思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

16日(土)の仙台市青葉区・宮城野区

2011-04-26 09:00:00 | 東日本大震災
の写真をひとまず。注釈は後日追記するかも。
もちろん、日々復旧は進んでいて状況は常に変化しているだろうから、実際に僕が行ったときの写真だということはご注意を。


●仙台市青葉区(16日9~12時)


4年前に拙著の営業でも訪れた仙台では老舗の書店「金港堂」。


宮城県庁。




仙台駅の新幹線ホームの復旧工事はこんな感じで行なわれていた。25日(月)に運転が再開して良かったね。


仙台ロフトでたまたま入った大用のトイレのタイル。

●仙台市宮城野区(13~18時)




ある生協では店内がまだ復旧していないので、商品を外に出して買い物かごに入れながら販売していた(天候変化への対応もあってあまり店を広げられないので、品数も限定される)。レジも稼動していなかったので会計は電卓で、しかも商品の価格も釣り銭の出しやすい50円や100円単位に設定して販売していた。
もっと壊滅的な石巻市以北でも、イオンや西友ほどではない小規模のスーパーや商店ではこういった対応がまだまだ多いのではないかと察する。


東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地








瓦礫とともに、プロパンガスがそこらじゅうにごろごろ転がっていた。









自衛隊によってこんな感じで道路の通行は確保されていた。こういうところを歩いて今回の自衛隊の活躍は凄いね、とホントに実感したわ。


普通乗用車ならまだしも、大型車もこういう惨状だから。






七北田川河口付近。おそらく地元民による、再起を誓う教会? が設けられていたりとか。




こういった外壁がスカスカの状態の工場もいくつかあった。地震と津波と火災とで3重にやられたのだろうか。






近所にキリンビール仙台工場があるが、津波で流失した製品がごっそり固まって漂着しているところもあった。これは道路脇の小川に隙間なくびっしり沈んでいる様子。ちなみにほぼ未開封状態なので、試しに缶やペットボトルの中身を開けてみると問題なく飲めた(ように思う)。でもこういうのは家屋や工場やクルマなどに比べて優先順位は低いだろうから、片付けはかなり後回しだろうね。


ほぼ平常に戻っている仙台駅周辺はともかく、その高いビルが林立する中心街と、そこから路線バスと徒歩で1時間半程度で行ける(クルマであれば30分もかからないか?)、宮城野区東部の海に近い土地との数kmの距離でこんなにも被害の差があるのか、とその落差にしばし呆然となった。仙台市内でもこのような壊滅的な土地はある。
仙台市内のこれらの地域でも、数時間視ただけでもボランティア活動で踏み込むなんてまだ無理な状況の場所が多く、まだまだ自衛隊・消防隊頼みか。


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