思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

4年後は、目に見えて交通が改善

2015-03-11 23:59:59 | 東日本大震災

東日本大震災から4年経ち、当然ながら今日の節目の日を中心に前後の数日間は、原発および福島県の風評被害の問題も含めて東北各地に関する報道の量も一時的に増えるのは毎春恒例になってきた。
今日の日中は在宅だったので14時46分前後のテレビ番組を観ていると、伝え方に難のある番組もあるにはあったが、2、3年前に低く予想していたよりも各種媒体が引き続き取材に力を入れていて報道に限ってはまだまだ「風化」はしていない印象で、その点は悪くないと思う。

それで、僕個人的に今年の東北のできごとで最も注目しているのは、昨年の国道6号の全通(ただしクルマのみ)以降の福島県から宮城県の海沿いの交通の改善ぶりで、Yahoo!地図ブログの6日付の記事と地図を改めて眺めてもわかるが、1日(日)の常磐自動車道の全通も特に物流面でかなり好影響と思われる。東京近郊から、仙台までの浜通りの各地を高速道路1本で行けるようになったから。また、今後のJRの運転再開に期待が高まる。

そんななか、クルマなし人間で人力移動とともに公共交通好きでもある僕としては特に、1月末からのJR常磐線・竜田駅と原ノ町駅を結ぶ代行バスの運行が最も気になる。竜田駅は12年9月、原ノ町駅は11年12月に行ったきりでご無沙汰なので、バス利用で近いうちにぜひ。
JR東日本・水戸支社に運行情報があるが、バスの本数は需要がまだわからないから1日2往復と少なめではあるが、(JR列車と乗り換えの接続がないことには目をつぶるとして)運行すること、路線をつなげることに大きな意義があると思う。
10日(火)に政府の、常磐線は3年後までに全線復旧の方針が示されたが、(これまでに本ブログでもしつこく言っていることだが)クルマに乗らない・乗れないから、そして純粋に鉄道を好んで望んでいる人もいるので、こちらも期待したい。

ちなみに、今日の震災関連の報道で最も良かったのはツイッターで知った、(上の実物写真もあるが)今日付の東京新聞朝刊1面の空撮写真で、これもまた東北のなかでも特に国道6号を取り上げた記事に力を入れているので、かねてから東北のなかでも仙台以南の地域を注視している僕としてはとても良い報道である。

さらに地域をもっと絞って4年前から気にしている亘理町も、名産の苺の出荷に関する朗報もあるね。また先日、NHK『鶴瓶の家族に乾杯』で1月中旬に笑福亭鶴瓶と大竹しのぶが巡っていた様子も観て町の近況はよくわかったが、ここもなんだかんだで3年以上もご無沙汰なので早めに再訪しなければ。

現状、もろもろの事情が上手くいけば早ければ4月中に1回行けそうな感じだが、また計画倒れにならないように善処したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿