思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

南北からの支援・応援の機運

2012-03-11 23:59:39 | 東日本大震災
東日本大震災から1年の今日、僕は特に外出して何かの催しに参加することもなく(まあ故障した右足の養生のためでもあるけど)、朝から晩まで18時間近く、震災関連のテレビ番組をつらつらと観ながら、いろいろ思い出したり考えたりした。
僕個人的な昨年の3.11での強い印象は池袋駅構内の冷たい床で寝たような帰宅困難者? になったことだなあ(でもこんなのは東北に比べたらたいしたことないけど)、とか、いろいろ。

正直、直接的に被災していない立場の僕からすると、まあこの日に思うことは大多数の国民と同じことだろうが、今後も特に東北の太平洋岸の地域を注視し続ける姿勢は変わらない。今年も機会を見つけてはできるだけ彼の地へ出かけたいし、それが難しければ支援金を拠出したいし、もちろん国政と東京電力の不備も注視し続けたいし。

で、先々月と先月に北海道と沖縄県へ行ったさいに見かけた、東北への支援・応援の機運が本土よりは少ないのは距離的にも致し方ないことはわかるが、たしかにあることも知ったので、その写真を。



1月、JR札幌駅。目立つところにあった。


2月、那覇市の国際通りを通る路線バスの側面に大書。ちなみに県内では公共施設やスーパーなど各所で「ちばりよー(頑張れ)」の言葉もよく見かけた。


おまけ。成田空港の国際線出発ロビーにある募金箱。日本の通貨が大半だが各国の硬貨や紙幣も入っていた。


実際に北海道と沖縄県へ行ってみると、その遠方からの特に人的なカタチの東北への支援に向かう人というのは時間的経済的にも大変だよなあ、と実感したが(東北に関する情報も、いくらインターネットが普及したといっても僕の住む関東地方よりも得難くも感じた)、それでもそういったハンデを乗り越えて行動に移している人は地元紙などを読んでも、年をまたいだ今も多少はいることがわかった。それに特に沖縄県では米軍基地問題が依然横たわっているなかでそういう声を上げるのは大変だろうが、行動するのはたいしたものだと思う。

今後もどちらかというと人的よりは金銭的なほうが主体になると思うが、支援が継続されるといいね。


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