴ

サンゴの仲間です。
拾った時は茶色っぽくて汚かったのですが
漂白したらとても綺麗になりました。
共生藻が滅んだ後の穴と、このサンゴが持つ骨格で
繊細なレースのプリーツのように見え、気に入っています


千葉県はサンゴの生息域の北限と言われますが
生息域の北上説もあると聞き
私はちょっと誤解していたのですが、
南方でしか見られなかった種類の一部が、
元の生息地より北上した海域でも見られるようになってきている
という事だったのですね。
黒潮に乗って旅するサンゴがいるんだねー。
(まだ固定されてないサンゴの赤ちゃん)


テレビで東京湾の海中の様子が放送されているのを見ると
ソフトコーラルなどで美しく彩られた岩肌に、驚くこともしばしばです。

温暖化や異常気象が何かと騒がれていますが
非力で純粋な生き物たちは、移動したり進化したり卵を沢山産んでみたりと工夫して、
生き抜こうとか種を残そうと頑張っているんだね。



追記 当初、これをクサビライシと申し上げましたが、
千葉中央博物館の資料を参考にしたところ
ギンカサンゴというものに出会うことができました。
こちらの記事も訂正させて頂きます。