大雪山系の南部、「大雪の奥座敷」と称されているトムラウシ山の登山口にある、トムラウシ温泉。
ここにあるのが一軒宿の「国民宿舎東大雪荘」で、遠かったが行った甲斐があった。
こんな山奥にあるのに立派な建物で、温泉は源泉掛け流し、露天風呂やサウナなどもあり、特に露天風呂は脇を流れるユトトムラウシ川の音を聴きながら入れ、ゆったりとした時を過ごせた。
日帰り入浴もやっていて、地元の人やトムラウシ山から降りてきた人など、大勢の人が来ていた。
ここまでの道は大変と聞いていたが、ちょうど秋だったので途中で何度も車を止めながら、素晴らしい紅葉を楽しんだので、あまり苦にならなかった。
トムラウシとはアイヌ語で「花の多いところ」を意味するらしいが、途中にあった学校には「富村牛小中学校」と書いてあった。
まさか漢字があるとは思わなかった。
当て字だとは思うが、北海道の地名はおもしろい。