習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

藤野保史議員(共産党)発言撤回の怪

2016年06月27日 | 日記
26日のNHK討論で、軍事費について、共産党衆院議員比例北陸の藤野保史氏は「人を殺すための予算」と発言しました。
自民党の稲田や公明党の石田など戦争推進議員に猛反発され叩かれ案の定早々と撤回したそうです。
そもそも軍隊は何のための存在でしょうか。毎日行っている訓練は、自衛であれ、他国攻撃であれ
敵を倒し殺すことが第一義です。是非は別としてそれなしに軍隊は存在しえないのではないでしょうか。
軍事費は軍隊を維持増強するためのものであり、敵を倒し(一般市民も含む)排除(殺害)するものに他ありません。
何のために集団的自衛権や安保法制に反対し、自衛隊に人殺しをさせるな、殺されるなと訴えてきたのでしょうか。
※しんぶん赤旗、共産党のコメント
本日のNHK討論で、軍事費について、「人を殺すための予算」と発言しました。この発言は、
安保法制=戦争法と一体に海外派兵用の武器・装備が拡大していることを念頭においたものでしたが、
テレビでの発言そのものはそうした限定をつけずに述べており、不適切であり、取り消します。


軍事力を強化して戦争挑発を繰り返し、武力行使をしてでも海外権益を守りたいのは誰でしょう。
そのためには他国の戦争に手を貸し、地球の裏側まで派兵し、結果どうなるのでしょうか。
「お金がない」といいながら、大資本の利益のために「人を殺すための予算」を増大させている
アベ政治や稲田をはじめとした「戦争は必要だ」「国民は血を流す必要がある」と堂々と言っている
人たちに「人殺し発言」を非難する正当性はあるのでしょうか。
共産党の選挙や世論を意識したいつものような迎合は予想されたことかもしれません。
防衛費は軍事費じゃないでしょうか。本質的には当初の藤野議員の言っている通りで、
撤回でなく軍事費削って暮らしに回せではないでしょうか。