「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

秋の浜に潜ってきました。

2013年03月24日 16時04分20秒 | 秋の浜

今日は久しぶりに秋の浜に潜ってきました。

透明度は以前と比べて良くなりましたが、まだ少し浮遊物が見られました。水温は浅場で15℃前半深場は14℃前半でした。どうりで生物が…。

 

最初の生物はアヤメカサゴです。

初めて見るサイズでした。非常に小さく体長3㎝程度でした。子供サイズですね。このカサゴは冬場の方が多くみられるのですが、たいてい水深30mより深い場所なので見かける機会は他のカサゴより少ないです。この近くではイズカサゴも見られました。

少し移動するとコウイカを見ました。この時期から時より見かける事が多くなります。運が良ければ喧嘩をしている時もあります。今年も卵を産んでくれると良いのですが…。本当は撮影をしたかったのですが、逃げられてしまいました…。

 

次はオキゴンベです。

普通に見る事が出来る魚です。でも、この時期は体長が小さい子供が多いです。大きなウミトサカ近辺を探すと目に入る事が多いです。今日は残念ながらウミトサカの根本だったので地味な画になってしまいました。

次はインターネットウミウシ・シロウミウシです。

あまり移動している最中を見かけることはすくないのですが、今日は移動をしていました。

まだ小さいサイズです。これから夏に向けて大きく成長していくと思います。

 

次はヒメギンポです。

少し婚姻色を出しているメスです。近くにオスの姿は見られませんでした。だいたい午前中に婚姻色になり産卵をして、午後は普通に戻っている事が多いのですが今日は午後でも婚姻色をしていました。お腹の膨らみ具合を見るとバンバン産卵をしたいのでしょうか。

 

次はカシワハナダイです。

残念な画像です…。先日から観察できている浅場にいる個体です。なので粘って撮影する事も出来ます。私が使っているデジカメは非常に古くフォーカスが遅いのと、陰になってしまうとピントが合わないので早々に諦めてしまいました。

 

最後はアメフラシです。

このウミウシもこれから夏に向けて個体数が増えるんでしょうね。この画像では3個体写っています。一番手前の個体は触覚が1本しかありません。

 


本日は体験ダイビングで潜りました。

2013年03月17日 17時10分14秒 | 秋の浜

本日は体験ダイブで潜った為、画像がありません。ご了承下さい。

午前中に1名様、午後はご家族3名様を迎えて秋の浜で体験ダイビングをやってきました。

今日、体験ダイブをなさってくれた皆様は非常にダイビングが上手で、全て問題なくクリアされるので直に海中を楽しんできました。

残念ながら水温・透明度は変わらずでしたが、皆さん「こんなに魚がいるなんて…」と大喜びして下さったので良かったです。これを気にダイビングを楽しんでもらって、いつの日かダイバーになってもらえたら幸いです。

生物はハナミノカサゴが近くに2匹いてくれたのが良かったです。最近は、このようなシーンが多いです。個人的には気になる所です。

クマノミは水温が低い影響でしょうか、イソギンチャクに包まっていましたが観察出来たのでよかったです。

それ以外にはアオウミウシ・オルトマンワラエビ・ニラミギンポ・アオウミウシなどを見ました。


本日はガイドで潜りました。

2013年03月16日 17時06分58秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日も良い天気になりました。が、風が少し吹いたので今日も秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は正面を散策です。

ENして沖に出ました。ハナミドリガイ・アカホシカクレエビ・ルージュミノウミウシ・トサカガザミなどを見て、更に沖に出て行きました。

ガラスハゼ・クロスジウミウシを見て、昨日発見したネコザメの子供を確認しに行きました。今日も昨日と同じ場所で確認できました。以前から観察していたネコザメの卵が、ハッチアウトしたようなので、このネコザメがそうなのかもしれません。

浅場に戻る途中では、アシボソベニサンゴガニ(ペア)・ウデフリツノザヤウミウシ・ボブサンウミウシ・ニシキウミウシ・イソコンペイトウガニ・サラサウミウシを見ました。

浅場ではニラミギンポ(興奮色)・カンムリベラ(幼魚)も見る事が出来ました。ここで気になったのがヒメコモンウミウシです。とは言っても体色が違っていたので何とも言えませんが、色彩変異だったのでしょうか。

 

2本目は左の砂地です。

ENするとムカデミノウミウシが目に入ってきました。そのまま沖に出て定番のイロカエルアンコウ・アカシマシラヒゲエビ・ウミテングを見て移動して行きました。

砂地ではミノカサゴ×2・ナカザワイソバナガニ・ミズヒキガニ・オランウータンクラブ・ウミエラカニダマシ・イボイソバナガニ(子供)が見られました。

水深を上げるとカスザメ・イズカサゴ・テンス(若魚)も見る事が出来ました。

浅場ではハナミノカサゴ・イシガキフグ・コクテンベンケイハゼ(幼魚)・カシワハナダイ・キビレヘビギンポを見てEXしました。


下見で潜ってきました。

2013年03月15日 17時05分55秒 | 秋の浜

今日は下見を兼ねて撮影をしに秋の浜に潜ってきました。若干水温が上がり16℃くらいになっていました。でも、透明度が少し悪くなってしまいました。


最初の画像はカスザメです。

最初から全身丸出しで見る事が出来ました。なのでハレーションをおこさず撮影が出来ました。

 

次はミスジスズメダイです。

水深30m前後に多く見られます。

この近辺を何かいないか探しているとネコザメが目に入りました。

ハッチアウトして間もない個体だと思います。とは言え、大きさのイメージがわかないと思うので…

こんな感じです。ネコザメの手前には私のダイコンを置いてみました。イメージが少しはわきましたかね。

 

そのまま少し水深を上げウデフリツノザヤウミウシを発見しました。

海中も季節が変わり始めて個体数が非常に減りました。もう最後のかもしれませんね。

その近くではボブサンウミウシ・クロスジウミウシも見る事が出来ました。

 

更に水深を上げ先日発見したビシャモンエビを撮影しました。

残念ながら、まだ単体です。良いお相手が見つかれば良いのですが…。

この近くでは久しぶりにヤマドリ(オス)も見られました。

久しぶりの出会いですね。後数ヶ月もしたら産卵ですね。そういえば、アカオビコテグリが全然見当たらない…。

 

更にイソコンペイトウガニも見られました。

大きな個体で、背中にフジツボ?らしき物をつけています。

浅場に戻りニラミギンポを撮影しました。

興奮している体色になっていました。私を威嚇していたんでしょうか?

 

次はハナミノカサゴです。

一応、奥にもう1個体います。このように近くに2匹いる事は、余り見かけた事がないのですが…。でも、もう少し近くにいてくれれば良かったんですけどね。

 

次はヒメギンポ(メス)です。

近くにオスも見る事が出来ました。勿論、両方とも婚姻色でした。産卵もしていましたが決定的瞬間の撮影は出来ませんでした。

 

最後はオマケ画像のウミウシ2匹です。

残念ながら両方とも小さくて…。上がフジタウミウシの仲間? 下はユビウミウシの仲間の子供? でしょうかね…。 一緒に写っているのは私の人差し指です。


本日もガイドで潜りました。

2013年03月10日 17時16分28秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日も暖かい一日になりました。でも、南風が強く秋の浜のみ潜れる状態でした。そんな訳で今日も秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は左の砂地を散策です。

ENして砂地に入る前にアカシマシラヒゲエビ×2・キイロイボウミウシ・サラサウミウシを見ました。サラサウミウシを見ると季節の変わり目を感じます。

砂地に入り定番のウミテングを見ました。今日は残念ながら1個体のみの観察でした。

その後、ミノカサゴ・カスザメを見て移動していくと、近い場所でナカザワイソバナガニ・オランウータンクラブ・ミズヒキガニを観察しました。このミズヒキガニは本来足に付けるはずのガヤを身に着けていませんでした。代りに天草をつけていました。非常に弱そうなミズヒキガニです。

浅場ではホシテンス(幼魚)・コブヌメリ・カエルウオを見てEXしました。

 

2本目は正面から右にかけて散策しました。

水面休息が短かったので一気に沖に出て生物観察をしました。

アマミスズメダイ(若魚)・ヒラメ(子供)・イズカサゴ・ガラスハゼ・アオサハギなどを観察して浅場に戻り始めました。

途中、イソコンペイトウガニ・カモハラギンポを見て観察を続けているネコザメの卵を見ました。卵はほんの少しですが外見からでも隙間を観察できるようになりました。ハッチアウトは近いと思います。

その近くではチシオコケギンポ(メス)を発見しました。いつも見ている場所から少し離れているので久しぶりに見つけた別個体です。

浅場ではトウシマコケギンポ・サキシマミノウミウシ・ムカデミノウミウシ・ヒメギンポの産卵(婚姻色)・カンムリベラ(幼魚)などを見ました。

一番印象的だったのはトゲコマチガニです。久しぶりに見たのですが過去最大の大きさで私の親指の爪程度の大きさでした。体が大きいので体の模様までハッキリ見えて非常に綺麗な体色をしていました。


本日は体験&ガイドで潜りました。

2013年03月09日 16時06分30秒 | 秋の浜

本日は体験&ガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日も良い天気になりました。風は吹いていますがポカポカ陽気で暖かい一日になりました。風の影響もあり秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は体験で潜りました。昨年、ガイドで潜りにいらして下さった方が弟さんを連れて、一緒に潜ってきました。

講習・練習を余裕でパスして、直に潜る事が出来ました。ENして沖に出てチシオコケギンポ(オス・メス)・アカホシカクレエビ・ハナミドリガイ・ルージュミノウミウシを見ました。

体験ダイビングではマニアックな生物ですが、ダイバーであるお兄さんのリクエストだったので見てもらいました。初体験の弟さんではありましたが、興味深そうに生物を見ていました。

その後、オトヒメエビ・サラサエビ・クマノミ・オルトマンワラエビなどを見て浅い方に戻りました。

ハナミノカサゴを見ていると、その下にイボウミウシSPがいました。見かけないタイプだったので今度撮影をしに行ってみようと思います。同じ場所にいれば良いのですが…。

その後、トウシマコケギンポ・カエルウオを見てEXしました。

 

2本目は正面を散策してきました。

ENし沖に出てコガネミノウミウシ・イロカエルアンコウを見て更に水深を深くとりました。

インターネットウミウシを見て近くを散策していると久しぶりにビシャモンエビ・コケギンポを発見しました。更にはホクヨウウミウシSPを発見できました。私も初めて見るウミウシで、こちらも撮影したくなるウミウシでした。

少し離れた所ではヒラメ・別個体のインターネットウミウシや、体長1cmのウデフリツノザヤウミウシも見る事が出来ました。

浅場ではハナミノカサゴ・サガミリュウグウウミウシ・ミヤケヘビギンポ(オス婚姻色)を見てEXしました。


下見で潜ってきました。

2013年03月08日 17時25分59秒 | 秋の浜

今日は下見で秋の浜に潜りに行って来ました。陸上が暖かすぎて海中は少し寒く感じましたが、水温は17℃でした。透明度は非常に良く日の光が海中まで届いて気持ちよく潜る事が出来ます。

最初の画像はネコザメの卵です。

以前から継続観察している卵です。もう付加したと思っていましたが、まだ中に子供が入っています。以前と比べると心なしか卵に亀裂が入っているので、もう少しでハッチアウトするのかもしれません。

 

そのまま沖に出てアオサハギを撮影しました。

この所、個体数が多く感じます。体の大きさからみるとオスだと思います。大きな相とコーラルの周りで観察できるのですが、これ以外にもオキゴンベの子供なども観察できます。

 

その近くではヒラメ・サツマカサゴが観察できました。

こっちは大きなサイズで、

 

こっちは小さなサイズでした。

 

ここからはウミウシのラッシュです。まずはインターネットウミウシです。

3個体見られました。

 

次はキイロウミウシです。

食事中でした。

 

次はクロスジウミウシです。

いつもいる水深よりも浅い場所で見られました。

 

ここから浅場で撮影した画像でコガネミノウミウシです。

小さいウミウシですが、このように2匹が近くにいると何だか嬉しくなります。

 

次はフトスジイレズミハゼです。

ペアでみられました。水温が上がってきているからでしょうか活発に動いていました。私が撮影していてもお構い無しで捕食をする為に中層にジャンプをしていました。

 

最後はメリベウミウシです。

夜に多いウミウシで、中層を泳ぐウミウシでもあります。

 


のぼりを立ててみました。

2013年03月03日 19時51分37秒 | その他

 少し前に「のぼり旗」を購入しました。

和光マリンは大島一周道路沿いあり道を通る方は多いので、コマーシャル用です。

 

 

 今日は弱い北東の風だったので、旗が違う向きを向いてしまっていましたが…。

でも一番手前だけ持って動かして、そのまま離れて速攻でシャッターを切りました。

ただそれだけなのですが、案外タイミングが難しく何枚も撮影してしまいました。