温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

念願の出会い! アケビコノハ(通草木葉蛾)の幼虫

2018年06月30日 | 昆虫
 ① 今日は、西尾のいきものの里で、念願だったアケビコノハ(通草木葉蛾)の幼虫を撮ることができました。
 ヘクソカズラの葉や茎を食べて(下側が頭部)いました。




 ② 体前部に大きな目玉模様があります。
 刺激を与えると、目玉模様が目立つように姿勢を取り、威嚇します。



 ③ これは、2年前の11月に庭で写したアケビコノハ(通草木葉蛾)の成虫です。
 姿は、名前のようにまるで枯れ葉のような擬態です。
 幼虫は、名前のようにアケビやムベを食草とすると言われていますが、今回はヘクソカズラを食べていました。



巨大なヤゴの抜け殻! オニヤンマ(鬼蜻蜓)かな

2018年06月29日 | 昆虫
 ① ヨウシュヤマゴボウの葉裏に巨大なヤゴの抜け殻を見つけました。



 ② 掌に乗せてみると、ゆうに4㎝以上あります。
 体型からすると「ヤンマ」の仲間かなと思います。



 ③ この時期に渓流で往復飛翔する巨大なトンボで思い出されるのは、オニヤンマ(鬼蜻蜓)です。
 これは、去年の7月上旬に写したオニヤンマ(鬼蜻蜓)です。
 この抜け殻がオニヤンマ(鬼蜻蜓)だという確証はありませんが、可能性はあると思います。



ジャパニーズ・ビートルの北米侵略! マメコガネ(豆黄金)

2018年06月28日 | 昆虫
 ① 今日、神社で今年初めての「クマゼミ(熊蝉)」の鳴き声を聞きました。早すぎますねえ。
 そして、木にカシワマイマイ(柏舞々蛾)のメスを見つけました。
 以前、西尾のいきものの里では沢山の幼虫を見つけましたが、神社で大発生しないでほしいですねえ。





 ② この時期、野道を歩くと、沢山のマメコガネ(豆黄金)が植物を食い荒らしているのに出会います。
 様々な農作物の葉を食い荒らすので、農家にとっては害虫です。




 ③ 繁殖力も旺盛です。
 マメコガネは日本在来種ですが、1912年以前に、日本のアヤメの球根に幼虫が紛れ込んで北米に渡りました。
 そして、大発生し重大な農業害虫となってしまいました。
 そのため、ジャパニーズ・ビートルの北米侵略と騒がれました。



憎い奴の名前は! カレハガ(枯葉蛾)の幼虫

2018年06月27日 | 昆虫
 ① 庭の隅に鉢植えにしたあったハナモモ(花桃)の幼木を地植えにしました。
 若葉も出てきて来春を楽しみにしていたのに、ここ数日で葉が丸坊主になってきました。




 ② 最初、根付きが悪くて枯れてきたのかと思いました。
 ところがよく見ると、巨大(体長9㎝ほど)なカレハガ(枯葉蛾)の幼虫がいました。
 あまりにも木肌に似ているので、見過ごしていました。




 ③ 憎い幼虫は、即 天国へ逝ってもらいました。
 成虫は、まだ写したことはありませんが、名前のように「枯れ葉」にそっくりです。



繊維のダイヤモンド! ヤママユ(山繭)の幼虫

2018年06月26日 | 昆虫
 ① 里山のクヌギの幹に緑色の大きな芋虫を見つけました。
 大きさは、5㎝くらいです。



 ② ヤママユ(山繭)の幼虫です。
 大きさから蛹になる前の「5齢幼虫」だろうと思います。



 ③ これは、昨年の9月下旬に、同じ里山で見つけたヤママユ(山繭)の成虫です。
 翅を広げると10㎝以上の大きな蛾です。



 ④ 今年の2月に安曇野の温泉巡りに行った際、「安曇野天蚕センター」に立ち寄りました。
 そこで、繊維のダイヤモンドと言われる天蚕糸をとる黄緑色の綺麗な「繭」を見学しました。
 今年は、この里山で繭を見つけたいですねえ。



 ⑤ この繭7~8個で一本の糸にするそうです。
 この天蚕糸で織った優美な光沢のある着物が展示されていました。
 一着 550万円だそうです。
 里山で繭をセッセと集めますかねえ!


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