「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

昨日(8/26)のログです。

2018年08月27日 08時00分48秒 | 秋の浜

昨日はガイドで秋の浜に、2ダイブしてきました。水温は24℃程度ですね。なので画像は無いんです…、申し訳ございません。

さて、左の砂地がメッチャ面白いんです!

まずは私の記憶では6年ぶりにアサヒガニを見る事が出来ました! 土砂災害以降、大きな被害を受けた左の砂地でそれ以降見られていませんでした。

しかも、滅多にない全身丸出しでの状態でした。本当にラッキーな出会いでしたね。

 

以前みつけた、たぶん越冬したであろうチンアナゴも健在です。タイミングが合えば、結構体を巣穴から出しています。

 

ハゼ類も好調で、ササハゼ(幼魚・成魚)・クロイトハゼ(幼魚ペア)も確認できます。先日見つけたヤシャハゼ2個体・ヒレナガネジリンボウも元気よくホバーリングしています。

で、昨日は新しくヤシャハゼを発見しました。これで左の砂地で3個体目です。しかも、同じ巣穴にはヒレナガネジリンボウが2個体同居しています。まるで雑誌などにでるような、素晴らしい光景になっています。後、それ以外にも新しいヒレナガネジリンボウも出ています。絶対に探せば、もっと色々と出てくるような雰囲気が満載です。

浅場に戻る途中では、カミソリウオも発見できました。でも残念ながら単体です。今度は茶色で枯葉のような色をしている個体です。先日浅場で発見したカミソリウオも、台風を乗り越え同じ場所で観察出来ています。

個人的には左の砂地で3ダイブして、色々と探してみたい感じです。

 

他にも色々と出ています。

昨日見た生物だと、フタスジリュウキュウスズメダイ・ナンヨウハギ・ヤリカタギ・ニラミギンポ・アカハチハゼ(ペア)・サザナミヤッコ・シマハギなどの幼魚も見れます。


久しぶりに…

2018年08月22日 17時16分43秒 | 秋の浜

全然、更新していませんでしたが台風以外は、毎日潜っていましたよ。体験だったり、ガイドだったり、講習だったりと…。

ちなみに8/3は秋の浜でニタリを見ました。8/16は、イズオコゼ。8/20は、早朝でケイカイに潜りハンマーも。勿論、他にも色々と見ました。私は見ていないのですが、秋の浜でジンベイザメが出たりしましたよ。(私は体験ダイビングを担当していましたので…)

で、今日は秋の浜に今まで発見したネタを撮影しようと潜りに行ったのは良かったのですが…、殆ど出ていないというオチでした。そんな中でも、幾つか撮影してきたのでご紹介します。

 

まずはテーブルサンゴなどには…

 フタスジリュウキュウスズメダイ

 ヤリカタギ

 ナンヨウハギ

などがいます。勿論、他の生物も観察出来ています。

 

で、狙いの生物が玉砕ばかりだったので、一気に移動して左の砂地を散策しました。

 本当に少ししか出ていませんが、チンアナゴです。越冬したヤツですかね?

 クロイトハゼもペアで見られました。ササハゼもいましたが、瞬殺でした。

 ヒレナガネジリンボウもいます。そして…

 

ヤシャハゼもいます。ちなみに画像のは別個体なので、左の砂地には2個体観察出来ています。他にもホタテツノハゼSPなども観察できます。6年前の災害以来、生物が乏しかった左の砂地もやっと復活してきました。きっと、もっとジックリ探せば他の生物もいるんでしょうね。

 

浅場に戻り、昨日発見した…

 カミソリウオです。残念ながら単体です。早くペアになってほしいものです。

 

トウシマコケギンポの所には…

 タテガミカエルウオの仲間でしょうかね。

 マツバギンポが観察できました。

 

梯子の近くでは…

 ヨコシマクロダイ

 クロホシフエダイ

などが見られました。勿論、これ以外にも常連組の季節来遊魚などもバッチリ観察出来ています。

さて台風20号が近づいてきます。幸いにも大島から遠い所を通過しますが、それでもウネリは届いています。なるべく影響が少ないと良いのですが…。