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BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

硝子壜の残像。

2009-10-03 12:35:03 | *硝子類
先日、お友達のハム子さんと一緒に、杉並区郷土博物館分館で催されている
硝子壜の残像~ガラスびんに映った杉並の風景~
という企画展に行って来ました。

電車で行くんですから、私にとってはものすっごい大冒険でしたよ。笑
ハム子さんがいなかったら行けなかったと思う。(私、方向音痴だし)



入館料は無料なのに、とっても素晴らしいものを見ることが出来、
私達はため息の連続で。笑
ネットの画像で見るより、本で見るより
やはり実物をこの目でみると、細部まで観察できたり、
大きさが良く解ったりガラスの質感が伝わってきて 感動もひとしお(^^)

ビール壜、牛乳壜、活桑壜、化粧品壜、薬品壜、ペロペロ、
ニッキ水、ラムネ、みかん水など 限られたスペースでの展示でしたが
どれも素敵でした(^^)

そして、有料のパンフレットがまた良かったです!





カラー写真もさることながら、壜の由来や会社の説明まで記載されていて
中身の濃いものとなっていました☆

また、限られた展示物の中には「あっっ!あのカケラはこれだったのか!!」
と不明だったものの正体が分かったりするものもあり、
そういう意味でも非常に楽しむことが出来ました♪

例えばね、以前こんなカケラを拾ったのですが、なんの壜だかさっぱりわからなかったの。
でも今回そのカケラの本体、もちろん完品が展示されていて、
「あぁ~ッ!これはっ!!」って声出ちゃいましたです。笑

パンフレットにもこんな広告が載せられていて。



なるほどね~、すごいね~、の連続でした。笑

他にもいくつか正体のわかったものがありますので
数回にわけて紹介したいと思います。

ガラス好きじゃない人には申し訳ありませんが、
どうぞお付き合いくださいませ。









後日、博士とコンタクトが取れ、友人と企画展へ出向いたお話しや
ビーチコーミングのお話しをする機会がありました。
もっと色々お話しを伺いたかったのですが、
続きはシヰアターにて・・・♪

そう言えば、博士は棘皮動物にも興味がお有りだとか!
なんとー!!嬉しいではありませんか!!

このブログも見てくださったとの事で、
あぁ~・・・恥ずかしい限り・・・

びーだま満杯。

2009-09-17 18:33:24 | *硝子類
久しぶりの更新になってしまいました。
行事多き秋です。(汗

先日娘の学校の体育祭に行ってきました。
今年は学校創立ウン十周年という節目の年で、来年開催予定の千葉国体の
マスコット「チーバくん」がお祝いに来てくれました。笑



その後私事の行事で栃木まで泊まりで遠征など
毎日がめまぐるしく過ぎてゆきました~。

そう言えばホームステイ中のワン子もまだ我が家にいます(^^)
ちゃんと言うことを聞くようになったし、家中のみんなと仲良しなの♪
犬種ゆえ、運動量はハンパないけど 子供が一人増えたみたいで
毎日帰宅が楽しみです(^^)
猫とも上手に付き合っています。 猫の方がお姉さんなので
おおらかな目で見てあげているようです。
にゃんちゃん、エライ!



そんなわけでバタバタと日々が過ぎ、9月に入ってから今日までで、海にいけたのは1回のみ!
トホホ。泣

しかしひとつご報告が☆

こつこつ拾い続けていたビー玉が、8月下旬にパスタ壜2本目もクリアしました!
いや、これが喜ばしいことかどうかはわかりませんが、
1本目のパスタ壜は2007年12月に満杯になっていたんですね。

今回はもう一回り大きな壜に貯めていたのですが、1年8ヶ月で2本目も満杯に。





同じ大きさのビンに貯めていたら、丁度1年半で1本溜まっていたかもしれません。

そして9月に1度だけ行った海で拾ったビー玉は、入りきらず放置ingです。(^^;)
また新しいパスタ壜を買ってこなきゃだね~。
信じがたいことに3本目突入ですよ!

こうなったら千葉の海からビー玉が拾えなくなるまで拾い続けるっきゃないね!笑



そう言えば8.9月分のおはじきもまだ仕分けできず・・・



あ~りゃりゃ☆
おはじきは、色別・年代別に貯めているので この仕分けが意外とめんどう。
なんでそんなこまかく分けてしまったんだろう~(TдT)
うぅーん・・・

ちなみにおはじき画像の中の青くて一番大きいものには「1」のエンボスが。
既に4,5,6が手元にあるので、いつか1~9(10)まで揃うかも!しれませんね☆笑
(ちなみに大きさはバラバラです)

おはびー日和。

2009-08-30 10:42:13 | *硝子類
秋の気配を背中に感じるこの頃。


ようやく地元、千葉の海に行く気(期でもあり機でもある)になりました。


さほど期待もしていなかったんですが

おはびーコンビが結構拾えました。 (おはびー=おはじき&びーだま)



あと久々にガラスの独楽です♪

それにヒロポンちっくな茶色い小壜。


久々の地元だったけど、やっぱ楽しかった(^^)

いつもの顔ぶれしか拾えなかったけど、そういう日もある♪

そんで、そういうもので癒されたりするんだわ♪


         *


私は今、とても気になっている浜が2ヵ所あるんだけど
どちらも夏期は渋かったナァ~。
いや、これからなんだよ!ホントに要チェックなのは!!

・・・と萎える気持ちにカツを入れ これからのシーズンに期待します。
なんか面白いものがあったらラッキーなんだけどね~(^^)

すごいの!

2009-08-10 14:36:20 | *硝子類
感動秘話(?)をひとつ。笑


7月に、こんな石蹴りのカケラを拾ったのです。



巴マークか、尚さんが持ってたような気がするな~(この時点で既にウロ覚え)
ま 半分だけど参考資料で持ち帰るか♪

と思い自宅で漂白(消毒)風呂に漬かっておりました。


後日、自分のブログの過去の記事を何気なくさかのぼって見ていたらね、
2008年6月30日付けの記事に目が留まりました。

気が付きましたか? 今回の石蹴りに似たようなものがUPされているんです☆


もー気づいちゃったら心臓バクバクで(笑)
記事を見るまでぜんっぜん忘れてたからほんとにビックリ。
「もしや!!」と思い、石蹴りのカケラ入れからソレを探し出し
今回拾ったものと、恐る恐る合わせてみたら・・・・



ピターンコ!キタ――――――!!☆(゜▽゜*)


過去のものも拾ったのは多分私ですが、いつ拾ったのか、どこで拾ったのか
これがウチにあることすら忘れていましたから、ホントにビックリしました!

裏の葉っぱマーク(アーモンドっぽい気も・・・)も合致よっ(^^)




1年以上前に拾った片割れが、我が家で1つになれた奇跡☆
鳥肌が立ちましたよ、ほんとに。笑



かけらとてバカにせず、こつこつ集めておいてほんとに良かった。


もしかしたら、誰かが拾っているカケラとウチにあるカケラが
ピッタリ合うこともあるかもしれないね(^^)
そう、この二つに分かれたものが一人の手に集まることも
すごい確立なんじゃないかと思った。

過去には陶片狂さんが割れた陶器でも、時を経てひとつになった事例を
紹介してくださっていましたが、 高嶺の花を見る気持ちで読んでいました。

いや~、何が起こるか何があるか・・・分からないけど
分からないから面白いのがビーチコーミングなんでしょうね(^^)

確かなのは、お金で買えない感動があること!だと思いません?笑

プレス硝子。

2009-06-19 14:00:01 | *硝子類
半年ぐらい前かな?

こんな硝子を拾ったのです☆

なんか食器っぽくなくて、
灰皿?と思ったけどタバコを置く窪みもなくて
なんだかわからないけど可愛いから持ってたの。笑

つい先日、全然違うものを調べてたら
偶然似たようなものを見つけ、正体発覚~。

硝子のコースターだったよぅ~!(^^)

裏側には硝子をカットして描かれたような椿が♪
でも、作り方としてはカットなどではなく、
プレス皿と同じ要領なのでしょうね。

他にもコースターには色々なデザインがあるようです。
使われた硝子の色も様々。

時代的にはハッキリしませんが、戦後の昭和っぽい雰囲気…



クリアなサーモンピンク色の可愛い硝子なのダ♪

ドキドキの瞬間。

2009-05-28 12:47:56 | *硝子類


こんな硝子に出会った時、

割れていないか??
底抜けではないか??

と毎回ドキドキします(^^)


幸いなことにこの硝子、砂に半分埋もれてはいますが
水が溜まっています!

こういう時は期待大♪



ね?(^^)
干上がった場所で水が溜まっているということは、
少なくとも底抜けの確立は低くなります♪

とは言え、やはり海で拾うものですから
擦れやカケ、多少のヒビ入り等は覚悟してます~(^^;)


ちなみにこれは・・・糊のビンかな~。(無銘なものでした)
クリーム壜でも良く似たものがあるので 実は判断が難しいところ☆

クリームの壜になると、もう少し細身で背が高い気が・・・。

皆さまはいかが思われます?

2~4月の硝子。

2009-04-25 21:26:43 | *硝子類
今回は硝子ネタです。

いつもどお~り、ビー玉満載。笑  
2本目のパスタ壜がヤバくなってきたぞ~。汗
 


古いおはじきも多かったな。

あとね、私の好物である「硝子の栓」が結構拾えた!
チョー嬉しいのダ(^^*)
↑の写真では7つの栓が載ってるんだけど、デザインがそれぞれ全部違うんだよ♪
栓マニアなのか?アタシは!?笑

真ん中の小さなグリーンの小瓶もなんと硝子製☆
昔の玩具系でしょうかね♪


壜シリーズはこれ。
実は丈が15cmぐらいしかない小さめの古いラムネ壜も拾ったのだけど
写真に入れ忘れた~。 カンピンなんだよ。シクシク
また別の機会に紹介します。



目薬壜のスポイトや、素の味の小さいバチ壜!
コルク栓式のみやこ染めや、万能薬(?)の全治水などなど。

そうそう、右上の透明なお皿のようなものが見えますか?
高台の中心に、桜のエンボスがあるのです。
ペロペロ系か?とも思ったのですが、ちょっとサイズが大きい気もするのね。

でも皿にしては小さくて浅すぎ。おままごと道具かしら。
蓋の造りではないし、杯??とも考えた。でも杯にしても浅すぎ。
結局答えは出ていないんだけど コレ気に入った(^^)

・・・でも拾ったのは「娘」ぢゃ。ハハハ。
そういえば我が家の娘っち、
今年の4月からとうとう中学生になりおってからに(^^)
中身はまだまだコドモなんだけどね~。
小学校生活もあっという間に終わっちゃった。あ~あ。

来年辺りからは一緒に海歩き、してくれないかもしれないね。
それも成長の証だから当然なんだろうけど~・・・おー寂しい。笑

月の導き。

2008-12-15 22:25:19 | *硝子類
2008年12月12日金曜日。

日が暮れてからの私はなぜか落ち着かなかった。

子供の習い事が終わり、ふと空を見上げれば
見事な満月が晴天の星空にポッカリと浮かんでいる。

風も無く、穏やか。 12月の夜なのに暖かい。
五感で感じる自然からの信号。 何故だかわからないけど
胸の中のざわつきを押し殺しきれなくなった(><;)


――― その数時間後。


なんと私達は海辺にいたのだ!笑
とうとうやってしまったのよ・・・真夜中のビーチコーミング。汗

今宵は満月。ということは大潮。
しかも今の時期は夜の方が大きく潮が引くのよね。

降り立った浜は大きく潮が引いていて 春の海を思い出す。
あぁ、そうだよね、ここまで歩けるようになるんだよね~♪
などと久々の様相に嬉しさ倍増☆

夜だというのに とても明るくて
真っ暗で怖い、危ない というイメージとちょっと違っていた。

ライトをお供にいざ出陣!笑



冬の間は顔を出さない場所から小さなインク壜を発見したり
6のエンボス入りおはじきと出逢ったり。
緑二重線の小皿は国民食器でしょうか!完品でした(^^)v



職質も覚悟の上で、浜の形状を良く理解している3箇所だけに立ち寄りました。

月明かりで明るい! とは言えやはり夜ですから
小さいものはライトの光が当たらないとわかりません。
探せる範囲はかなり狭く、見つけづらくて当然だと思っていたので
たいした期待はしていなかったのですが
初の夜コーにしては上出来の成果です(^^) 

何より 久々に海にいけてすっごく嬉しかった~!!
年の瀬が近づいてきて 仕事も習い事も大詰め☆
日中に暇な時間がほとんど無かったから本当につらかった。
や、何がツライって 海に行けないことがね。苦笑



ジジが拾った飴色の薬壜。
「二日分」とエンボスが。(^^)目盛りを数えたら
朝昼晩×2・・・なるほど、「二日分」ね!笑
三日分とか四日分もあったんだろーか?ちょっと面白い♪

でもね、私が一番嬉しかった拾い物はコレ↓なんです。

     

かわいいでしょう~??(^^*)
これね、多分ひょうたんの仲間だと思う♪ちゃんとした品種名はわからないけど
ひょうたんにもクビレのないタイプがあるんだってね。

もうカリカリに乾燥してて 振ると中から種の音がカラカラと聞こえてくる。
この種を上手く取り出せれば 来年ウチで漂着瓢箪が成るかもしれない!?

表面はさらっとしててツメでつつくと、カツンカツンと心地よい音が
跳ね返ってきます。 さぁこのかわいいひょうたん(の仲間)
どうしてくれましょうか!! 笑


* * * またまた余談です・・・笑


後日知った事ですが、12月12日金曜日の夜は、世界中のどこからでも
2008年で最大かつ最も明るい満月を目にすることができる日だったそうです。

満月は毎月生じるものだが、12日の月は今年のこれまでの満月に比べて
およそ30%明るく14%大きく見える。

月が通常よりもはるかに接近する「近地点」に達するのだ。
月は卵型の軌道で地球を周回しており、月が地球に最も接近する位置を近地点といい、
逆に最も遠ざかる位置は月の「遠地点」という。

近地点も遠地点もおおむね1カ月に1度到達するが、
月の軌道にはゆらぎがあるため、双方との正確な距離は年月の経過と共に
変化する。また、月の満ち欠けの状態(月相)もそれぞれの位置で異なる。

近地点での満月は非常に珍しい。
さらに、12日は1993年以降で月が地球に最も近付く日で、
地球からの距離は35万6566キロとなる。
なお、月がこの1年の中で最も離れた遠地点に移動するのは2週間後の
12月26日のことで、このとき地球からの距離は40万6601キロとなる。

とのこと。

そうと知らずに 月を見上げて心がざわついてしまった私は
人間というよりケモノに近かったのかもしれないね~。笑

それにしても あの明るさには驚きでしたよ。
事実を知って納得しましたが。

夜のビーチコーミングは昼間以上に危険が伴うし
ともすれば密漁者や不審者に間違われる恐れもあるため
決しておすすめはできませんが 私達は偶然、いい時に行った気がします。
(条件が良かった)
つーか、昼間に行けないからって夜中にビーチコーミングしようと思うバカは
私達ぐらいしかいないか!!!ガハハ。爆

注)良い子はマネしないで下さいネ☆

紅清を探る。

2008-11-17 20:56:01 | *硝子類


わずか4~5cmほどの小さな小壜。

これは紅清製とエンボスされた食紅の壜(^^)
庄司太一さん著書の「びんだま飛ばそ」では、
昭和20年頃の食紅のビンと紹介されていました☆

時代ごとに壜の形やロゴが変わったのか、
拾ったものの中には同じものはありませんでした。



ただ、裏にこんな印が・・・

左のマーク、または右のマークがエンボスされていました。
屋号ですかね~。

紅清製・食紅・屋号・昭和20年代・・・この4つのキーワードをヒントに
ひとつの会社に辿り着きました。
東京に存在する株式会社紅清。 なんと「紅清」というではありませんか!!
現在も食紅などの販売をしているようです。

HPなどは開設していないようなので、電話にて問合せをしてみる事に。
お忙しい中対応をして下さりありがとうございました。

会社自体はもう100年ぐらい前から存在しているということなのですが、
昔の社歴を記したものが無いため、硝子容器に入れて売っていたかどうか
わからないとのこと。
あるいはそう言った物も存在していたかもしれない…との事でした。

当時を知る人物も今となってはいらっしゃらない
と言うことなのでしょうか…?

それと、関東地区ではこの壜の存在をちらほら確認できるのですが、
関東以外の場所ではどうなんでしょう?
関東以外では他の会社の製品がシェアを握っていたとか?

知りたいことはまだまだ有ります。笑

そんなわけでこの紅清製の壜。
私の中では再度 謎が解けない(解け切れない)
魅惑の壜となってしまったのでした。(^^)

壜好きさんの聖地へ出向かなければ 謎は解けないのかな~!?


そう言えばこれに良く似たタイプの別会社の壜も拾っています。
本に出ていたからたまたま「紅清」にスポットが当たっていますが、
当時の食品用着色料も、様々なメーカーが競い合って
販売していたんでしょうね~。(^^)