日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

侘助

2020-12-24 07:00:00 | 植物

日本国内のツバキ(椿)は1000種類以上の品種があるとされている。

その中で「侘助(わびすけ)」と呼ばれる種類は花が小さめ、一重咲き、雄しべが開かないなどの特徴があるが、はっきりとしていないらしい。

でも、雄しべの先端にある「葯(やく)」という花粉を作る場所が退化しているので、花粉ができないことは分かっているようだ。

 

 

「侘助」と名付けられた理由もはっきりしていなく、いろいろな説がある。

朝鮮半島からこの花を持ってきた人の名前とか、育てていた庭師の名前だとか・・・

ただ想像するには、茶人千利休が好んだ花としても有名なので、茶室の花・・・「侘び寂びの世界」に通じるのかな? などと勝手に思っている。

 

[白侘助]

 

白い椿自体がやや珍しく、その中の白侘助は寒空にひっそりと咲いているイメージで、清楚な感じがする。

まだ見たことはないが、中には花弁に紅色のが混じったものもあるらしいので、白侘助を見つけると、ついそれを探してしまう。

 

落ち椿も絵になりそうな感じ。

 


 

 

[ヤブツバキ]

 

花がまるごと落ちるので「首から落ちる」と思われ、武士が嫌ったとか、入院患者への見舞いの花には禁物などと言われているが、冬の茶色の風景の中に色を添えてくれているのは嬉しいと思う。

 

 


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