~ 一面の銀世界 ~
かつては、赤浦潟や河北潟方水路、そして産卵期に河北潟から森下川を遡上するワカサギを親父と一緒に釣りに行ったものだが、最近はトンと良い話を聞かない。たまに新聞の釣り情報欄で金沢港あたりの釣果を目にするが、パッとしないものばかりだった。何時しか我家の年中行事からワカサギ釣りは消えていった。
霞ヶ浦のワカサギが徳川将軍家の(公儀)御用魚であったことから、ワカサギを漢字で書くときは「公魚」と書くことや、鮎ちゃんと同じ”キュウリウオ科”の魚で、降海性を持ちアブラビレがあることぐらいは釣人の常識として以前から知ってはいた。しかし、自宅から車で30~40分ほどの場所にある溜池でワカサギが釣れることを知ったのは、昨年12月、つい最近のことだった。
「写メは○○○池で釣ったワカサギ、唐揚げが旨かった!」 情報源のAzuさんからのメールには おいしそうなワカサギが・・・。
その後、2ヶ月間、○○○池のワカサギは気になってはいたが、子供の用事があったり、週末には天気が崩れたりと、なかなか出掛けるチャンスがなかった。ところが、本日は朝からピーカン!最近は仕事も上手く行かず ”くさくさ”していることもあって、気晴らしに○○○池で今年の初釣りをすることと相成った。もちろん午前中の用事(お買物)を済ませたので、”じゃーま”のお許しも降りた。
久しぶりにワカサギ釣りの道具類を探すが見当たらない。仕掛けや餌は先週のうちに購入しておいたが、小継ぎの渓流竿が行方不明だ。とりあえず竿は7.2mの鮎竿を使用することにして、釣り場に直行した。愛車ゴルフで一面の銀世界を駆け抜けて○○○池に到着したのは、11時を周ってお昼に近い時間だった。
~ 実際はダム湖 ○○○池 ~
積雪で限られた駐車スペースの近辺には、すでに何人かの釣人が釣っていたが、流れ込みの付近には誰もいないようだった。早速、竿を出すとコツコツと懐かしい魚信が・・・15年ぶりのワカサギのアタりだ。まずはお坊さんは回避できた!
~ 今年最初の一尾 ~
その後、たまにアタるが数が出ない。1時間半ほどで11尾を釣ったところで、車に戻って昼食を摂るが、昼食後は他の釣人の釣りを観察して今年の初釣りを終了した。最近は粘りがなくなってしまったなぁ~
今回は泥縄的な準備だったので”脈釣り”で釣ったが、次回は他の釣人がやっていたように”浮き釣り”+”寄せ餌”で挑戦しよう!
竿:シマノ AYU SX支流抜き72-81
仕掛け:がまかつ ワカサギ氷上仕掛け2号
餌:紅サシ