ウォーキング途中にある家の前に見かけない花が咲いていた。
葉っぱはキョウチクトウに似ているけれど、花は初めて見たものだった。
そして数日後に再びその場所を歩いた。
そうしたら何と、実が・・・
あっ、これならば知っている「フウセントウワタ(風船唐綿)」だ。
昔、生け花の花材として使ったこともあったり、花屋さんではドライフラワーになっているのをよく見ているのに、花を見たのは初めてだった。
風船のような実の中に綿が入っているからと、そのまんまの命名。
見た目、トゲトゲしている実なのだけど、そのトゲは触っても柔らかく、痛くもない。
本当に面白いですよね~(*^∀^*)
幾つかの花がまとまって垂れ下がっていて、下から花を見るとこのような感じになっている。
5枚の反り返った花びらの縁が細かく毛の様になって裂けている。
中心にある副花冠は袋状になっていて、中は薄紫色。
副花冠の色がやけに濃いと思ったら、アリだった。
蜜が多いらしく、アリのお気に入りのようだ。
どの花を見ても中からアリが顔を出したり、引っ込んだりしている。
熟した実は茶色くなって割れ、中から綿毛の付いたタネが出てきている。
学名:Gomphocarpus physocarpus
英名:Milkweed, Wild cotton
別名:フウセンダマノキ(風船玉の木)
科名・属名:キョウチクトウ科(ガガイモ科) フウセントウワタ属
原産地:南アフリカ
花や実を見ているだけなら問題ないけれど、茎を切ると白い液体が出てくる。
これが危険! 毒性があって目に入ると角膜炎を起こしてしまうらしい。
行く夏を、尋ね來る秋への賛歌のようですね。
見たことがないと思えます。
ドライフラワーも知りません。
これによく似た物は知っていますが、幼い頃の記憶だけです。
祖母にくっついては、野山を駆け回っていました。
当たり前の風景ですが、昨今には消えてしまいましたわ。
こんにちは!
花も実も初見ですか、私は花だけを初めて見ました。
この実はインパクトがありますね。一度見たら忘れられそうにもないです。
>らむぶるさん
こんにちは!
蘭に似たような花ですね。まさかこの花からこの実ができるとは思ってもいませんでした。面白いですね。