習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

品川正治さん(経済同友会終身幹事・9条の会)の死去を悼む

2013年09月07日 | 新聞記事
財界のトップ(元日本火災海上社長)でありながら憲法9条の堅持を訴えてきた
品川さん(89才)が8月29日に亡くなられていました。
品川さんは2008年10月の習志野9条の会で講演をされました。
自身の戦争体験と憲法9条の大切さを切実に訴えていました。
講演会後の懇親会にも参加され参加者の意見、質問に対して一つ一つ丁寧に
答えられていたことが思い出されます。
又品川さんは脱原発・廃炉も訴えていました。
憲法改憲が叫ばれ集団的自衛権の行使が間近に迫っている今品川さんの渾身の思いを
品川さんの逝去を悼むとともに個々が受け止め、改憲阻止のため出来る範囲で行動すべき時ではないでしょうか。
東京新聞記事

2008年10月11日の習志野9条の会連絡会での講演のチラシ


習志野市議会に対する戦争賛美のとんでもない陳情

2013年09月07日 | 市議会
今回の市議会の陳情に下記戦争賛美の陳情が提出されています。
受理番号第1348号 平和を愛する国際社会に挑戦を続け、「敵性国家」である「中国」及び
「韓国の一部である北朝鮮という地域」の継続的かつ許し難い核開発行為に対し、「核兵器廃絶平和都市」を宣言して
いる習志野市として、中国・韓国両政府に対し、核開発(実験)を即時中止するよう、 書簡を送付することを求める陳情
受理番号第1349号 まもなく国防軍に昇格するであろう陸上自衛隊の中で、最精鋭と言われ、
郷土の誇りでもある「習志野第1空挺団」及び、欧米列強(白人による植民地支配)からアジア諸国を守り、解放するため、
日露戦争・大東亜戦争を戦い抜いた「大日本帝國」と、我々「日本人のご先祖様」に尊敬と感謝の念を抱かせ、戦後自虐史観
から脱却し、正しい歴史認識を醸成するため、習志野市として校外学習などを通じ、児童・生徒に第1空挺団を見学
させる事と、さらに国家のために散華(さんげ)された御英霊(朝鮮・台湾出身者を含む)の眠る靖國神社を参拝・見学させる事を求める陳情

2つの陳情は同一人物とも考えられます。
1348号は一見平和を唱えながら排外的敵対的な内容です。
1349号は時代錯誤のとんでもない内容です。正しい歴史認識どころか歴史認識以前の無茶苦茶な内容です。
同時に国家による無謀な戦争による国内外の多大な犠牲者を蔑にし事実に蓋をするものです。
「はだしのゲン」の閲覧をめぐり松江市議会に提出された陳情同様習志野市も平和都市宣言習志野市もターゲットにされつつあります。
採択はされないでしょうが現政権の意思を受けた内容とも考えられます。
今夏習志野駐屯地の祭りに市内の小中高生の吹奏楽が参加しました。
これに対して一市民が市長や教育委員長宛てに質問状で疑問を投げかけました。
これに対する対抗とも思われます。
一個人の主張ではありますが在特会に見られる外国人差別や排外主義がはびこる中、見逃せない内容の陳情です。
戦争動員は絶対に許されません。
http://www.city.narashino.chiba.jp/shigikai/teirei/h25/3/gian.html