思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

「埼玉サイクルエキスポ2015」はちょうど良い規模であった

2015-03-18 23:59:59 | 自転車
10日前に遡るが、8日(日)に、埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催の「埼玉サイクルエキスポ2015」の2日目に行ってきた。この催しは昨年から知っていたが、今年は会期のタイミングが合いまして。
自転車系の催しは久々だったが、会場の規模は数年前に行った千葉県・幕張メッセで毎年11月に開催の「サイクルモード」の4分の1程度と小規模ではあったが、ブースの出展は有名どころが出揃い、試乗コースもスポーツサイクル・シティサイクル・キッズサイクルと棲み分けがきちんとできていて、会場内の催しもいろいろあり、思ったよりも充実した内容で結局は11時すぎから終了時間の16時頃まで入り浸った。楽しかった。



会場の入口。スーパーアリーナのなかに入るのも約3年ぶりか。


会場の東側を俯瞰するとこんな感じ。
会場西側のメインステージで8日には、この催しを間借りした感じで「第3回埼玉クイズ王決定戦」の本戦が行なわれ、決勝を見届けた。出題というか問題読み上げを(「アメリカ横断ウルトラクイズ」優勝経験者でもある)能勢一幸氏が務めていたのも面白かった。埼玉県職員の能勢氏はクイズ業界のみならず県報など県内の媒体にもよく登場するくらいの県内有名人、だと思う。ニューヨークに憧れていたウルトラクイズ世代としては、ちょいと感涙。


出展・協賛団体のブースも、自転車好きであれば大概は知っている主要なところが多く出揃っていて、ホントにサイクルモードと比較しても遜色ないと思う。ただ、各ブースの出展の面積は狭く、目当てのブースは空いている頃合いを狙って計画的に行くほうがよいと思ったけど。写真は、僕も大学時代からの自転車旅の輪行袋とサイドバッグの利用でお世話になっているアズマ産業で。


会場中央のワークショップステージ(右手前)の講座も充実していた。ここで、近年の自転車業界においての才色兼備ヒロイン的な立場の絹代女史(あだ名:きぬえった)も初めて観た。


会場内にはいろいろなゆるキャラもいて、来場者と触れ合いながら鈍足で闊歩していたが、その一部の、右の(とあるブース出展らしい)初音ミク? は置いておいて、左の昨年デビューの「さいたまっち」は初めて観た。
これは前々からの埼玉県の公式キャラクターの「コバトン」と関係が深いのかと思っていたがそれとは出自が異なり、バナナマンの番組から生まれたそうで(この番組は観ていないので具体的なことはわからないが、設楽統が秩父盆地、厳密には皆野町出身だからという影響もあるのだろうね)。それで現在の埼玉県公認のゆるキャラとしてはコバトンとさいたまっちの二枚看板で活動しているので、今後はそのように認識を改めなければ。


会場内で試乗するさいは誓約書の記入と身分証明書の提示が必要。健康保険証でも大丈夫だった。それを通過すると誓約の証拠にもなるこのリストバンド型の試乗パスを着けられるが、これがあれば各ブースの試乗車を、車種を問わず乗り放題になる。


最初に、受付の近くにあったninebotの二輪を試した。一輪もあったが、難しそうだったので回避。僕はセグウェイも含めてこの類の乗り物は初体験だったが、面白い。またの機会があればもっと長い距離を乗り回したいものだ。最近は観光業や、某通販倉庫内の移動や、公園など公道ではない場所での映像作品の撮影でもこの手の乗り物が利用される機会が増えているらしいが、今後はさらに普及するだろうね。


スポーツサイクルの試乗コース。会場全体は景品のあるスタンプラリーついでに小一時間あれば一周できてしまうので、14時頃から16時の終了間際までの2時間近くは試乗車の順番待ちを繰り返してここでいろいろ乗り回していた(その合間にこことは別のシティサイクル試乗コースも1回行ったが)。ここ数年は泊まりがけの自転車旅や日帰り程度のサイクリングは低調なのだが、そろそろその復活のために新しいロードバイクが欲しくなっちゃうなあ。
ちなみに、今回の試乗で最も気になったのは(最近は「サイクリング入社式」が話題の)ホダカのスポーツバイクブランド「KhodaaBloom」で、10万円未満で重量10kg未満のロードバイクとクロスバイクは好感触だったので本気で検討し始めている。地元企業というのも惹かれる要素で。


16時の終了前のメインステージでのエンディングでは、なんか唄ったり踊ったりして盛り上がっていた。


毎秋の幕張メッセは遠いし入場料も取るので手間がかかってしばらく足が遠のいているが、さいたまのこの催しのちょうど良い規模で充分楽しめるし、ウチからも片道1時間程度で行けるくらい近いし、なにより地元の企業や団体が多く参画しているから親しみやすいし、しかも入場無料で良い情報を得ることもできるため、埼玉県民としてはご機嫌ですな。
今後も協賛してくれるところと良好な関係を保ちながら、さいたまクリテリウムとともに末永く継続してほしい催しである。


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