温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

エノキに157匹! クマゼミ(熊蝉)

2017年07月26日 | 昆虫
 ① 今朝は、久々の野菜に対する恵みの雨でした。
 雨が上がると、神社からクマゼミ(熊蝉)の「シャシャシャ・・・・」と五月蠅い程の大合唱です。
 一本のエノキでクマゼミ(熊蝉)を目視で数えてみると、157匹確認できました。
 まあ、200匹以上いるんでしょうねえ。


 ② オスの腹部には大きなオレンジ色の「腹弁」があり、音の大きさや音色を変えたりします。



 ③ メスは鳴かないので、腹弁はありません。
 代わりに、腹部先端に産卵管があります。
 次は、交尾、産卵、卵を写したいですねえ。



 ④ 口吻を樹皮に刺し込んで、樹液を吸っていました。
 この顔を見ると、ウルトラマンの「バルタン星人」を思い出します。


 ④ 私の小さいころはアブラゼミが一杯で、数少ないクマゼミを獲るのに夢中でしたがねえ。
 こんなに南方系のクマゼミが多くなったのは、地球温暖化が影響しているんでしょうねえ。



まさに時計ですねえ! パッションフルーツ(果物時計草)

2017年07月25日 | 植物
 ① 去年、初めて育てたパッションフルーツの二鉢を冬越しさせたものが、順調に育ちました。


 ② 花を真上から見ると、糸状の紫色の花弁に、5つの雄しべと3つの柱頭があって、まさに時計の雰囲気です。


 ③ 横から見ると、雄しべが雌しべの柱頭より下にあって、下向きです。
 これでは受粉に不向きなように見えますが、クマバチの仲間が受粉に役立っているようです。



 ④ パッションフルーツの原産地は、アメリカ大陸の亜熱帯地域ですが、和名を「果物時計草(くだものとけいそう)」と言います。
 果実も、すでに5個なっています。
 



子どもの餌はクモ! キオビベッコ(黄帯鼈甲)

2017年07月24日 | 昆虫
 ① 海岸近くの公園の砂地で、キオビベッコ(黄帯鼈甲)が一生懸命で穴を掘っていました。





 ② 完成した穴に、麻酔をしたクモを引き入れます。
 そして、クモの体に卵を産みつけます。
 孵化した幼虫は、生きたクモを食べて生育します。
 クモの天敵ですねえ。



 ③ 以前は、体色がベッコウ(べっ甲)に似ていたので、「ベッコウバチ科」と言っていました。
 今は、「クモを狩る狩人蜂」ということで、「クモバチ科」と言うようになりました。



腐った柿も好きです! ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)

2017年07月23日 | 昆虫
 ① 庭でゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)の姿をよく目にするようになりました。
 その姿を追うと、柿の木の間に入って行きました。
 今年は、柿が豊作になるかな。


 ② 腐った柿の実にシロテンハナムグリたちがたかっていました。
 そのそばで、遠慮がちに黄色の口吻を伸ばして腐果の汁を吸っていました。



 ③ また、庭の桜の木の樹液には4頭のゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)が集まっていました。
 タテハチョウの仲間で、黄色の口吻が綺麗です。




 ④ 名前のように、翅は前後・表裏ともに黒地に白のまだら模様があります。
 公園へ行けば、コナラなどで樹液を吸っている姿が見られるでしょうねえ。



神明神社の虫干しです!

2017年07月22日 | 日記
 ① 今日は、梅雨明けの晴天を待ち受けての「神明神社の虫干し」です。
 途中 樹木の剪定も行う半日の作業でしたが、人間が虫干しになるくらい暑かったです。





 ③ 蔵からは江戸時代の刀剣類が沢山 出てきました。
 槍、薙刀、弓、火縄銃、刀、鎧、兜などです。
 もちろん警察に届けの出してあるものばかりです。
 なぜ、このようなものが神社にあるのか宮司さんに聞いたところ、「一般の家庭にあったものばかりだが、保管に困るので、神社に寄贈されたモノ」とのことでした。
 日本刀を持ってみましたが、かなりの重量です。
 映画では軽々と刀を振り回してバッサバッサと人を切るシーンが出てきますが、どうも嘘くさいですねえ。



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