「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日もガイドで潜りました。

2014年08月15日 21時12分20秒 | 秋の浜

本日もガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。

やっとの事、夏に近づいてきた感がある大島になってきました。暖かい所で水温が23℃台、冷たい所で21℃台でしょうか。でも水温のギャップって、切ないですね。後もう少しって感じですね。

今日はリクエストを頂いて2ダイブとも秋の浜でヤシャハゼ狙いで潜りました。

1本目は浅い方の個体狙いで。昨日のリベンジです。

ガッツリ撮影してもらう為、一気に沖に出て行きました。途中、最近本当に多いニシキウミウシを観察しながら。

さて目的地に着くと、ヤシャハゼは出ていましたが近くにスズメダイが産卵準備をしようと張り切っていてヤシャハゼを引っ込ませてしまいました…。

仕方なく、アケウス(抱卵)・ムレハタタテダイ(幼魚)・ガラスハゼ×2などを見て出てくるのを待ちました。

その後、見に行くと…。またスズメダイのせいで引っ込んでしました…。まぁスズメダイも今まで水温が低かったので水温が21℃台になって急に産卵したくなったんでしょうね。

とはいえ、ゲストの方にヤシャハゼを見てもらう為に、今度は巣穴から離れずにスズメダイにプレッシャーを感じさせながら待っていると、無事に出てきました。

それ以外ではアカシマシラヒゲエビ・アカホシカクレエビ(抱卵)・コイボウミウシ・ウスイロウミウシと卵・モンツキハギ(幼魚)・

 

2本目も同じ場所に向かいました。

が、今回もスズメダイが…。さすがに怒りがこみ上げてきました。

とはいえ、どうにかなるものでもなく諦め深い方のヤシャハゼを見に行きました。こちらは越冬個体って事もあり堂々としていてゲストの方にバッチリ撮影して貰う事が出来ました。

窒素の時間もありサラッと浅場に戻りました。途中、アカホシカクレエビ・ネッタイフサカサゴ・コノハガニ(メス)・ホソウミヤッコ(抱卵)などを見てもらいました。

浅場ではツユベラ(幼魚)・オキナワベニハゼ×2を見てもらい、潜る前に教えてもらった情報を元にイロカエルアンコウを探しました。「あぁ~、いつ以来だろう。イロカエルを探すのは…」教えて貰った場所は直ぐ分かり、いざ探します…。見つからない…。ジックリ探す。でも見つからない…。それでも探す。やっと見つかる! 予想を遥かに超えて超小さい個体でした!!! ミリ単位ってヤツです。過去最小サイズ間違いなしです! 明日も見れるかな? いや、実際いたとしても分からないほど小さいです。

海が今日よりも、もっと夏っぽくなっているのを期待しましょう。