「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

ガイドで『秋の浜』に潜ってきました。

2016年04月16日 17時04分22秒 | 秋の浜

本日はガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。

今日はガイドで秋の浜に2ダイブしてきました。水温は変わらずなのですが、透明度が白濁してしまい落ちてしまいました。まぁ、10m前後でしょうかね。春の訪れをヒシヒシ感じます。

 

1本目は、ノンビリ左の砂地を散策です。理由は、他のダイバーとコースがかぶらないようにする為です。

EN後、とりあえず砂地まで移動です。

砂地に入る手前でホソウミヤッコを観察しました。ここの所、小さい個体が見当たらないのが気がかりです。

その後は新しく入れた漁礁を遠めで見ながら、去年入れた漁礁まで移動しました。漁礁では、ニジギンポ・ショウブハゼの仲間が観察できます。その後は、ガラスハゼ(ペア)などを見てハゼ地帯へ。

ハゼ地帯では、ネジリンボウ・ハチマキダテハゼ・ミナミダテハゼが確認できました。

何となく砂地を消化不足だったので、浅場に戻らずもう少し散策を続けました。ナマコマルガザミ・マルガザミを見て浅場に戻ろうとした瞬間、久しぶりにやつが登場しました、ニタリです! 体長は2m無い小さい個体ではありましたが、私たちの視線の高さでユックリ泳いでくれて、しかも至近距離で観察できたのでバッチリ瞼にその姿を焼き付ける事ができました

その後は、チシオコケギンポ(メス)・ベニカエルアンコウを見て素直にEXしました。

 

2本目は、ノンビリ右側を散策です。

ENし沖に出ると、この時期らしくミギマキ(幼魚)を発見しました。幼魚サイズは、この時期だけなんですよね。

ハナミドリガイ・スケロクウミタケハゼ・マツカサウオ(幼魚)を見て移動しました。

その後は、ジョーフィッシュを観察です。ジックリ観察したので、1つのエリアだけで観察です。大きい個体の3匹は、直ぐに確認できたのですが、小さい個体は巣穴も確認できませんでした…。小さいので知らないうちにダイバーが、巣穴を壊してしまったかもしれませんね…。

窒素の時間も怪しくなってきたので、その後はスィートジェリーミドリガイ・アカホシカクレエビを見て浅場に戻りました。

浅場では、コシオリエビの仲間・ヒメテグリ(極小)・サガミリュウグウウミウシ・モクズショイ・ミヤコウミウシを見てEXしました。

 

でも、今日はニタリを見てしまったので…。何見ても、そのインパクトには勝てませんね。


ジョーフィッシュが、エライ事に…。

2016年04月12日 16時52分28秒 | 秋の浜

秋の浜に潜ってきました。海の状態は相変らず好調です。題名通り、ジョーフィッシュがエライ事になっています

 

そんな訳で、ジョーフィッシュから紹介します。。

 

 

これが一番初めに見つかったジョーフィッシュです。ちなみに左下のは、新発見した小さい個体です。

で、その後に発見されたジョーフィッシュです。

 この個体は、単体なんですよね…。周りを探したら、別個体がいるのかな…?

で、コチラが別エリアで発見された個体です。

 

 

左下のが小さい個体になります。まぁ、これだけジョーフィッシュを見ると、見た目に微妙な差があるものの、どれがどれなんだか…。でも、本当に全部違う個体なんですよ。

 

次はクビアカハゼ・ホタテツノハゼSPです。

 

ジョーフィッシュを探していたら目に入りました。クビアカハゼは越冬個体ですね、少し大きいです。ホタテツノハゼSPは、まだ子供だと思います。小さいですし。

 

次はマツカサウオです。

 やはり、このサイズが可愛いですね。

 

次はチシオコケギンポです。

 

左がオスで、右がメスになります。見られる場所は遠く離れているのですが、秋の浜で見る事が出来ます。

 

次はアケウス・モクズショイです。

 

これも見られた場所は違いますが、似ているので隣りあわせで載せてみました。

 

次はトウシマコケギンポです。

 

いつもは左のハシゴに帰るときに撮影するのが定番だと思いますが、今日は右のハシゴの方で撮影してみました。

 

最後にイソギンポです。

左のハシゴの住人です。でも、これで見納めになってしまいます。明日、秋の浜のハシゴを解体して、新しいハシゴに作り変えるので…。ん~、せっかく観察できているので、ハシゴを壊すのは切ないですが…。右のハシゴにいるツバメウオも、気になるところです。


「ある生物」を探しに秋の浜に潜ってきました。

2016年04月09日 18時06分17秒 | 秋の浜

今年は早いもので水温が18℃あります。透明度も良く、素晴らしい海です。

水温が高くなってくると生物達の状況が、ガラッと変わります。そうなってくると頭の中で、色々と考えます。「アレがいるのではないか?」とか、「もうそろそろ、アレが姿を出すのではないか?」などと…。そんな、こんなで秋の浜に潜ってきました。

まぁ、狙いを絞っているので一気に目的地付近まで移動です。で、今日最初の画像はハワイトラギスです。

 

大きい方がオスで、小さい方がメスだと思います。何か怪しい行動をしていたんですよね…。凄く気になるのですが、夕方見に行くには少し深すぎて諦めます。

 

次はガラスハゼです。

 この動きにも意味があるのでしょうかね?

 

次はウデフリツノザヤウミウシ・カンナツノザヤウミウシ・ツノザヤウミウシです。

   ツノザヤ系は、可愛らしいですよね。

 

で、目的の生物は全く目に入らず…。諦めて戻ろうとした瞬間に、目に入ってきました。が、巣穴に逃げられてしまいました。証拠写真をとらずに帰るなんて癪に障るので、出てくるまでジッと待ちました。で、撮影したのがヤシャハゼです。

 

小さい個体で凄くシャイです。右側の画像を撮影しただけで引っ込んでしまいました。なので、画像をトリミングしてみたのが、右側の画像になります。

 

言うまでも無く、窒素がたまりまくったので一気に浅場に移動です。浅場で撮影したのはキマダラハゼです。

 

いつも石の下などにいるので、ダイビング中は見かける事が少ないです。私が発見したとしても、ゲストにお知らせする前に石の下に逃げてしまうので紹介するのも難しいです。でも、今日は運良く撮影できました。

 

最後にヒメテグリです。

 

やはり水温が18℃になると出てきますね。でも、まだまだ小さいです。左側が普通に撮影した画像で、右側が顕微鏡モードで撮影してみました。

 

いや~、でも無事に目的が達成できて良かったです。


本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2016年04月06日 16時17分27秒 | 秋の浜

本日もガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。

良い天気になりました、久しぶりだ…。気温も暖かくダイビング日和な一日です。今日もガイドで秋の浜に2ダイブしてきました。

 

1本目はノンビリ際沿いを散策です。

ENし沖に出て行くとミギマキ(幼魚)を発見しました。成魚は普通に見られる魚ですが、幼魚はこの時期にしか目に入らないんですよね…。

その後は、キイロウミウシ・アオサハギなどを見て移動しました。

ダイナンウミヘビ・カガミチョウチョウウオ・ハナゴンベ・アカシマシラヒゲエビを見て浅場に戻りました。

浅場ではハナミドリガイ・食事中のサガミリュウグウウミウシ・コブヌメリ・リクエストを頂いたトウシマコケギンポ・テンクロスジギンポ・ミヤコウミウシなどを見てEXしました。

そうそう、ツバメウオは無事に右側のハシゴに戻っていました。

 

2本目はリベンジで左の砂地のリクエストを頂き、ノンビリ潜ってきました。

ENし沖に出てくとムカデミノウミウシ・小さいアオリイカの群れ(8匹)が目に入りました。

砂地に降り移動していくとメジマグロ(クロマグロの子供)の群れが、中層を泳いでいきました。数は数えられませんでしたが、30匹以上はいたと思います。

中層が気になりながらも漁礁まで移動し、ショウブハゼの仲間・ニジギンポを観察しました。ニジギンポは、一つの瓶に2匹入っていました。仲睦まじいですね。その中層ではアオリイカの群れ(14匹)がいました。でも、少しサイズが小さいタイプでしたね。でも、ボチボチ18℃近くまで水温が上がっているので、産卵が気になる…

その後は泳ぎ去るヒラメ・マルガザミ・ヤマドリなどを見てハゼ地帯に向かいました。

ハゼ地帯では、ホタテツノハゼSPの巣穴がなくなっていましたが、ハチマキダテハゼは無事に観察できました。で、気になっていた巣穴ですが、やっとネジリンボウが観察できました。ヒレネジではなかった…。

あと、帰り際にも怪しい巣穴も発見しました。これは次回のお楽しみです。

浅場では、オキナワベニハゼ・フトスジイレズミハゼ・リクエストを頂いたトウシマコケギンポ・ミヤケヘビギンポ(オス・婚姻色)を見てEXしました。


本日はガイドで秋の浜に潜ってきました。

2016年04月05日 20時16分26秒 | 秋の浜

本日はガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。

雨は無いもののどんより曇っていた大島です。それでも、ここ数日の雨降りに比べれば、雨が無いだけでも幸せな感じです。今日はガイドで秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は、のんびり左の砂地を散策です。

ENして砂地まで下りて行きました。

入って直ぐホソウミヤッコを観察。ここには、大きい個体と小さい個体の2匹が観察できます。

漁礁まで移動し、ニジギンポ・ツノガニの仲間・コロダイ・アカオビハナダイなどを観察し、転石地帯へ移動しました。ここでは、ハナタツ・タツノイトコ・ウミエラカニダマシ・ガラスハゼなどを観察しました。

ハゼ地帯では、ハチマキダテハゼ・ホタテツノハゼSPを観察しました。去年、ヒレネジが観察できていた近辺で巣穴らしき物はあるのですが、肝心なヒレネジは観察できません。タイミングなのか…?

浅場に戻る途中で、テンス(若魚)・シロタエイロウミウシを観察しました。

浅場では、ベニカエルアンコウ・リクエストを頂いたトウシマコケギンポを見てEXしました。

 

2本目は、のんびり右から正面にかけて散策です。

いつも右側のハシゴにいるツバメウオが、ハシゴから離れていました。磯釣りをしていた人のコマセに反応したのでしょうか。

コウイカの仲間を観察し、散策を始めました。スケロクウミタケハゼ・ヒラメ・アオサハギ・マツカサウオ(幼魚)などを観察して、ジョーフィッシュまで移動しました。ジョーフィッシュは、現在3個体観察できます。今日は捕食モードみたいで、体を巣穴から出し気味で観察できました。

その後は、アカホシカクレエビ・テントウウミウシなどを見て浅場に戻りました。

浅場では、ハナミドリガイ・セトミドリガイ・ミアミラウミウシ・サガミリュウグウウミウシ・リクエストを頂いたトウシマコケギンポを見てEXしました。

そうそう、右のハシゴ付近にいたツバメウオが、私たちのEXの時には沖から泳いできて左のハシゴまで移動しました。明日も観察できると良いのですが…。

 


下見で秋の浜に潜ってきました。

2016年04月04日 16時50分13秒 | 秋の浜

今日は明日からのガイドの下見で、秋の浜の左の砂地を下見してきました。

最初の画像はイソコンペイトウガニです。

 大きな個体です。

砂地に入ってトラギス縄張り争いをしていました。

 

最初は2匹で縄張り争いをしていましたが、少し遠くにいた大きな個体が加わって合計3匹でのバトルになりました。

 

次はハナタツ・タツノイトコです。

 

この種は、カメラを向けると反対側を向いてしまうので、撮影する時なかなか上手くいけません。

この近くではウミエラカニダマシも見る事が出来ました。

少し移動してガラスハゼを見ました。

 

同じムチカラマツに2匹見られました。ペアなんでしょうね。

 

そのままハゼ地帯に移動し、ハチマキダテハゼ・ホタテツノハゼSPを見ました。

 

私的にはハチマキダテハゼが越冬したのは、初めてかもしれません。左の砂地も、ボチボチハゼの巣穴が見えるようになって着ました。他の種も越冬していると良いのですが…。

 

ここからは浅場の画像でスィートジェリーミドリガイ・アオボシミドリガイ・ハナミドリガイです。

   この時期、よく見かけます。

 

次はベニカエルアンコウです。

 なかなか個体数が増えてきません…。

 

次はトウシマコケギンポです。

 

1匹を撮影していたら、巣穴から全身を出している個体を発見しました。更にはこのギンポ団地にタコもいました。