BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

ドキドキの瞬間。

2009-05-28 12:47:56 | *硝子類


こんな硝子に出会った時、

割れていないか??
底抜けではないか??

と毎回ドキドキします(^^)


幸いなことにこの硝子、砂に半分埋もれてはいますが
水が溜まっています!

こういう時は期待大♪



ね?(^^)
干上がった場所で水が溜まっているということは、
少なくとも底抜けの確立は低くなります♪

とは言え、やはり海で拾うものですから
擦れやカケ、多少のヒビ入り等は覚悟してます~(^^;)


ちなみにこれは・・・糊のビンかな~。(無銘なものでした)
クリーム壜でも良く似たものがあるので 実は判断が難しいところ☆

クリームの壜になると、もう少し細身で背が高い気が・・・。

皆さまはいかが思われます?
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必須アイテム。

2009-05-26 11:25:04 | *貝類
ツノガイ。

関東の海ではよく見る貝です。

私が良く見かけるツノガイは2種。
マルツノガイ と ヤカドツノガイ。



写真上段がマルツノガイで下段がヤカドツノガイです。

マルツノガイはゆるくカーブを描いた円錐形状になっていて
表面はツルッとしています。

ヤカドツノガイは、ゆるくカーブを描いた八角錐のような形状。
表面は筋が入ったようになっています。

角度を変えて見て見ると・・・



ね?

上段のマルツノガイは丸いでしょう?
でも、下段のヤカドツノガイはヤカド(八角)なのです(^^)


では今日のタイトルである「必須アイテム」は何なのかというと、



これ。(^^)
ツノガイは私のクラフトに欠かせない、必須アイテムなのでした☆

ゆるいライン・カーブを貝殻で表現するのは難しい。
砕いたもので表現するのは簡単だけど
貝殻単体でこのラインを出せるのはやっぱツノガイよね♪

千葉、神奈川辺りでは場所を選べば普通に見られる貝だけど、
この美しい貝達が、いつまでも生息していられる海であってほしいな、
と思います。(もちろんどの貝に対してもね)

でも、思うだけじゃなくて、私が出来ることは日々取り組んでいかねばね!
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しゃ~く。

2009-05-24 10:12:51 | *石・化石
サメ(の死体)に遭遇しました。(ケータイで撮影)

これは・・・シュモクザメだったのかな
なかなかにスプラッタです。(^^;)



なんか文句いいたげですよね~。(^^;)



これは・・・??



多分ノコギリザメかなー。

浜歩きも随分してきたけど、はじめて見ましたよ☆



おどけた顔で、ヒゲダンスをしているように見えるのは私だけ~??


後にわかったのだけどこのサメ、生体には本当にヒゲがあるらしい!
肉は上質で、かまぼこにも用いられるとか。
ほほ~う
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漂着の法則。

2009-05-20 11:10:41 | *棘皮動物
同じ比重のものは同じ場所に寄ってくる・・・

そんな言葉を耳にしたことはありませんか?

ビーチコーマーの間で有名な「ビーチコーミング学」
にもこのようなくだりがあったと思います。
(ちょっと言葉が違うかもしれないけど)

満潮線上に軽いものや小さなものが打ちあがるのも
この法則に当てはまるのでしょうね。


5月のある日

潮が引いた磯の溝っていうのかな・・・そういうところに
コデマリウニを発見しました☆

一個発見で気分は上々だったのですが、ふと
先の言葉を思い出し、「まてよ・・・?」と
その場所に溜まっていた海草カスやら貝殻片やらを
そっと棒で掻き分けてみたら・・・

予想的中!!

ころころっとコデマリちゃん達が出てきました♪
みんな同じところに集まっていたんだね(^^)



うぅ~っ可愛すぎるゼ、コデ・マリちゃんっっ(^O^*)
しかも一箇所でこんなに拾えたのは初めてだ~♪
(単発でなら他の浜で拾ったことがある)

ネジガイも今までの中で一番綺麗で一番大きいよ☆

それから、割れてるけどこのミスガイ・・・
殻高4cm近くある、チョービッグサイズなのです!
ここまで成老していると、「繊細なミスガイ」というイメージが
ちょっと崩れるかもしれない。笑
でも良くここまで大きく育っていたよね(^^)すごいすごい♪
参考資料として持ち帰りました♪
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こんな日は。

2009-05-17 18:52:48 | *あれこれ
今日は天気、悪かったですね(^^;)

4月いっぱいでいろいろな役割から開放された私。
5月の連休は大掃除に明け暮れ
今週末はのんびり休日を迎えることができました。

こんな休日、1年ぶり!笑

娘は部活でいないし 私はのんびりだし
・・・ってことで 今大流行の生キャラメルを作ってみました☆



作り方は至って簡単! 材料を煮詰めていくだけなのね~♪
レシピはネット上にあふれるほどあるので
チャレンジされる方は検索してみてね(^^)



煮詰まったらバットなどの広く浅い容器に流して固めるだけ!
ほどよい大きさに切って包めば・・・ほら!出来上がりよ♪



美味しい美味しい!と家族にも大好評でした。



それでも時間があったので、拾い物専用ケースの整理。
整理っていうか、もう拡張しないとダメでしたわ。(^^;)ハハハ





ある程度分類別に収納していたのですが、もうごっちゃごちゃ。
あ~あ。

みんなどんなふうに収納しているんでしょう?
教えてください☆

(写真上:インクビンのみ。 写真下:ペロペロ・蓋・栓シリーズ。)
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見せテク。

2009-05-12 11:10:32 | *BCクラフト
今日はご家庭で簡単にできるお料理のレシピを・・・

じゃなくて!笑

ちょっとしたインテリアに使えるテクを紹介しましょう(^^)

こんなボトルとお気に入りの海の砂がお手元にあったら・・・
貝殻とか、飾ってみたくなりませんか??
↓この場合は、サイパンの砂と千葉の貝です。



例えば平らにした砂の上に、貝を置くとこんな感じになります。↓
(横から見た感じね☆)



それを思い切って左↓の写真のように、砂を斜めにしてみましょう!



すると・・・あらら!?
横から見ても正面から見ているように見えちゃうよ~!(^^)



部屋の真ん中や360度、どこからでも見る場所に置くなら
砂は平らでもいいと思いますが、一般家庭でこれを部屋のど真ん中に
置くっていうのはあまり無いですよね。
どこかに置いて、一方向からしか見ることが無いのであれば
砂を斜めにすることで、中の様子が見やすくなるのです♪

ずっと昔に熱帯魚屋さんで働いていたことがあり、
そこでデイスプレイ方法として学びました。

おためしあれ~(^^)



オマケ。
うちの玄関の一角。



ボトルランプは手作り。
この中にはサンゴの砂が敷いてあるんだけど、これも先程紹介したように
砂は斜めにしてあります。

シーグラスの入った硝子ボウルは、容器自体が浅いので
覗き込んで見る感じ。だからこれは平らになってます。



あふれ出したラッパウニもここに・・・汗
もうしまいきれないの(><;)
この棚は海で拾ったもの。洗って乾いてからペイントしました。
再利用再利用♪ とてもいい感じの大きさなのです☆



トイレはこんな感じ。
頂き物のデッカイ貝を置いてます。

先程の浅い硝子ボウル、こちらでは中身は千葉の砂と貝殻です。

少し見やすいように板とボウルの間に、擦れたタカラガイが
2個、ひそんでいます。

写りが悪くてゴメンナサイ。
なんでかね~(^^;)腕が悪いんだろうね~!爆


余談ですが、先日中学校の家庭訪問がありました。
家庭訪問とは言っても玄関からは上がらないのですが、
先生ってばウチの玄関の海モノに釘付け!笑
子供の話半分、海の話半分になってしまいました。
えーっと・・・これってどーなのー!?苦笑
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2~4月の色々。

2009-05-08 12:34:03 | *その他漂着物
さて、長々とお付き合い頂いた2~4月シリーズ、これにて最終回となります。笑

今回紹介したいのは私が拾った石達です。
まずは写真を(^^)↓



左の石を見たとき、あれ??どこかで・・・と思い持ち帰りました。
そう、神奈川では有名な「へそ石」です!

へそ石が千葉で??と疑問もあったのですが千葉でもへそ石は
出るらしいですね(^^)私が無知なだけでした。ハハハ。笑

そもそもへそ石って何だろう?と思いちょっと調べたのですが

へそ石の正体は、海底で熱水が噴出したチムニー(煙突)だとする説や
いわゆる”ノジュール”で、中の化石部分を黄鉄鉱が置き換えたものと
いう説がある。なぜなら、丸い”球顆”を割ると、必ずと言ってよいほど
中心部に生物の跡と思われる方解石や黄鉄鉱が見られる。

へそ石=表面に凹みや突起があり、針鉄鉱(褐鉄鉱)の皮膜に覆われ、
      内部に生物遺骸や生痕を置換えた黄鉄鉱や方解石(霰石)
      を含む球顆状ノジュール


だとか。(^^;)
じゃぁへそ石=ノジュールってことなのか。
これも割ったらなんか出てくる可能性があるのかも!

・・・でも割らないよ。もったいないから。笑

ていうか、写真に撮り損ねたんだけど、じつはこのへそ石
肉まんみたいな形でして、裏側は平べったいのです。
その平べったい部分に渦巻状のなんとも言い表しにくい「跡」が
見えるのです。 ひょっとしてそれが生物痕なのか??

なぞが深まり、さらに興味も深まる「へそ石」です。


次は写真右の石。
この物体を「石」と呼ぶのをためらってしまった。
なんかスッカスカで軽いし、ひょっとしてミネラルの部類ではない
物質なのかも。と思ったので・・・。

穴が開いていると言えば火山岩?
でも私の遠い遠いキオクにある火山岩は、もっと穴が
小さかったような・・・。う~む。

千葉の一部の浜では、黒い火山岩の粒が今でも打ちあがる
場所があるよね。

この石(?)の正体は不明なんだけど
この穴の開きっぷりがさ、なんかこう人工的では無く
一定の温度の高熱が全方向から加わってできたもの
のような感じがして 気になり持ち帰ってみました。

ちなみにへそ石の方はだいたい私の握りこぶし大ですから
この石(?)はもう少し大きい感じです。

プラとかタールの塊だったら悲しいな。笑


あとは、拾わずに写真だけ撮ったもの(^^)↓



網がけされたプラウキ。きっと大事にされていたのでしょう。
捕まったカエル みたいでなんかカワイイ(^^*)

それからイルカ系のホネね。砂に埋もれてた。
外房だったからスナメリのかもしれない。


今日紹介した4点は全て別々の浜に。
外房、館山、南房、内房・・・どこも見所満載で
1つの県でなかなか楽しませてくれますね。(^^)
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2~4月の陶片類。

2009-05-03 11:42:53 | *陶磁器類
2話ほど脱線してしまいましたが、本線へ戻りましょう☆

2~4月シリーズ、あと少し続きます。
お付き合い下さいませ(^^)

で、今回は陶片類です。
これは!と思って持ち帰るものはわずかなのでこんな感じです↓



何せ知識が薄いので、見る目がまだまだなのでしょうね。
シウマイコンビと完品の水滴。
水滴は久々に出たので嬉しい!!(^^*)

それから気になるボタンと陶片・・・



この二つ、どうみたってイカリに桜・・・海軍モノですよね~。

ボタンの方は以前も同じものを拾っていまして
これで二つ目になったのですが、陶片の方はなんだったんだろう!?

イカリの部分が立体的に作られていて 穴が開いています。
全体的に丸みを帯びていて、桜の中心からイカリの下へ向かって
何かヒモ??状のものを通すことが出来たと思える作りになっています。

日章旗の赤が・・・毒々しくいい色だと思いませんか?笑
中途半端な朱色ではなく、濃い~~赤です。
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