温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

気の弱い人は観ないほうが・・・ 蛙を飲み込むヤマカガシ(山楝蛇)

2017年10月31日 | 植物
 ① あぜ道を歩いていると、カエルが細い農業用水に飛び込みました。
 その後を追うようにヤマカガシ(山楝蛇)が用水に入っていきました。


 ② 追いかけられるカエルは逃げ惑いますが、飛び込んだ用水が深く細いため、外に出ることができません。
 ついに、ヤマカガシ(山楝蛇)に足をくわえられてしまいます。



 ③ 毒を打ち込まれたのか、大人しくなったカエルを飲み込み始めました。


 ④ どんどん飲み込まれていきます。



 ⑤ とうとうすべて飲み込みました。



 ⑥ カエルが体内を移動する部分が膨らんでいます。
 「美味しかった!」と言わんばかりに舌をチョロチョロと出していました。
 この間、5分の出来事です。
 ヤマカガシ(山楝蛇)も栄養を蓄えて、冬眠に入るんでしょうねえ。


母は強し! キムネクマバチとタイワンタケクマバチ

2017年10月30日 | 昆虫
 ① 花壇でキムネクマバチ(黄胸熊蜂)のメスが吸蜜していました。
 きっと枯れ枝の巣穴にいる子供たちと冬を過ごすために蜜や花粉を集めているのだろうと思います。




 ② 近くにはタイワンタケクマバチ(台湾竹熊蜂)のメスも吸蜜していました。
 やはり竹の巣穴にいる子供たちと冬を過ごすために蜜や花粉を集めているのだろうと思います。
 ともにお父さんは死んでいません。
 翅がボロボロになっていますが母は強いですねえ。




温泉渡り鳥の独り言 -謎の僧 空海と温泉ー

2017年10月29日 | 秘湯巡り
 雨が降り続いて外出もままならないので、温泉にまつわる雑感を書きたいと思います。
 ① 日本には約3,000か所の温泉があると言われています。
 その中で、昔から親しまれてきた自然湧出の温泉は、近郷の農民、杣人、猟師が見つけたものです。
 例えば、長野県の「葛温泉」は「クズ(葛)の根」を採集に山に入った農民に発見されました。
 温泉の発見の切っ掛けは、「鳥獣が傷を癒していた」というものが多いです。
 しかし、これは温泉の効能の信ぴょう性を持たすためのフィクションと思われます。  
 また、発見者が一般人ではなく、行基、空海という有名な高僧の場合があります。
 これは、僧侶が医薬にも精通していて、湯治で傷や病を癒すことと信仰によるご利益と結びついたものと思われます。
 私は、これまで空海が開湯したと言われる温泉に19か所浸かりました。
  ▼東道後温泉(愛媛)▼関金温泉(鳥取)▼ 龍神温泉(和歌山)▼赤引温泉(愛知)▼ 鹿塩温泉・海ノ口温泉(長野)
 ▼湯村温泉(山梨)▼修善寺温泉・伊豆山温泉(静岡)▼川場温泉・法師温泉(群馬)▼出湯温泉・清津峡温泉・関温泉・燕温泉(新潟)
 ▼弘法大師温泉(茨木)▼大塩温泉・芦ノ牧温泉(福島)▼ あつみ温泉(山形)   ※九州は未湯
   写真は、お寺の境内にある「出湯温泉(新潟)」です。

 ② 空海(弘法大師)は、謎の多い僧です。
 空海の略歴は、以下の通りです。
〇774年 讃岐国(香川県)生誕
〇793年 19歳の頃から四国・熊野の山中で修業(この間に何をしていたか不明)
〇804年 31歳で第16次遣唐使の私費留学生となる
〇806年 20年の予定を2年で帰国
〇816年 43歳朝廷より高野山を賜る
〇821年 48歳日本最大農業用ため池「満濃池」の改修・指揮をする
〇835年 61歳 入定
謎1:第16次遣唐使の中には、最澄もいました。
最澄は、天皇の護持僧で国費で1年間派遣されました。
その費用は、金銀数百両と言われます。
ところが、空海は無名の僧で、私費留学生でした。
しかも、20年間の留学費として「砂金」を持っていました。
いったい莫大な砂金をどう入手したのでしょうか。
しかし、20年間という約束を破って、たった2年で帰国します。唐では、密教、土木技術、薬学を学んできましたが、早急に帰る必要性があったのでしょうか。
バックにいたパトロン(ある一族)の存在が気になります。

謎2: 空海開湯伝説の残る温泉は、北海道を除く全国にありますが、入定までのたった18年間ほどの間に開湯されています。  
現在の情報化社会では、空海の顔を誰でも知ることができますが、当時は空海を知っていた人は何人いたでしょうか。
開湯した空海は本当に一人だったのでしょうか。写真は、「弘法大使温泉(茨木)」の玄関にあった像です。 【続く】


サインは白いCです! キタテハ(黄立羽)

2017年10月28日 | 昆虫
 ① 昨日 高山の町を散策しているとき、庭先のツワブキの花にキタテハ(黄立羽)がいるのを見つけました。



 ② この時期は花が少ないので、ツワブキに吸蜜にやって来る昆虫は多いですねえ。


 ③ 後ろ翅の裏側には、トレードマークの「白色C」があります。


 ④ やっと翅を開いて、表を見せてくれました。
 綺麗なオレンジ色です。
 名前が「キタテハ(黄立羽)」というのは、夏に発生する成虫(夏型)はくすんだ黄色をしているからです。
 この個体は秋に発生する成虫(秋型)で、このまま越冬に入ります。
 まもなく高山も冬を迎えますねえ。



飛騨高山温泉でゆったり!

2017年10月27日 | 秘湯巡り
 ① 絶好の秋日和に飛騨高山温泉へ行ってきました。
 ひるがの高原SAから見た白山は、すでに白く積雪していました。



 ② SAの壁に、「エサキ モンキ ツノカメムシ(江崎 紋黄 角亀虫)」がいました。
 背中のハートマークが独特で、幸先の良い出会いでした。
 荘川ICを過ぎると、標高千メートルを超える高速道路の両脇は、全山錦の装いでした。




 ③ 宿泊は、「高山グリーンホテル」です。
 部屋からは、冠雪した笠ヶ岳や穂高連峰が展望できました。



 ④ また、乗鞍岳も綺麗に見えました。




 ⑤ 家から3時間で到着できたので、父がホテルで休んでいる間に高山の町を散策しました。
 足湯は2か所あり、これは「さくらの足湯」です。


 ⑥ これは、「花里の湯」で、外国の親子が足湯を楽しんでいました。




 ⑦ 高山陣屋まで15分ほどで行くことができました。
 平日なのに、古い町並の通りは多くの人出で、外国の観光客が目立ちました。


 
 ⑧ ホテルの温泉は、撮影禁止だったので写すことはできませんでしたが、弱アルカリ性泉です。
 大型ホテルの宿命で、かけ流しは難しく、わずかに塩素臭がしました。
 まあ、飛騨牛が美味しかったので、ヨシとしますかねえ。



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