最近の世の中のことについて思うこと。
以前、自分たちのような昭和世代は新聞やテレビ、本を買って読むしか情報を得ることができなかった。
だから、それらに書いてあることや、放送されている内容は絶対で、疑うことなど全く考えもしなかった。
ところが時代が変わってインターネットが普及し、個人でも手軽にウェブによる情報発信が簡単にできるようになってきた。
そのため、今では発信される情報の量や質は多種多様となり、一つの事柄に対してもさまざまな側面から見ることも可能になった。
本当に便利で、良い時代になったと思う。
それは、今までのようにただ与えられるだけの情報でなく、自らが真実を探しに行くということもできるようになったということ。
ネットに書かれていることは信用できないという意見もある。
これもネットから知ったことだが、中国には「五毛党」というのがあり、お金をもらってネット上にフェイクニュースを流す人たちがいるらしい。
中国共産党配下のインターネット世論誘導集団だとか。
同じよう日本にもそういったアルバイトがあるらしい。
実際にアルバイト募集サイトの広告も見たこともある。
組織的に、ある人や物事のあることないことを流すのを仕事としている人がいる。
要するにヤラセ記事ということ。
そういうのがあるから、ネットは信用できないという事になる。
でも、全てがそのようなヤラセ記事ばかりではなく、中には真実を書いているものもあると思う。
それをどのように自分で精査するか、読む方の受け止め方が問題となってくる。
すべての事柄について、専門家とか関係者とかが言っていることよりも、名もない個人のブログなどに書かれていることの方がしっくりくる時もある。
そしてその結果として分かったことは、テレビのワイドショーなどはほとんどが結論ありきの姿勢で、作られた結果に向かって話を進め、それから逸れた意見は抹殺する様に持って行ってる。
反対意見を言って仕事を干された人もいるようだ。
何度も何度も同じことばかりを繰り返し流し、自分たちに都合の悪いことは報道していない。
それはあたかも視聴者自らが考える力を奪っているかのように思われる。
実際に自分の友人たちもテレビからの受け売りの話をよくしている。
新聞も同じで、都合の悪いことは記事にしていない。
だから一般人は書かれていることはすべて正しいことなのだと思ってしまう恐れがある。
週刊誌は独自の取材もあるが、それよりもネットから拾った話題を取り上げていることが多く、たとえそれがフェイクであろうが何であろうが、売れれば良いのだということが見え見え。
訴えられたりして、後になって謝っていることもよくある。
また、力のある人に対して忖度した記事も多い。
たまには本当のことを書いたら、と言いたくなる時もある。
だから、テレビ、新聞、週刊誌などは考えが偏ってばかりで、つまらなくて見なくなってしまった。
そしてその分の時間を多くのサイトや文献の比較に当てるようになった。
ネット依存症になってしまったのかもしれない(笑)
もう一つ言えることは、真実を知るためには写真も役立つ。
ネットでは多くの写真が載っている。
その中のたった1枚の写真で真実が分かることもある。
もちろん加工されていない写真に限るが。
偉そうなことを、と思われる人もいるかもしれない。
でもこれは自分の考えなので。
この考えに対して反対だという人の意見ももちろん尊重したいと思っている。
でも、多くの人に「報道されていることが全てではないのだ」、「真実を見極める力を付けなくてはいけない」と言ってみたくて、自分の思っていることを書いてみた。
一応写真ブログなので、お正月らしい写真を載せてみた。
[二見浦の日の出]
[夫婦岩]
[機窓からの富士山]