今日の散歩中に見つけた花---ブラシノキ
ボトルを洗う時に使用するブラシにそっくりの花。
[ブラシノキ]
学名:Callistemon sp.
英名:Scarlet bottlebrush
和名:ハナマキ(花巻)、キンポウジュ(錦宝樹)、ボトルブラシ
科名・属名:フトモモ科 マキバブラシノキ属(カリステモン属)
原産地:オーストラリア
この花(木)は少し変わっていて、花が咲いた後には実ができ、枝に付いて数年間残る。
新しい枝は花の上に伸びるので、翌年は延びた部分に花が咲き、それがまた実になって枝に付く。
ずっと続けていくので、1本の木に数年間の実が付くことになる。
面白い話があり、この実が割れるのは山火事の時らしい。
オーストラリアはとても乾燥しているので、山火事が頻繁に起こるらしく、その時にこの固い実が焦げて割れ、初めて実から種がこぼれ落ちるのだとか。
ということは山火事が起きないと増えないってことなのかな?
と思ったら、やはり火事以外にも実を割って種を取り出したり、挿し木にしたりして増やしているそうだ。
花を拡大してみた。
花弁らしきものは見当たらなかった。
まだ見たことはないが、白花もあるらしく、「ブラシの木」と呼ぶのは赤花だけで、 白花種は「マキバブラシノキ(槙葉ブラシの木)」と呼んでいるとか。