温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ご開チョウです! ムラサキシジミ(紫小灰蝶)のメスたち

2016年11月25日 | 昆虫
 ① 今日は、久々にたんトピアへ行きました。

 目的は、ムラサキシジミ(紫小灰蝶)の日光浴を写すためだったので、開園(9:00)と同時に入園しました。

 照葉樹の葉の上で日光浴をしていることが多いので、サザンカを中心に探しました。

 いました!翅を閉じた地味な色彩のムラサキシジミ(紫小灰蝶)です。



②~④ 翅を広げると周囲を黒褐色で縁取られた青紫色がとても綺麗です。

 三頭見つけましたが、すべてメスでした。

 オスは、青紫色の部分がもっと広いです。

 年に3-4回発生し、成虫で越冬します。

 花を訪れる事は少なく、成虫が主に何を摂取しているのかよく分かっていないチョウです。








残り少ない命ですが! モンキチョウ(紋黄蝶)とツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)

2016年11月24日 | 昆虫
①~③ 雪の降っている地域もあるようですが、刈谷も低温です。

その中で、モンキチョウ(紋黄蝶)が百日草やキバナコスモスで吸蜜していました。

モンキチョウ(紋黄蝶)は、幼虫で越冬し、年に2回発生します。

早春(3月)に羽化して飛び回るので、春のイメージが強いですねえ。

しかし、11月まで成虫が見られます。まさに残り少ない命の姿です。








④ ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のオスも吸蜜していました。

 ツマグロヒョウモンも、4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生します。

 やはり、春のチョウというイメージが強いですねえ。

 冬は幼虫や蛹で越冬するので、これも最後の姿かも知れませんねえ。



野菜の天敵を食べてください! ナナホシテントウ(七星天道)の集団

2016年11月23日 | 昆虫
① 朝、畑へ大根を取りに行くと、葉にナナホシテントウ(七星天道)の集団を見つけました。

 その数 数百匹(途中で数えるのを諦めました)です。

 ナナホシテントウは、年に2回発生し、成虫で越冬します。

 メスは、約2ヶ月にもわたって産卵を続け、総数は千個以上です。

 

② 卵→幼虫→蛹→成虫と成長します。

 上のグロテスクな姿のものが、幼虫で、野菜の天敵であるアブラムシを食べるくれる肉食性です。

 下の丸まったものが、蛹で、お尻が葉に付着しています。



③ 蛹から羽化した直後は、綺麗な黄色をしていますが、3時間ほどで赤地になって黒点が浮かび上がってきます。



④ 名前のとおり七つの黒点がある成虫です。

 小さな集団で草の根元などにもぐって越冬するので、益虫であるナナホシテントウが生き延びるように、近くの雑草を刈り取らないようにしますかねえ。

 



ツワブキ(石蕗)は、昆虫の楽園! ヒメアカタテハ、キタテハ、キタキチョウ、オオカマキリ

2016年11月22日 | 昆虫
 晩秋に入って、ツワブキ(石蕗)が満開です。
 このツワブキは、吸蜜のために昆虫たちが集まってくる楽園です。
 一番多くやって来るのは、ハナアブたちですがチョウたちもやって来ます。

① ヒメアカタテハ(姫赤立羽)です。



② キタテハ(黄立羽)が、翅を閉じています。



③ キタテハ(黄立羽)が、翅を開きました。



④ キタキチョウ(北黄蝶)です。



⑤ 産卵を終えたオオカマキリ(大蟷螂)のメスが、残りすくない余生を過ごすため、ツワブキに集まる昆虫を狙っています。




涙目の七匹の軍人! ツチイナゴ(土蝗)

2016年11月21日 | 昆虫
 ① 公園のツツジの葉の上に、ツチイナゴ(土蝗)が日光浴をしているのを見つけました。

 幼虫は鮮やかな黄緑色をしていましたが、成虫になると茶褐色に変色し、枯れ葉に紛れ込む保護色になります。



 ② 背中側は、白色の模様が縦に走っています。

 これも、枯れ枝に止まっていると、枯れ枝と区別つきにくくなる保護色です。




 ③、④ 直径30㎝ほどの場所に、何と7匹のツチイナゴ(土蝗)がいました。

 ツチイナゴ(土蝗)は冬眠せずに越冬し、暖かい日には活動し、わずかながら摂餌するので、陽だまりの環境が良い場所に集まっていたのかも知れませんねえ。

 その中に、まだ翅が十分伸びていない幼虫が2匹いました。

 幼虫も成虫も、涙目模様が共通です。

 まるで軍人が顔に迷彩模様を描いたように見えます。これも保護色の一種ですかねえ。






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