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BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

神様降臨!?

2010-02-15 18:51:45 | *硝子類
わ~、自分でつけといて言うのもなんだけど
ハデなタイトル~っ。笑

JAROには通報しないで下さい。(^m^)

ワカメ採りに精を出す2時間ほど前に出会った硝子達。
中でも一際目を引いたのは 2つの青いびん。

惜しいことに両方ともクチが欠けていますけど・・・



右側のびんは目薬のびんでした(^^)v
神霊水とゆーエンボスが見えました。 
このネーミング・・・なんだか霊験あらたかな感じがしませんか?(^^)
あ・・・そう思って買っちゃう人がいたのか!
か~!!私も当時の人間だったら買っちゃってたクチだな!笑



それから、こちらは写真では非常にエンボスが見づらく申し訳ないのですが
肉眼で見ると、うっすらと「神薬」の文字が見えるのです。



今までにゲットしたことのないタイプの神薬びんでした!
よそ様のサイトではこのなで肩タイプの神薬を見たことがありますが。


他にはこんな感じです。



なんとも惜しいものばかりでしょう~?(><。)

黄色と緑の硝子のカケラは、コリャあやしいと思って持ち帰ったもの。(割れ口を見て)
帰宅後ブラックライトで確認すると・・・



ビンゴでした(^^)v
しかしウランガラスとひとことで言ってしまっても、
明るい光の下で見たとき、こうも色が違うと確信がもてませんね。
帰宅してからのお楽しみ状態です。


それから、いつものおはびーコンビ満載。



しかしですよ、写真の左下にある茶色い物体。
このサイズといい形といい、またもや泥面子の登場です。
これは碁石型の泥面子ですが、これが陸の畑から出ると、作り手さんの指紋がついていたりします。
さすがにこれは擦れてしまっているので指紋は残っていませんが。
それでも出ます!海でも泥面子(^^)


神と銘打った青いびんを二つも拾って、ルンルンな私。(^^)
なんか今回は調子よさそう♪

実はこの日の海行きは半月ぶりぐらい。
その間まともな休みもとれず、ちょっとしんどかったんだけど
久々のOFFでこんなに充実した海歩きができ、本当に嬉しかった。

おはじきも、ビー玉も。

2009-12-18 20:13:46 | *硝子類
先日掘り出した、びーだまやおはじき。



右上の大きいビー玉・・・これは今まで見たことがありませんでした。
このサイズで全体にラスター加工が施されていて、「R」のエンボス。
ガラスを切った時に残るシワも残っていました。
他のビー玉も、いびつだったり、シワが残っていたりと
作りの甘さが感じられるものが多数出てきました。



おはじきも古いものばかり。
ペコンとへこんでいるものは大正時代のものという話も。
いずれにせよ、梅の花のエンボスにラスターがかかったものや
ラスター無しのエンボスものもでていますので
昭和初期ごろまでのものが眠る、古いハケだということは間違いないのでしょうね。


クリーニングを終え、出てきたおはじきをぼんやり眺めていました。


この後の時代に出てきた、マーブルおはじきに比べると
ちょっと地味めな色合いよね~、って思っていたのですが・・・

・・・はっとしました!!!

そうかー、そうだ!この色は・・・こういうこと!この色だったんだよね!!



はっ!と気付いて、とても納得。(^^)

今まで、びんというものとおはじきを、同じガラス製品と理解しつつ
その姿の違いから、なんとなく別物のように位置付けていたのだけど

こうして並べてみることで、どちらも私が好きな硝子であり、
びんもおはじきも元は同じところから生まれてきたのだと感じ、
目で見てとても納得致しました。

溶けた硝子の小さな一塊を、
つぶせばおはじき。
丸めればビー玉。
型に流し込めば壜になる。

そうだよね、そうだったよ。(^^)

頭(知識)ではわかっていたつもりだったんだけどさ。笑



こうやって実物を並べて見て、とても納得しました。

掘って気分転換。

2009-12-16 12:48:00 | *硝子類




以前ジジが ニッキ水、ピストル型金平糖、ペロペロ、石蹴り
を拾ってきたのですが、↑おはじきやビー玉も持ち帰ってきました。

このおはビーや、他に持ち帰った硝子類(びん類)を見て、
なんとなく出所がわかっちゃった私でしたが、
ここはまだ出るに違いない!と踏んで
ようやくその場所に同行する事ができました。

場所の読みはビンゴでしたな。笑
ジジはなんで場所がわかった~!?って驚いていましたが、
拾い物から背景が見えてくるってこともあるじゃないですか。
今回はたまたまそんなカンが働いたのでしょう。

で、今回は「掘る」にチャレンジ。
普段は表面に出ているものしか拾わない私。
でもここは範囲がごくせまいし、でそうなんですよ、いかにも!
それに気づきましたか?最初の写真のおはじきやビー玉が
全てある程度古いものだということに。

そんなこんなで期待とやる気は膨らんでいたのですが、使ったのはクマデだけ。笑
それも潮干狩りのお下がりですがな。
だって本格的に掘ったことないんだもーん。汗
道具なんてもってないよ~。笑



掘り返した後に写真をとったので
砂がモリモリになっちゃってますね。汗

2人で1時間ぐらい掘ったでしょうか。
その場所の85%ぐらいは堀りつくしました。
そんな規模のばしょなんです。
残り15%ぐらいの場所は、潮が満ちてきて水没してしまったので
また次の楽しみにとっておくことにしました。

出てきたものはこちら↓



疲れました。背中や肩が痛くなるぐらい疲れました。
でも、そんなヤカラを楽しませてくれるだけのブツは出ましたよ。

狙っていたおはじきやビー玉の他に、小さなびん類も少し。
それと、意外だったのが古銭。

ジジが以前拾ったものを含めると、糊びんや調味料びん、
菓子びん類に玩具類、薬品びんも少し出ました。
小規模ながらここは海辺のハケだったのでしょうね。


コレだけ拾えればもう満足です。
この日は週末。他の浜へはもう廻らず、
車が混みだす前に帰りました。


このところ、気持ちが安定していなかったので、
海に行って何かに没頭したい!!
と思っていたので、今回のホリホリは非常に今の私向きでした。
疲れたから余計なことも考えず、ぐっすり寝れたしさ。笑
拾い物には満足できたし。

とてもいい気分転換になりました。

また明日から頑張れそうです・・・。
頑張らなくちゃね。

9~11月の硝子。

2009-12-08 19:42:50 | *硝子類
注)1回ではないです。3ヶ月分の硝子類です。
  個々の紹介は、折を見て順にしていきます。
  (そうしてUPできずにネタばかり溜まってしまうのです。う~ん・・・汗)


ちまちま拾い集めておきながら、
ちっともかたづけが進まないズボラな私。

コラコラ、もう師走ですぞ!(^^;)

ということで、ようやく9~11月分の硝子類のかたづけに着手。

まずはこうやって仕分けるんだけど・・・

チッ☆面倒だぜ!とか思いながら始めたはずが、
ひとつづつ見てるだけで楽しくなっちゃってさ(笑)
それでまた眺めちゃったりするもんだから、なかなかかたづけが進まないんです。
本当に困ったもんです。苦笑



↑ここまで仕分け終わると、なんと、小さめのザル1杯分の不要なものも出てきまして!
あぁ、かたづけって、カタをつける事なのね。と実感したり。笑

いるものといらないもの、落ち着いて見るとちゃんと見えてきたり。(^^)


おはじきが結構溜まってた事実にもビックリしたり。




これは↓意味あって別に分けたもの。
エンボスがあったり、変わった模様や特徴があるものは
別保管にしています。
欠けてるのもあるけど、それは参考資料としてでもとっておきたいもの。



こうやってようやく9・10・11月分の硝子類にカタをつけてほっとしたのもつかの間。

12月に入ってから拾った硝子達が、まだかまだかと漂白風呂の中で出番待ちをしています。(^^;)


あ”~っ・・・貝殻の仕分けもしなくちゃいけない・・・(>д<;)

・・・ハイ、やります・・・12月中になんとか・・・。できれば・・・汗


見つける
 ↓
拾う
 ↓
溜める
 ↓
片付ける
 ↓
捨てる
 ・
 ・
 ・
 ・
 ∞
この趣味を続けている限り、終わることの無い永遠のスパイラルですな。笑


ま、これがある種の喜びでもあるのか☆

ばきゅーん☆

2009-11-25 21:35:45 | *硝子類
最近私とジジは一緒に海へ行くことが少ない。

お互い予定が合わないんだな。
ジジが休みの日、私は学校があるので。

そんなジジがある日とんでもないものを持ち帰ってきた。

タイトルの「ばきゅーん☆」でピンと来た人もいるかもしれないけど。笑

私もビックリしちゃったよ~(^^)



ズバリ、ピストル型の金平糖壜ですがな!!
しょえーー!!めんたま飛び出そうになっちゃったよ!(◎д◎)笑

とはいえ海モノですから、さきっぽボッキリ・・・惜しいなァ~、ほんとにっ。





最初の写真のムッチリした手は私の手なんですけど(汗
結構しっかりした大きさでしょう?(いや、手じゃなくて壜ね。笑)
子供が持つにはちょっと大きかったんじゃないかな。
その分、中の金平糖もいっぱい入っていたのでしょうけど(^^)

しかし、なかなかに凝った作りでかっこいいよ♪
お値段も若干高めだったんじゃないだろうか。
持ち主は男の子だったんだろうと想像しちゃうんだけど、
「ゴミ」として処分されるまでは、その子の宝物だったんじゃないかな!

そして激しく銀化もしております☆

かっちょえー!! アンビリーバボー!!


硝子の栓(4)

2009-10-21 13:54:41 | *硝子類
またもや硝子の栓です。笑

これは1個しか持ってないの。

ある事に気付いてから すっごく気に入っちゃった栓。



キナリ色というか、クリーム色というか
とても微妙な色加減。

中山太陽堂から出てたクラブ美身の壜の栓だと、どちら様かのサイトで
見た覚えがあるのですが もう一度見ようと思ったらなかなかそこに行き着けないんですよー!
ムキィ~ッ(><)

あたしが見たのは幻なのか!?

でも、その時メモった紙だけが手元に残ってたんだよね。

メモの内容・・・

・クラブビシン
・中山太陽堂
・と、栓の絵

・・・だけ。

つくづく、自分の愚かさを痛感するのでした。アウゥ~(ーー;)


そ、それで、何に気付いて気にいっちゃったかというと・・・



このツマミですっっ!フガー=3
(見やすいように画像を加工したので、ちょっと上写真と色が違うけど)


最初は滑り止め加工がしてあるんだと思ってたの。

洗浄後、しみじみ見つめてたら、これが花型にエンボスされているのだと気付き、
私ゃこれにこそ「うっとり」してしまいましたよ~♪

こんな細部にまで加工されていたなんてね~、
なんか感動ー。(ToT)

ちなみにこの花、花弁1つのサイズが2mmほど。
それで4枚の花弁で1つの花が作られていました。
それがツマミ部分にびっしりエンボスされているの。

細かいぃ~!素晴らしいぃ~!




* 今日(10/21)はオリオン座流星群のピークだそうです!(夜11頃から)
  私は昨日も見ましたが、美しい流れ星を1つだけ見ることが出来ました☆
  今回は月の光が邪魔をしないので、見えやすいんだそうですよ。
  お時間に都合がつく方は夜空を見上げてみてはいかがでしょうか(^^)

硝子の栓(3)

2009-10-12 00:45:45 | *硝子類


また硝子の栓です。笑
すみません。

これは硝子壜の残像展で見たものではないのですが、
だいぶ前から正体がわかっていたので載せときます。

戦後に発売された、チキンソース壜の栓です。



チキンソースって何?と思われるかもしれませんが
いわゆるあの茶色いソースと同じようなものだったようです。

チキンソースについて調べていくうちに、ソース繋がりでブルドックソースにも
触れる事となったのですが、なんとブルドックソースって
明治40年(1907年)に発売されたんですってねー!
もちろん、それ以前から現ソースの前身となるものは造られていたようですが、
ブルドックソースが産声をあげたのが、日露戦争が終わったわずか2年後の事としって、
ちょっとおどろき。

ブルドックソースの壜、ブロ友さんの所で見させて頂きましたが
硝子にエンボスされたブルドックがvery cute!

硝子の栓(2)

2009-10-09 12:38:22 | *硝子類
今日も硝子の栓です。笑

硝子の残像展では、都内にあった牧場の話しやそれに伴う
牛乳びんも展示されていました。

ここを訪れるまで私は知らなかったのですが、
牛乳びんって透明なものばかりではなかったのですね!
コバルトブルーやモスグリーン、茶色のびんまで存在していたようです。

それに、硝子びんを使用する前は1合ぐらいのブリキ缶で販売されていたんですって。
(今でもでっかい牧場なんかではブリキを使ってなかった?)

明治に入ってから硝子びんでの販売になったそうですが、
その頃は紙や木で栓をしていたのだとか。

その後、機械栓(針金がついてるやつ)が出たようですが
次に現れた「ねじ栓」というもの。
明治40年から大正期に作られたものらしい。




これ↑自体はもう相当擦れちゃってるので、なにがなんだか
よくわからない気もするけど、当時、こういったねじ栓を作るにあたっては
相当な熟練技術が必要とされたそうです。

牛乳びんの栓は、陶器や王冠だった時代もあって
後に私たちが良く知る紙キャップへと変化していったのですね。

以前私は牛乳びんのカケラを拾ったことがありました。
ナントカ牛乳ってエンボスされてたはずなんだけど・・・
確かそれは色付きのビンで、グリーンだったとうっすら記憶しているのですが
持ち帰ったはずのそのカケラがどうも見当たらないのです。
どこかに紛れ込んじゃったかな~??(^^;)

子どもラムネびん。

2009-10-06 21:33:35 | *硝子類
これと同じもの?が杉並でも展示されていました♪

昭和10年代に駄菓子屋さんで売られていた
「子どもラムネびん」なるもの☆



高さが16cm、壜底の直径は5.2cmしかないから、ほんとに小さなラムネ壜です。(^^)

面白いのは、ビー玉を引っ掛けるクボミが壜の底の方にある事。



クチの方にもクボミはあるのだけど、どうがんばっても
この部分でビー玉が引っかかることはありませんでした。



嬉しいことにこの壜、クチが割れてないからね、
中にビー玉とゴムパッキン?が残っているのです!(^^)



ゆがんで見えるのは、きっと壜のアールがキツイせいね。(^^)

このサイズですから、子供向けなのだろうと言うことはなんとなく
思いつきましたが、昭和も10年代・・・そんな昔の壜だったとはね~!

現在のラムネはペットボトルと同じ素材のラムネ壜型した容器に入っていますが、
やはりラムネは硝子の容器に入ってる方が美味しいような気がするのは
私だけでしょうか?笑

それにeco、eco!と言うならば ラムネも昔のように硝子壜で販売し、
壜を戻したら10円バック♪ なぁんてやれば回収率も良くなりそうなのにね。

海岸ではペット材質のラムネ容器を良く目にします。
硝子は時間こそかかるかもしれないけど、いつか自然に帰る事が出来ますが
ペットボトルは自然には帰れないのですから、
そこらへんを大人もちゃんと把握し、理解し、
子供に伝えて欲しいと思います。(ダメな大人も多いけどさ~)
硝子に変わって普及しているペットボトル、便利ではありますけど
処理の仕方を間違えれば 環境破壊に繋がっていくと言う事を。





そう言えば尚さんも以前同じような子どもラムネびんを拾ってましたね♪


硝子の栓(1)

2009-10-05 21:05:17 | *硝子類
あれば必ず拾ってしまう、いや、好きで集めているモノのひとつに
硝子の栓がある。



先日行った、杉並郷土博物館分館の硝子の残像展で、
この硝子の栓と本体がみごとに展示されていました。

残念ながら私が拾ったものは↓この硝子の栓の方のみ。



パンフレットの説明によれば、これはクラブ白粉(おしろい)で
明治43年(1910年)に、中山太陽堂から販売されたものとの事。
中山太陽堂は昭和46年に、社名を株式会社クラブコスメチックに変更

とある。

発売してから何年間かはこのスタイルで売っていたでしょうから、
拾ったこの栓の全てが明治のものとは限らないし、
売れ筋の人気商品であれば、類似品なんかが出ていた可能性も
あるので これは全てクラブ白粉の栓!とは言いにくい気もするけど
なんだか感慨深いね~(^^)



本体他、この丸いツマミの部分にもラベルが貼られていたようです(^^)

カワイイよね~(^^)
化粧品にはあまり興味の無い、現代の私でさえこの栓はカワイイ!と思うのだから、
当時の女性達は斬新な容器に入ったこの白粉を、それはそれは宝物のように扱い、
化粧箱にそっと出し入れしていたかもしれませんね。

或いは使い終わった壜に、なにか素敵な、特別なものを入れて
飾っていたかもしれませんね?(^^)