梅雨の鬱陶しい時期に咲く「アガパンサス」を見ると、何となくさわやかな気になってくる。
ブルーともパープルとも言えるような花の色が涼やかでいいのかな?
花にも流行があるようで、最近はあちこちで「アガパンサス」をよく見る。
ファッションなどと同じように、庭木や花などにも流行の仕掛け人がいるらしく、毎年珍しい植物や最新の品種などを輸入したり既存の品種を改良したりして、様々な方法で全国に広めていると聞いた。
「アガパンサス」も数年前から急に増えた花で、園芸品店でもそのころから取り扱いが多くなってきた。
仕掛けられたとしても、花がきれいでとても丈夫な性質だし、植えっぱなしでも育つため、多くの人に好まれたからこそどんどん広がったのかもしれない。
最近では白花や矮性のものなども見かけるようになった。
- 学名:Agapanthus africanus
英名:Agapanthus
- 科・属名:ヒガンバナ科 アガパンサス属(以前はユリ科に分類されていた)
別名:紫君子蘭(むらさきくんしらん)、アフリカンリリー
原産地:南アフリカ
原産地の南アフリカ、ケープタウンの「カーステンボッシュ国立植物園」では多くの種類の「アガパンサス」を見ることができた。
日本では見たことのない種類のものもたくさんあった。
アガパンサスっていいですよね。
私も大好きです。
南アフリカのアガパンサスは濃い色が多いし、背丈もあって清楚な感じは全くなかったんです。その点では日本の方がいいですね。
我が家の庭にもアガパンサスが咲いています。
20年ほど前に亡母がどこからか一株頂いて来て植えたのですが、確かに丈夫でほったらかしでもよく増えます。
母は勝手に「瑠璃草」と呼んでいましたが、さっぱりと清潔な雰囲気が母好みだったようです。
アフリカの空の下で見るのと日本で見るのとでは、雰囲気も違っていそうですね。