思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

水戸芸術館で作品展もしくは写真展というよりは、旅の表現の集大成のようなもの

2017-02-15 23:59:59 | 他人の旅話

今日、茨城県水戸市の水戸芸術館へ初めて行った。

石川直樹博士(←最近は仲間内では、最終学歴は東京藝術大学の大学院博士後期課程修了なので「博士」と勝手に呼んでいる)の「写真家」としての展示は、これまでに東京都内で開催のものは結構観に行っているので、今回の展示物も全体の7割くらいは既視感があったが、関東地方の芸術系のハコでは比較的有名なここで写真展を開催するようになったくらいに今や大写真家である博士の、旅の集大成の空間演出がどんなものかは確認したかったので、来週末までの会期中になんとか滑り込むことができて良かった。

肝心の写真のほかに順路の終盤で、これまでに出版した著書や写真集とともに近年の旅や登山の装備および記念品? の箱型の展示もあったが、そのなかに(世間一般的に世界七大陸最高峰最年少登頂で有名になった)早稲田大学時代より前の幼少期からの写真も混ぜていたのは可笑しかった。

まあ僕個人的には既視感があるということで、出かけたのは平日だったので少なかったがほかの(博士の写真を初めて観に来たらしき)来場者の反応も併せて楽しめた。ちなみに、女性の割合が高かった。

結局、ここへの交通費や鑑賞料金などで7000円超の出費になってしまったが(青春18きっぷ期間中ではないのが痛い……)、最近はいろいろあって外出しにくい状況下での日帰り小旅行ということにしておけばまあいいか。前々から気になっていた水戸芸術館の造りもわかったことですし。

ホントは久々に水戸へ行ったのだからほかにも観光として十数年ぶりに偕楽園も行きたかったのだが(先日ようやく『ブラタモリ』水戸編の録画を観て、この近辺の梅林以外の新たな愉しみ方も参考になったし)、それはまた近いうちに。


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