この花、懐かしくないですか?
ずっと昔からあったような、咲いている時からもうドライフラワー状態で、触ると花びらがカサカサする花。
ムギワラギクとかカイガラソウとか言っていたと思います。
でも、ムギワラギクは夏の花、何故冬に? それに花も大きいし・・・
実はこの花は「コロロ」という名前で、サントリーフラワーズが生みだした花なのです。
サントリーフラワーズの公式サイトを見ると『キク科 ムギワラギク属』となっています。
だから、ヘリクリサムやムギワラギクなどを改良したものと思われます。
そして、そこには
室内でドライフラワーのように長く楽しめる
耐寒性が高く、花が長持ち!
コンパクトでまとまりの良い草姿
となっていますので、冬でも咲くことが分かりました。
最近では、元々あった花を品種改良して、新しい商品名をつけて流通させる、といった花が多いですね。
『かけあわせ』をすれば更に品質の優れた、見映えの良い花もできるし、そのこと自体は良いことだとは思います。
ただ、それとは同時に、元々昔からあった花も絶対に絶えさせずに残していくような対策もして欲しいと思っています。