習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

藤野政策委員長(共産党)が辞任?!

2016年06月29日 | 日記
(しんぶん赤旗記事より)
日本共産党の藤野保史政策委員会責任者は28日、党本部で小池晃書記局長とともに記者会見し、
26日のNHKテレビ討論会での発言について、おわびのコメントを発表するとともに、
同責任者を辞任することを明らかにしました。
 その内容は次のとおりです。
 NHK討論で、軍事費について、「人を殺すための予算」と述べたことについて、多くの方々から
厳しい批判をいただきました。
この発言は、わが党の方針と異なる誤った発言であり、結果として自衛隊のみなさんを傷つけるものとなってしまいました。
深く反省し、国民のみなさんに心からおわび申し上げます。
あわせて選挙をともにたたかっている野党共闘の関係者のみなさん、支持者と党員のみなさんに、
多大なご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。
 発言は撤回しましたが、党の方針と異なる発言をしたことは、政策委員会責任者として極めて重大であり、
責任をとってこの職を辞したいと考えます。
                             以上



一体この政党はどうなってしまったのでしょうか。
社民党の福島瑞穂が「戦争法」発言をして自公から叩かれたにもかかわらず、発言を撤回しませんでした。
日本共産党はこのことを褒め称えた筈です。
しかし、今回の自党の議員の「人殺し予算」発言をいとも容易く撤回するばかりか、政策委員長まで辞任
させるとは。
今回の問題は共産党だけの問題ではなく「野党共闘」を立ち上げたすべてのことに関連してくるのではないでしょうか。
「野党共闘」要求運動という形態で妥協を重ねた結果下からの「大政翼賛会づくり」化してしまったのではないでしょうか。

軍事費は「人を殺すための予算」なんて誰が封じようとも、当たり前のことではないでしょうか。
非難や世論に気兼ねし過ぎて、当たり前のことを当たり前に言えなくなって、
これから先、日本共産党は戦争に反対することなんかできるのでしょうか。

戦争でなくとも沖縄を中心に一般市民が多く軍隊や兵隊によって犠牲にされて
きたのではないでしょうか。
「防衛費は人殺し」すら封じ、反論さえしない今こそ「殺すな、殺されるな」を
訴えるべきではないでしょうか。