ベネチアでのホテルは本島ではなく、対岸のメストレ地区だった。
ベネチア島内のホテルは高いので、メストレ地区に泊まれば電車や路線バスでベネチアに移動が可能なので、価格重視の旅ならばこの地区に泊まるのが良いらしい。
この日はベネチアからフィレンツェへ移動した。
移動時間は4時間。
朝早く立ってもフィレンツェに着いたときはお昼を回っていた。
イタリアの都市の中で、芸術の都として人気も高いフィレンツェ。
ここでのフリータイムもまた2時間だった。
旧市街はとても小さいけれどあちこちに見どころがある。
短い時間なので、やはり有名どころを回ることにした。
ベッキオ橋、ドゥオーモ、ミケランジェロ広場などに決め、ウフィッツィ美術館は以前に入場したことがあるので、今回はパスした。
[ミケランジェロ広場からみた街]
[サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)]
「花の聖母の大聖堂」と呼ばれているドゥオーモ。
手前がジョットの鐘楼、奥の赤い屋根がクーポラ。
中に入って見学する時間はなかったが、外観だけでも素晴らしいものだった。
(中にはエレベーターもなく、階段で上らなければならなとのこと)
[ベッキオ橋]
イタリア語では「古い橋」という意味で、フィレンツェ最古の橋。
アルノ川に架かっていて、橋の上にはピンクや黄色の家が建っている。
戦争でも壊れなかったので、「奇跡の橋」とも呼ばれている。
[サンタ・トリニタ橋]
[ヴェッキオ宮殿]
シニョーリア広場にあり、要塞のような雰囲気の建物だった。
宮殿にあるダビデ像(レプリカ)。
どこに行っても観光客でいっぱいだった。
[サンタマリアノヴェッラ教会]
この教会の近くにはコスメ&香水の老舗、サンタマリアノヴェッラ薬局があった。
正式名は「オッフィチーナ・プロフーモ・ファルマチェウティカ・サンタマリアノヴェッラ」という長い名前で、世界最古の薬局らしい。
元々は教会の修道女達が作っていた香水やエッセンシャルオイルを一般に販売したのが始まりで、現在も、当時と同じ製法で作り、販売している。
ここがお店? と思うほど小さくてお店らしくないけれども大勢のお客さんで賑わっていた。
フィレンツィは2時間ではとても回りきれないがしょうがなかった。
この日はナポリ泊だったので、フィレンツェからナポリまでは電車移動になっていた。
電車でも2時間半もかかる。
ローマは最後に残しておくので、ローマを通り越してナポリまで行った。
案の定、ナポリ着は夜8時近かった。
ツアーの日程は結構きつく、よほど丈夫な人じゃないとついて行けないと思った。
[フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅]