思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

当たり前だが「軽車両」の自転車の交通違反も厳罰

2006-06-20 22:40:44 | 自転車

上の写真の、自転車の交通への注意を促す文言は2006年6月18日に埼玉スタジアム2002に行く前に、JR東川口駅前で見かけた。ちょっと見にくいか。
基本的には自転車も「車両」の一種の「軽車両」であって、そうなると違反行為をすると当然、クルマやオートバイと同等の厳罰が下る。信号無視、車道の右側通行(逆走)、夜間の無灯火運転、酒気帯び運転、歩行者の通行に配慮しない歩道走行、雨中に傘を差しながらの片手運転など、現状ではおそらく大半の自転車乗りがやっているこういう行為も当然違反になる。自転車が「軽車両」であることを知らない人が多すぎるんだよなあ。真っ当に乗っている人からするとものすごく迷惑。

あと最近多く見かけるのが、携帯電話を使用しながら運転している輩。これも思いっきり迷惑だよね。メールを打つときに画面を凝視するために低速走行になって車体が左右にふらついて、対向する歩行者にとっても、追い越しをするクルマや自転車にとっても危ない。特に歩道を走っているときにこれをやられるとホントに困る。僕も今年に入ってから歩道を歩いているときに4、5回、こういう携帯電話中毒者の運転する自転車に真正面から突っ込まれて痛い目に遭っている。しかもそういうやつらに限って、前方不注意でぶつかったことを謝らずに、石につまづいたり看板か何かの障害物にぶつかったのと同様に、何事もなかったかという涼しい顔で逃げ去ってしまうのが腹が立つ。これって、れっきとした「ひき逃げ」で刑事罰の対象になると思うのだが、歩行者対自転車のこういう事例は厳しく取り締まれないもんなのかね。自転車ではクルマの事故のような大惨事にはならないから、いちいち取り締まっていると面倒、ということで放っておかれているのかね。ふつうに歩道を歩いているだけなのにこういう痛い目に遭う、正直者がバカを見るのはおかしい、というか悲しい。いつからこんなふうに他人を軽視する世の中になったのかね、と道路上でヘンな自転車乗りに出くわすたびにいつも思う。
自転車による事故ももっと厳罰にすべきで、罰金刑であれば50万円以上、禁固刑であれば執行猶予なしで1年以上の期間を設けたうえで、道路上ではもっと緊張感を持たせるべきである、と思っている。僕のように交通法規遵守で乗っている多くの真っ当な自転車乗りにも悪印象がついてしまう、こんな愚行はやめていただきい。
そんなアホ自転車乗りに対しては、2006年4月15日の投稿でも触れた“馬場キック”のようなやや激しい対応で防御してから注意を促すしか現状では良い対処法が思い浮かばないのよね。何か妙案はないものかね。

今月から施行された改正道路交通法ではクルマの違法駐車の取り締まりの様子が目立っているが、それとともに警察官が自転車を呼び止めて職務質問というか注意している光景も以前よりもよく見かけるようになった。ホントに交通違反者を取り締まっているのか盗難自転車かと疑っているのか、警察官のただの点数稼ぎなのかはパッと見ではわかりにくいが、自転車に乗るさいも緊張感を持つべきだ、という意味では、違法駐車の取り締まりを民間に委託して警らなどのほかの活動にいくらか時間を割けるようになった警察官による注意行為の機会が増えて自転車のふざけた運転への抑止効果がより上がることは、自転車乗りの良識を正すうえで少しは良い傾向なのかもしれない。
最近は道路交通法の改正による駐車違反の取り締まり強化についての批判的な意見は相次いでいるが、クルマや自転車などの乗り物以外の交通、つまり歩行者の立場からすると、取り締まりの強化によっておかしな運転者たちの運転や駐停車への抑止効果が高まることは歓迎すべきことである、と思う。


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