温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

毒に要注意! アカイラガ(赤刺蛾)の幼虫

2017年07月31日 | 昆虫
 ① 柿の葉に、今まで見たことのない緑色の幼虫を見つけました。



 ② よく見ると、ぷにょぷにょした感じのこぶが一杯で、可愛く見えます。
 触ってみたい気がしましたが、調べてみるとアカイラガ(赤刺蛾)の幼虫でした。
 イラガ(刺蛾)の幼虫ですので、毒針を持っています。
 触らなくて良かった!
 これから色々なイラガ(刺蛾)が出てくるので、柿の葉を見回らなくてはねえ。



トマトも大好き! カブトムシ(兜虫)のメス

2017年07月30日 | 昆虫
① 中玉トマトの最盛期は過ぎましたが、まだ沢山なっています。


 ② 隣の神社から多くのカナブンがやって来て、トマトを食い漁っています。
 今朝は、一つのトマトの中に食い入るようにカナブンとカブトムシがいました。


 ③ トマトの中から取り出してみると、カブトムシのメスでした。
 今年は、公園でカブトムシの姿を見ていないので、嬉しい出会いです。
 オスも見たいので、庭にスイカの皮を置いて、おびき寄せようかな。

紫色の構造色が美しい! コムラサキ(小紫)のオス

2017年07月29日 | 昆虫
 ① 公園の木に沢山のカナブンが樹液に集まっていました。
 そこへ、コムラサキ(小紫)がやって来ました。



 ② 「俺にも吸わせてくれ!」と言わんばかりに、ゼンマイのように巻いていた黄色の口吻を伸ばして、樹液を吸い出しました。



 ③ 場所を少し移動するたびに、翅を広げます。
 綺麗な紫色が見えます。
 コムラサキ(小紫)のオスですねえ。
 メスは茶色で、色合いも地味になります。



 ④ 見る角度によって、紫色に見える位置や広さが変化します。
 いわゆる「構造色(翅の微細な凹凸を利用して紫色に発色する仕組み)」ですねえ。



鬼のパンツを履いています! オニヤンマ(鬼蜻蜓)のオス

2017年07月28日 | 昆虫
 ① オニヤンマのオスが、里山の清流域をメスを求めて往復飛翔していました。
 体力があるのか、長いコト飛び続けています。
 やっと、近くの木にとまりました。 



 ② 多くのトンボは腹を水平方向に持ち上げて止まりますが、オニヤンマは爪を草木に引っかけて大きな体を吊り下げます。



 ③ 腹長はオス70mmくらいで、日本最大のトンボです。
 名前の由来は、鬼のような厳めしい顔つきで、黒と黄色の段だら模様を、鬼が履いているトラのパンツに見立てたことです。
 しかし、高い位置に吊り下がっているので、まだ正面から鬼の顔を写したことがありません。
 いつか写したいですねえ。




麩まんじゅうを包む葉です! サルトリイバラ(猿捕茨)

2017年07月27日 | 植物
 ① 里山でサルトリイバラ(猿捕茨)に果実が付いているのを見つけました。
 雌雄異株なので、これは雌株ですねえ。
 今は緑色ですが、秋には真っ赤になるので、生け花にも利用されるようです。



 ② トゲが鋭いので「猿を捕らえるほどだ!=サルトリイバラ」ということで名前が付きました。
 私も、写真を撮るときに痛い目をしたことがあります。
 俗称は、「山帰来(サンキライ)」です。
 葉は円形で独特な形をしています。
 塩漬けされたサルトリイバラの葉で包んだ「麩饅頭(ふまんじゅう)」が有名ですが、しっとりとした食感で、葉の香りや塩気がアクセントとなっています。



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