温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

クロコノマチョウ(黒木間蝶) 終齢幼虫、前蛹、蛹!

2022年07月31日 | 昆虫
① クロコノマチョウ(黒木間蝶)の幼虫を見に池に行きました。
 コバネイナゴの幼虫が、ヨシの切れ端を前脚で持って食べていました。
 こんな食べ方は、初めて見ました。

② 先週、クロコノマチョウ(黒木間蝶)の終齢幼虫がいた場所です。

③ 予想通り、綺麗な蛹になっているのを見つけました。

③ 透き通るような緑色の蛹です。

④ 葉裏に、終齢幼虫から脱皮して蛹なる前の「前蛹」を見つけました。
終齢幼虫から蛹になる様子が見られると期待し、1時間ほど粘りましたが、熱中症になりそうで退散しました。 


ニジュウヤホシテントウ(二十八星天道虫) ナス科の害虫!

2022年07月30日 | 昆虫
① 食い荒らされた葉の上に、斑点の多いテントウムシがいました。

② 翅に細かい毛が密集して生えているため、くすんだ色合いになっている「ニジュウヤホシテントウ(二十八星天道虫)」です。
 翅に28個の斑点があるので「ニジュウヤホシ(二十八星)」という名前が付いています。

③ 一般に「テントウムシ(天道虫)」は、肉食でアブラムシを食べてくれる益虫です。
 ところが、ニジュウヤホシテントウ(二十八星天道虫)は、草食性の変わった天道虫です。

④ 特に、ナス科の葉を食い荒らし、ジャガイモの大害虫として知られています。
 テントウムシは、益虫なのに益虫でないことから「テントウムシダマシ」という別名があります。
 


オオホシカメムシ(大星亀虫) 落ち着いた赤と黒!

2022年07月29日 | 昆虫
① アカメガシワの花穂が目立つようになりました。

② その花穂に昆虫が群れていました。

③ 体長19mmほどの落ち着いた赤と黒の配色が美しいオオホシカメムシ(大星亀虫)たちです。

④ オオホシカメムシ(大星亀虫)は、成虫越冬する亀虫です。
 よく似た配色の「ヒメホシカメムシ(姫星亀虫)」というのがいますが、「ヒメ(姫)」と言うようにオオホシカメムシ(大星亀虫)より小さいです。


キアシナガバチ(黄脚長蜂) 獲物を5回に分けて!

2022年07月28日 | 昆虫
① 11:40 庭でキアシナガバチ(黄脚長蜂)が、獲物(セスジツユムシのメスか)を捕らえていました。
 すでに、頭部が切り離されています。

② 11:42 幼虫に与える肉団子を作って飛び立ちました。

③ 獲物を見てみると、胸部の肉が綺麗になくなっています。
頭部は、「いいモノ見つけた!」とばかりにアリたちが運び去りました。

④ 11:45 キアシナガバチ(黄脚長蜂)が戻ってきて、再度肉団子を作り始めました。
 周りには、まるで「バラバラ殺人事件」のように切り離した獲物の脚が散乱しています。

⑤ 11:49 3回目の肉団子づくりです。

⑥ 11:53 4回目の肉団子づくりです。

⑦ 11:59 5回目は、太い脚を持ち去りました。
 獲物は、勿体ない精神で無駄にしないですねえ。
 数分で帰ってくるので、巣が近くにあると思います。
 


クマゼミ(熊蝉)の交尾

2022年07月27日 | 昆虫
① 昨夜の雷は、凄かったですねえ。
 庭のサクラの幹には、クマゼミやアブラゼミが集団でいました。

② その中に、交尾をしているクマゼミ(熊蝉)がいました。 
 しかし、接合部が鮮明でないので、色々探してみることにしました。

③ 王者の風格のあるクマゼミ(熊蝉)は、金色の毛が綺麗です。

④ 一見地味な感じのするアブラゼミ(油蝉)も翅の模様が綺麗です。

⑤ 神社へも行って交尾しているセミを探しましたが、見つかりません。
 かわりに、キマワリを見つけました。

⑥ シモフリスズメも見つけることができました。


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