温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

フユシャクガ(冬尺蛾) 冬に活動する不思議な蛾!

2022年12月18日 | 昆虫
① 落ち葉の積もった小道を歩いていると、小さなガが飛び出し、枯れ葉の間に止まりました。

② 角度を変えて翅の様子が分かるように写しました。
 「クロオビフユナミシャク(黒帯冬波尺蛾)」ではないかなと思います。
 自信がないので、北海道の「だんちょうさん」に教えてもらいたいと思っています。

③ フユシャクの仲間は名前のように冬に活動しますが、メスには翅がない(または極端に短い)ので飛ぶことができません。
 そこで、メスはフェロモンを発散し、オスを呼び寄せ交尾します。
 しかも、幼虫時代に蓄えたエネルギーで成虫は一切食べることなく冬を過ごします。
 フユシャクのメスと交尾を写したいですねえ。


ヤツデ(八手)は、ハエ媒花!

2022年12月16日 | 昆虫
① ヤツデ(八手)の白い花が咲いていました。

② 花に小さな昆虫が群がっていました。

③ オレンジ色の部分に蜜が出るので舐めに来た「ミドリイエバエ」たちのようです。

④ 花粉を媒介する「虫媒花」は、ハチ媒花、チョウ媒花、ガ媒花、ハエ媒花、甲虫媒花の5種類に分けられます。
 12の寒い時期に咲く「ヤツデ(八手)」は、寒い時期にも活動する「ハエ」を頼りにする「ハエ媒花」ですねえ。
 


クビキリギスとミナミアオカメムシ 白菜の中で越冬中!

2022年12月13日 | 昆虫
① 久々の雨で瑞々しくなった白菜を収穫してきました。
 外側の葉をむいていくと、葉の間に「クビキリギス」が出てきました。
 白菜の中で、成虫越冬している個体です。

② よく見ると、「ミナミアオカメムシ」も2匹いました。

③ 「クビキリギス」は草むらに返してやりましたが、イネの害虫である「ミナミアオカメムシ」は抹殺しました。

④ 普通のヒートテックの1.5倍の暖かさがある「極暖」を上下4着を買ってきました。
 これで、冬の屋外活動が安心してできますねえ。


ホソヒラタアブ、ナミハナアブ、ヒメアカタテハ 冬を生き延びる!

2022年12月10日 | 昆虫
① 今日は、過ごしやすい暖かな日でしたねえ。
 公園の「マサキ(正木)」の実が赤く熟して割れ、赤い仮種皮に包まれた種が4個現れていました。

② 「トベラ(扉)」の実もはじけて粘着質の赤い種子が顔を出していました。
 種子は、 無味無臭で美味しくないので野鳥もほとんど食べません。
 「トベラ(扉)」とは変な名前ですが、枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれました。

③ 「トベラ(扉)」の葉の上で、成虫越冬する「ホソヒラタアブ(細扁虻)」が日光浴をしていました。

④ 公園の花壇で黄色の花(名前が分かりません)で成虫越冬する「ナミハナアブ(並花虻)」が吸蜜していました。

⑤ 同じ花で、やはり成虫越冬する「ヒメアカタテハ(姫赤立羽)」も吸蜜していました。
 こんな暖かい日が続いてくれるとイイですねえ。


アキアカネ、ヒメクダマキモドキ  クリスマスまで生き延びるか!

2022年12月08日 | 昆虫
① 「たんトピア」は、すでにクリスマスの準備ができていました。

② 朝は冬の寒さを覚えるこの頃ですが、陽だまりには「アキアカネ」が元気に飛んでいます。

③ 目につくのは、すべてオスです。
  メスは、死んでしまったのかな。

④ 紅葉したサクラの枝の間に緑色を見つけました。

⑤ 遠目には、まだ紅葉しない緑の葉があるのかなと思いました。
 しかし、よく見ると「ヒメクダマキモドキ」が2匹いました。
成虫越冬できないアキアカネもヒメクダマキモドキもクリスマスまで生き延びるでしょうかねえ。


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