「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日もガイドで潜って来ました。

2018年07月31日 20時33分33秒 | イベント

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

さて台風12号通過後、初の更新となります。今回の台風の影響で秋の浜の右のハシゴが吹っ飛びました。見事に駐車場に打ち上げられていました。そんな訳で、日曜に突貫工事で作成し、月曜からガイドで潜り、今日もガイドで潜って来ました。

1本目は早朝ダイブケイカイに潜りました。狙いはハンマーです。

和光マリンを、日の出時間の4:50に出発し潜りましたが…、見れませんでした。ツバメウオ1匹・カメ・メジマグロの群れだけですかね、めぼしい生物は。

まぁ、上げ止まりで潮流が無く、透明度もいまいちでしたから致し方ありませんかね…。もっと早くENしていたダイバーは、辛うじて遠目で微かに見れたそうですけど…。

 

2本目は秋の浜際沿いを散策です。

EN後、沖に向けて移動です。途中、ハタタテハゼを観察。この後に3個体も見る事になりましたが…。

目的地に到着し生物探しをすると、キンギョハナダイの群れの中にアサヒハナゴイ・アカボシハナゴイの両幼魚が混ざっていました。で、同じ群れにはフタイロハナゴイ・ミナミハナダイの仲間×2も混ざっていました。

ゲストにご紹介はしませんでしたが、カシワハナダイ・ケラマハナダイなども混ざっているので紹介しきれませんでした。スジハナダイは、おのずとスルーです。

その後、クダゴンベ・ハナミノカサゴ若魚・アマミスズメダイ幼魚・アカエイ・ヒラタエイを見て浅場に戻りました。

途中、キンギョハナダイの群れに混ざるハナゴイ幼魚を観察しました。

浅場では、キツネベラ幼魚・ヒラマサ・ハタタテハゼ・ミナミハコフグ幼魚などを見てEXしました。

 

3本目も秋の浜です。ジョーフィッシュ近辺を散策です。

EN後、ノンビリ沖に出てセジロノドグロベラ幼魚・トサカガザミを観察しながら沖に出て行きました。

その後は、昨日発見したヤシャハゼを確認。台風後、急に現れた個体です。大きさ的に今までどこにいたのやら…? その近くの小さいヤシャハゼも観察しました。

ジョーフィッシュは、巣穴の補修に必死で時より巣穴から結構体を出してくれました。

浅場に戻りながら、アカホシカクレエビ(抱卵)・ニシキウミウシ幼体(旧フタイロ・旧フルポン)を観察。

浅場では、ガンガゼエビ・モンツキハギ幼魚を観察してEXしました。

 

4本目は野田浜です。

スッカリ夕暮れではありましたが、ヨゴレヘビギンポは薄っすら婚姻色でした。

ツバメウオ狙いで行きましたが、残念ながら姿は確認できました。

アーチを目指して移動すると、逆潮でした…。流れに逆らいながらブチススキベラ幼魚・コロダイ幼魚・ニシキウミウシ幼体・カスザメなどを観察しました。

アーチでは、テングダイ×2・イサキの群れ・ミレニアムマツカサウミウシなどを観察しました。

帰りながらキツネベラ幼魚・スミツキベラ幼魚・オキナワベニハゼ・ゾウアメフラシ・シロハナガサウミウシを見てEXしました。

 

ん~、見た生物の記憶が曖昧でスミマセン…。まぁ、4本潜りましたからね…。

 

 


水中カメラマンの「鍵井 靖彰」さんをガイドしてきました。

2018年07月24日 18時14分06秒 | その他

今日から大島に来島された、水中カメラマンの「鍵井 靖彰」さんを秋の浜・ケイカイにガイドしてきました。

 

 パイナップルウミウシを撮影する鍵井さん。

鍵井さん情報は、こちらからご覧ください。

オフィシャルサイト:http://kagii.jp/

フェイスブック:https://www.facebook.com/yasuaki.kagii

鍵井さんブログ:http://ameblo.jp/yasuaki-kagii/

 

さて秋の浜は、相変わらずな海でした…。色々あってマクロ撮影だったので、鍵井さんの希望のウミウシを交えてご案内してきました。

紹介した生物は、ヒメテグリ・パイナップルウミウシ・アカホシカクレエビ(子供)・ミチヨミノウミウシ・ミレニアムマツカサウミウシ・ホタテツノハゼSP・ヤシャハゼ(子供)・ニシキウミウシ・カンムリベラ(幼魚)・ウスイロウミウシなどです。

 

ケイカイは水温が温かく28℃近くありました。沖は少し水温が下がっていましたけど、快適です。

紹介した生物は、ミツイラメリウミウシ・ハナミドリガイ・ミチヨミノウミウシ(成体・幼体)・サメジマオトメウミウシ・オルトマンワラエビ+ナカザワイソバナガニ・ニシキウミウシ×2・キベリアカイロウミウシ・カメ、などです。

 


本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2018年07月22日 17時55分35秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

予定ではケイカイへ早朝ハンマー狙いで潜るはずでした。朝、海況チェックに行ったら台風のウネリが入っていて…、無理! 「じゃ、野田浜に」と思ったのですが、野田浜も…。時より超巨大なウネリ、大きなウネリが入るので断念。ゲストの方と相談して、秋の浜に早朝ダイビングに行ってきました。超私的な話ですが、今年初めて日の出を見ました。まぁ、海は残念ながら大物は出ず、いつもと同じような感じで潜って来ました。

 

で、気を取り直して1本目へ。リクエストを頂き秋の浜ホタテツノハゼ狙いです。

早朝ダイビングの時、浅場から水温が20℃台でした。ちょっと嫌な予感。沖に出て行くと、一気にサーモクラインがあり水温が17℃台へ。これはピンチと思い、目的地に行く前にトラフケボリタカラガイ・アシボソベニサンゴガニ(ペア)を見て、万が一に備えました。

私の心配をよそに、ホタテツノハゼは出ていてくれました。私でも結構寒さを感じたのですが、ホタテも寒さに強いんでしょうかね?

その後は浅場に戻りながら、ハナオトメウミウシ・クシノハカクレエビ・アカスジカクレエビ・ウミカラマツエビ…、他に見たのを忘れてしまいました…。

浅場で、ぺガススベニハゼを見たのは覚えているのですが…。それ以外も忘れてしまいました…。

 

2本目はノンビリ散策のリクエストを頂きフラフラと彷徨ってきました。

EN後、ノンビリ沖に出て寒い場所まで行きました。散策を始めるとトサカガザミを発見しました。

寒さに負けずガラスハゼ・ショーフィッシュを観察。ゲストが撮影している間に、ヤシャハゼをチェックしました。無事にホバーリングしていたのですが、その近くにいたタカノハダイが捕食をしながらヤシャハゼの方に…。そしてヤシャハゼは巣穴に入り、出てきませんでした…。

そんな訳で浅場に戻りながらコガネキュウセン(幼魚)・クビアカハゼ・スケロクウミタケハゼを見て浅場に戻りました。

浅場ではシロイバラウミウシ・シロミノウミウシ・ミヤケテグリを見てEXしました。


本日はガイドで秋の浜に潜りました。

2018年07月21日 19時39分42秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日はリクエストを頂き秋の浜に2ダイブしてきました。昨日に比べ、ウネリは静かになりましたが、透明度は変わらず…。でも水温は高いので楽ですね。

1本目は右側を散策です。

EN後、ノンビリ沖に出て散策を始めました。

直ぐにキツネベラ(幼魚)・ワニゴチ・ミチヨミノウミウシ・アカホシカクレエビ(メス抱卵・子供)が目に入りました。

少し移動するとタカベ・イサキの群れが狂喜乱舞しています。透明度が悪い中ジックリ観察すると、大きなヒラマサ・カンパチがアタックしていました。でも、透明度が悪いのでゲストに説明するには…。

更に少し移動し、ニシキウミウシ(幼体)を見て、昨日はずしてしまったヤシャハゼ(子供)を観察しました。小さくて可愛らしいヤツですね。

その後は、オランウータンクラブを観察。でも、フトヤギから降りてました…。同じフトヤギには、アカスジカクレエビが見られました。今まで、気が付かなかった…。

ここで窒素がガッツリ溜まり、一気に浅場に戻りました。その間もタカベの群れは狂喜乱舞でした。

浅場で、シコクスズメダイ(幼魚)・カンムリベラ(幼魚)を見てEXしました。

 

2本目はリクエストを頂き際沿いを散策です。

タップリ水面休息を取り、目的地まで移動しました。

リクエストを頂いたハナダイ系は、スジハナダイ・ケラマハナダイと寂し目に終わりました…。ナガハナダイ(幼魚)・アカオビハナゴイなどは説明している間に、逃げられました…。

それ以外では、クロフチススキベラ(幼魚)・アマミスズメダイ(幼魚)なども観察できました。

浅場に戻る途中で、サキシマミノウミウシ・セナキルリスズメダイ・オキナワベニハゼ・コガネミノウミウシを観察しました。

浅場では、ニシキウミウシ(幼体)・チゴミドリガイ・オシャレカクレエビなどを見てEXしました。


秋の浜に下見で潜って来ました。

2018年07月20日 18時06分29秒 | 秋の浜

今日は、明日からのガイドの下見で秋の浜に潜って来ました。

何故かウネリがある秋の浜…、まぁ潜れる範囲内ですけど。あの位置では影響は出ないと思うのですが、台風のウネリですかね? そして水温は24℃あり快適なんですけど、透明度が悪い…。春みたいでした(笑)

まず最初にオランウータンクラブです。

 綺麗なフトヤギの仲間を宿主にしているので被写体的には最高なのですが、根本付近にいる事が多く、なかなか綺麗に撮影させてくれません。

 

目的のものを探すのですが、残念ながら引っ込んでいました。なのでとりあえずヤシャハゼを撮りました。

 濁りのせいか、1カットで巣穴に逃げられました…。

 

そのまま散策するのですが…、濁りの影響で魚がデリケートで全然目に入って来ません。結局、ホタテツノハゼまで移動してしまいました。

 ん~、鰭を広げないと、ただの枯れ木ですね…。

 

その後は浅場に戻りながらウミテングを撮影しました。

 体色は大人ですが、鰭の色は幼魚を感じさせて綺麗です。

 

浅場で撮影したのはシロウサギウミウシです。

 とは言え変異体が多い種なので…。

 

次は今年初観察のツノダシです。

 逃げられまくって、この程度しか撮影できませんでした…。でも初物だから…。

 

次はミナミハコフグです。

 やっぱり、いつ見ても可愛いですね。

 

次はミヤケテグリです。

  

大きい方は先日UPした個体で、隣に小さい個体がいます。右の画像は、その小さい個体だけを撮影しました。でも、穴の奥なので全然寄れず、この程度の画像しか撮影できませんでした。

小さいと言えば…

 このヒメテグリも小さかった…。これでも第一背鰭広げているんですよ。

 

最後にタナバタウオです。

 思わず観察してしまうんですよ。卵の成長具合を…。個人的には、今一番楽しいと言っても過言ではないくらい、観察するのが楽しいです


ご無沙汰更新でスミマセン…。

2018年07月18日 16時38分06秒 | その他

連休中に御来店頂きましたゲストの皆様、ありがとうございました。久しぶりにご来店頂いたリピーターさん、新規のガイドのお客さん、体験ダイビングのお客さん、いつものリピーターさん、本当にありがとうございました。

ここの所、毎回同じ言葉になってしまいますが…。ご無沙汰の更新でスミマセン。海には潜っていますからね。幅広い意味で…。なかなかカメラを持って入る時間も無く…。でも昨日、水中カメラマンをガイドする事になり、どさくさに紛れて少しだけ撮影してきたので紹介します。ポイントは秋の浜をガイドしました。

そのカメラマンは…

  

 「関戸 紀倫」さんです。フランスと日本のハーフの男前な自然写真家さんです。詳しくは下記のサイトを見てみてください。

オフィシャルサイト http://www.wildkirinphotography.com/

フェイスブックページ https://www.facebook.com/kirin.sekito

インスタグラム https://www.instagram.com/wildkirinphotography/ 

 

希望は、ホタテツノハゼ・ヤシャハゼ・ジョーフィッシュだったので、緊張感の無いガイドになってしまいました(笑)。だって、普通にいますからね。で、たまたま発見したオランウータンクラブ・カスザメを紹介しました。

窒素の関係で紹介できなかったウミテングとか残念だった…。もっと残念なのが、私のデジカメが曇って撮影が出来なかった事です…。

で、浅場の暖かい場所に戻って曇りが取れたので、どさくさに紛れ撮影しました。勿論、紀倫さんが撮影しているすきを狙ってですからね。

 可愛いフリソデエビ

 小さいぺガススベニハゼ

 こちらも可愛いミナミハコフグ幼魚

 スッカリ色が出たミヤケテグリ

 2回目の卵を守るタナバタウオ

本当に悔やまれるカメラの曇りです…。今回は動画撮影だったので、動きがある生物が多めでした。勿論、ベストシーズンが近づいてきている秋の浜ですから、これ以外にも色々な生物が出ていますよ。

 

で、今日は今年初となるケイカイに早朝ダイビングで調査に潜って来ました。

 勿論、狙いはハンマーヘッドシャークです。

まぁ、当たり前ですけど流れが強いんですよ…。単体が通り過ぎたり、ホバーリングするか目をよけて泳いでいたり、多い時で8匹程度の群れが通り過ぎていきました。まぁ、結構見れましたね。画像だとシルエットになってしまったり、逆光だったり、サーモクラインがあって上手く撮影できないので、動画撮影をしてみました。とは言え、ズームにしたりしていたので、ピンが途中で合わなくなったり、流れで手がプルプルして揺れてるので、見る時は酔いに注意です(笑)

https://youtu.be/bov0b13NykY

https://youtu.be/NhKSb6DQn6E

https://youtu.be/eN8ywFhGuUY

https://youtu.be/5W5jsHMFm9w

https://youtu.be/IjYVnGJv_0U

https://youtu.be/3G_DDfbjyXQ

 


奥多摩町立氷川小学校&古里小学校のスノーケリング教室。

2018年07月15日 05時43分25秒 | その他

さて酷暑が続く大島です…。そんな中、和光マリン的夏の恒例行事「氷川小学校のスノーケリング教室」がありました。今年からは、「古里小学校」と合同開催で今年からは5年生がスノーケリングをします。

 

 今年は台風8号のウネリの影響もあって、日の出浜で開催です。

 

 何を観察しているんでしょうかね?

 

 

こんな感じで、階段で休憩したりもします。皆さん、楽しんでいますかね。

そんな楽しい時間も、あっという間に過ぎていき…。終了時間になってしまいました。その時、こんな風景が…

 何を話しているんでしょうかね(笑)?

 

 終了時間なのに、この三人は何処へ…?

 特別に先生に許可を貰って、泣きの1回のひと泳ぎです。

 

スノーケリング教室が終わって着替えたら…

 

校長先生がよそってくれた、お汁粉タイムです。しょっぱい海水と、甘いお汁粉が口の中でほどよくなりましたかね。皆さん、一日、お疲れ様でした。楽しい思い出が、出来たら幸いです。

 

  

皆さんが帰った日の出浜は、人気も無く寂しい感じです…。