長かった夏も終わって、やっと秋になりましたね。
ウォーキングしていると、秋の花々が咲きだしたり、実も色づいているものが見られるようになりました。
数日前には「ジュズサンゴ(数珠珊瑚)」を見つけました。
白い小花を多数つけながら、 同時にミニトマトのような赤い実ができていました。
本来ならば白い花を咲かせた後に房状の赤い実をつけるのですが、この花は開花時期がとっても長いのです。
そして次から次へと咲くために、先に咲いた花に実ができてしまっていても、まだ新しい花が咲き続けるのです。
そのために花が咲いている間でも同時に実が見られるという訳です。
房状に垂れている花は、蕾の時は先端がほんのりと淡桃色に染まって、 開くと蘭の花のようになります。
花びらのように見える部分は実際には萼片のようです。
そして、花が終わると光沢のあるプチトマトが連なるようにしてできるのです。
ジュズサンゴの名前の由来は、見ても分かるように、玉珊瑚ような赤い実が、数珠のように連なる姿からです。
実際には赤い実だけでなく、白、黄、ピンクなどの実ができる品種もあるようです。
学名:Rivina humilis
英名:Blood berry
別名: ルージュプランツ、 リビナ、ハトベリー
科名・属名:ヤマゴボウ科 リビナ属
原産地:北米南部~南米(メキシコやブラジルなど)