ウォーキングしているとあちこちで「チェリーセージ」を見かけます。
花が赤だけのもの、白だけのもの、紅白のものとさまざまです。
花を見ればすぐにサルビアの仲間だとわかりますね。
サルビアの仲間の多くは「○○セージ」という名前になっているので、今までずっとこの花の名前はチェリーセージだとばかり思っていました。
ところがこれは正式な名前ではなかったようなのです。
「チェリーセージ」はサルビア・ミクロフィラやサルビア・グレッギー、この2種類を交配したサルビア・ヤメンシスなどの総称のことなのですって(゚ロ゚)
ウォーキング中に見つけたチェリーセージが本当に種類が違うのかどうか確認してみました。
大元の「サルビア・ミクロフィラ」と「サルビア・グレッギー」の2種類を判別する一番手っ取り早い方法として、花を縦に裂いた時、ミクロフィラは花の基部に一対の突起物があり、グレッギーの花には突起物は無いようなのです。
でも、この方法では花が小さいし、裂いても更に突起物が小さいので、ちょっと難しくて判別できませんでした。
そこで別の方法を探してみました。
その結果、葉に注目することで判別できる方法がありました。
ミクロフィラは葉にしわが多く、わずかに毛があり、縁が鋸葉で先端が少し尖っている。
グレッギーは葉がすべすべ、無毛、縁はなめらかで全体が楕円形。
撮った画像を並べてみました。
葉の様子から多分、これは「サルビア・グレッギー」だと思いますが、判別は難しいので、違っていたらゴメンナサイ🙏
「サルビア・ミクロフィラ」です。
サルビア・ミクロフィラには赤だけのもの、白だけのもの、紅白のものなどがあります。
この中で赤白の2色がミックスして咲く、いわゆる「源平咲き」と言われる咲き方のものは「ホットリップス」と名付けられています。
面白いことにこの品種は気温の変化によって色が変わるようです。
気温が高いと赤が多く、低いと白が多くなるようです。
学名:Salvia microphylla、Salvia greggii、Salvia jamensis
英名:Cherry sage、Baby sage
科名・属名:シソ科 アキギリ属
原産地:北アメリカ南部一帯、メキシコ