「ケツユクサ(毛露草)」と思われる花をやっと見つけた。
ツユクサについて調べているうちに、ツユクサの中には苞や葉鞘(ようしょう)に毛が生えている「ケツユクサ」があることを知った。
そして、ツユクサの一種であるということも。
ウォーキングしながらツユクサを見つけると近づき、毛があるかないかを目を皿のようにして見ていた。
なかなか見つからなかったけれど、やっとお目にかかれた。
苞葉に毛が生えている。
こんな他愛のないことでもすご~く嬉しい。
白い花も・・・
これは「シロバナケツユクサ」と呼ぶのかな?
これは苞だけでなく、葉鞘にも毛があるのがはっきりとわかる。
葉鞘----葉の基部が茎を抱き包むように発達している場所
そうこうしているうちに、また珍しいツユクサに遭遇した。
上下2輪咲きの花だった。
2輪咲きというのか2段咲きというのか分からないけれど、1つの苞から2輪の花が出ている。
1日花のツユクサは1つの苞の中に3~4個の花が用意されていて、普通はそれが順番に1日ごとに日替わりで咲いていく。
ところが、何を間違ったか1日で2つの花が咲いてしまうこともあるらしい。
それが2輪咲きになった理由。
それならば3輪咲も?
2輪(段)咲きのケツユクサ
右の苞の中は明日に咲く花の準備中。
「ツユクサ」は奥が深い。
今までたかがツユクサと思って見過ごしていたけれど、まだまだ探せば違ったものが見つかるかもしれないし、個々の種類を深く掘り下げれば面白いことが分かるかもしれない。