数日前、ある家の庭にオレンジ色の実が生っていたのを見つけた。
何だろうと思い近くに寄ってみたら「ローヤ柿」だった。
今まで盆栽でしか見たことのない「ローヤ柿」が庭木として植えられていたのだった。
盆栽を地植えにしたものが大きくなったような感じに見えた。
ローヤ柿は正式名はロウア柿(老鴉柿)で、中国の渋柿の一種。
一般的にはローヤ柿として流通している。
そんなに古くない、数十年前に日本に渡来し、今では柿のミニチュア版として盆栽愛好家に人気があるようだ。
この木の特徴は実の生り方で、普通の柿の実は枝に直接生るが、この柿は実に柄があるため、ぶら下がるようにして生る。
実の形状は丸かったり、細長く尖っていたり、色も赤や橙と様々でも生り方は同じ。
どの種類でも枝にぶら下がって生っている。
学名:Diospyros rhombifolia
英名:Japanese persimmon
別名:ツクバネガキ(衝羽根柿)
科名・属名:カキノキ科 カキノキ属
原産地:中国