空き地にはヘラオオバコが大きな顔(?)をしてはびこっていました。
昔からのオオバコは見当たりません。
大昔、オオバコの花の付いた茎をからませて引っ張り合って遊んだこともありました。
確か『オオバコ相撲』とかいう遊びだったと思ったけれど・・・
今の子供たちはそんなこと考えられないでしょうね。
でも、オオバコはどこにでもあったのです。
それなのに今は探しても見つかりません。
外来種の「ヘラオオバコ」に取って代わられてしまったのでしょうか?
ヘラオオバコ
世界中に帰化しており、日本には江戸時代末期に渡来したとされています。
葉がヘラ状であることから名づけられました。
葉は長さ5~25㎝、幅1.5~3㎝の長楕円形で、葉脈が目立って両面に軟毛が生えている。
花から雌しべと雄しべ4個が長く飛び出す特徴があります。
生命力と繁殖力が強く、現在では外来生物法で要注意外来生物になっています。
学名:Plantago lanceolata
英名:English plantain 、Buckhorn plantain、Ribwort plantain 、Narrowleaf plantain
別名:イングリッシュオオバコ、ナキリッパ
科名・属名:オオバコ科 オオバコ属
原産地:ヨーロッパ
外来種に乗っ取られてが多いですね。
観察の着眼点に、何時も敬服致します。
自然への思いを淡々と綴れること、素敵です。
近日中に、✉致します。
こんにちは!
日本産のタンポポも探したことがありますが、結局ほとんどが総苞片の反り返ったセイヨウタンポポでした。
昔からの日本にあった植物はこのままだと絶滅してしまいます。
何としてでも守っていきたいものですね。