温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

間もなく庭で大合唱です! アオマツムシ(青松虫)の幼虫

2017年08月26日 | 昆虫
 ① 夜に虫の音が聞こえるようになってきました。
 庭の幹に、アオマツムシ(青松虫)の幼虫を見つけました。
 幼虫を見るのも写すのも初めてです!




 ② アオマツムシは、明治時代に中国大陸から日本に入り帰化した外来種という説が一般的です。
 これは、昨年の9月15日に写したアオマツムシの鳴いているオスです。
 翅をこすり合わせて「リーリーリー」という大きな甲高い声で鳴きます。
 虫の音に秋の夜の情緒を感じるというより、喧しい程の大合唱です!




今夜は美味しい塩茹で! ラッカセイ(落花生)

2017年08月25日 | 野菜
 ① ラッカセイ(落花生)が順調に育ちました。
 ラッカセイを3畝も作ったのは、初めてです。


 ② 株を抜いてみると、土中に沢山の落花生ができていました。



 ③ 落花生の塩茹では、完熟したものより、完熟一歩手前の柔らかいモノが美味しいですねえ。
 隣の野菜師匠によると、この時期はまだ出荷量が少ないので、小さなパック(約30粒)が、400円もするそうです。
 う~ん・・、我が家は1回に4パックは食べますねえ。



アブラムシの天敵! クサカゲロウ(草蜉蝣)の幼虫

2017年08月24日 | 昆虫
 ① 草に小さな綿の塊ようなモノがついていました。
 よく見ると、3本の脚が見えます。
 つまり、6本の脚を持った昆虫です。


 ② 大きさは5mmほどです。


 ③ よく見ると、赤丸のように頭部の先に、まるでクワガタムシのように長い大あごがあります。
 これでアブラムシを捕らえて食べるので、農家にとっては害虫をやっつけてくれる益虫ですかねえ。
 実は、これは、クサカゲロウ(草蜉蝣)の幼虫です。



 ④ 成虫は、緑色のきゃしゃな身体と薄く弱々しい翅を持つ夜行性の昆虫です。




 

幼虫は可愛いですねえ! ツチイナゴ、チャタテムシ、セスジツユムシ

2017年08月23日 | 昆虫
 ① 草むらでツチイナゴ(土蝗)の幼虫に多く出会いました。



 ② 成虫になると、越冬するために褐色に変身しますが、この時期は綺麗な緑色です。
 しかし、一人前に「涙目」になっていますねえ。


 ③ 竹にまるでゴキブリの子供が群れているように見えるチャタテムシ(茶立虫)の幼虫が集団でいました。
 木の幹に生えるコケや藻類,キノコなどを食べています。
 チャタテムシの名前の由来は、チャタテムシがたてる音が茶せんで抹茶をたてているときにでる音に似ているためのようですが、一度聴いてみたいものです。



 ④ セスジツユムシ(背条露虫)の幼虫です。
 キリギリスの仲間の交尾は独特で、オスが精子の詰まった「精包」をメスに渡します。
 秋に、この場面が写したいですねえ。



楽園には地獄もある女郎花! キオビツチバチ、ヤマトシジミ、キムネクマバチ、ハラビロカマキリ

2017年08月22日 | 昆虫
 ① 庭のオミナエシ(女郎花)は、小さな黄色い花が密集して咲くので、色々な昆虫がやって来ます。
 胴長のキオビツチバチ(黄帯土蜂)のメスが吸蜜にやって来ました。


 ② キムネクマバチ(黄胸熊蜂)のお母さんが、子どものための花粉を集めにやって来ました。
 ヤマトシジミ(大和蜆蝶)たちが吸蜜しています。


 ③ 多くの昆虫には楽園ですが、花陰ではハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の子虫が、昆虫を狙っています。



 ④ 今日は、ヤマトシジミ(大和蜆蝶)を捕まえ、食べています。楽園が一挙に地獄です。
 オミナエシを漢字で「女郎花」と書きますが、どうも「女郎」という漢字に違和感を覚える人も多いと思います。
 それは、江戸時代の「女郎」に対するイメージからだと思います。
 しかし、「女郎花」の漢字が当てられたのは「平安時代」で、「女郎=貴族の令嬢の敬称」という意味があります。
 これなら黄色の綺麗なオミナエシのイメージに合いますねえ。



温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ