水道橋で有名なスペイン、セゴビアは子豚の丸焼きの「コチニージョ・アサード」でも有名。
ローマ水道橋にある一番おいしいと言われている「メソンデカンディド(Mesón De Cándido)」は一人分からでも食べることができるというのでセゴビア観光時に行ってみた。
ただ個人で注文すると子豚の丸焼きが小さく切られて出てくるので、伝統的なパフォーマンスを見ることができない。
それは焼き上がった子豚の丸焼きを目の前にしてお祈りし、それをお皿で切って、最後にそのお皿を割るというパフォーマンス。
ところがその日はラッキーなことに、たまたま何かのお祝いだということで、団体客が来ていて、子豚の丸焼きの注文があった。
たくさんのお客が見守る中、パフォーマンスが始まった。
そして最後はパリーンとお皿が割れる音とともに歓声が沸き上がった。
当然自分たちもその輪の中に加わっていた。
その後、自分たちで頼んだ子豚の一切れを食べた。
子豚は生後3週間以内のものらしい。
肉は軟らかく、皮はパリパリでとてもおいしかった。
2000年前に古代ローマ人によって築かれたローマ水道橋
セゴビアの街は1985年にユネスコ世界遺産「セゴビア旧市街と水道橋」として登録されている。