「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

ありふれた言葉ですが、「平成最後の日」ですね。

2019年04月30日 16時21分10秒 | 秋の浜

今日はガイドでしたので、画像がりません。ご了承ください。

先週は、「とある出来事」によりバタバタと忙しく、そのまま連休の食事の仕込みやらで、あっという間にGWに突入してしまいました。スッカリ海から離れてしまっていましたけど…。

この3日間、ガイド業で海に潜っていました。全て秋の浜のリクエストを頂いたので、コースを変えたり、リクエストを頂いたネタを紹介したり、私のポリシーである「ジックリ・粘って・探して・見るける」をモットーにガイドをしました。

事幸いに、甲殻類好きのリクエストもありましたので、クリアクリーナシュリンプ・ソリハシコモンエビ・アカホシカクレエビ・アカスジカクレエビ・アカシマシラヒゲエビ・クシノハカクレエビ・コマチテッポウエビ・ウミカラマツエビ・ガンガゼカクレエビ・ウミシダヤドリエビ・アナモリチュウコシオリエビ・コシオリエビの仲間・ナカザワイソバナガニ・モクズショイ・コノハガニ、などを紹介しました。

特に、イソコンペイトウガニ・ムチカラマツエビが気に入られたようで、熱心に撮影されていました。

 

ウミウシはチョット少なめで、キイロウミウシ・クロスジウミウシ・コンガスリウミウシ・ミツイラメリウミウシ・インターネットウミウシ・キイロイボウミウシ・ニシキウミウシ(幼体・成体)・タマゴイロイボウミウシ・ハナオトメウミウシ・ルージュミノウミウシなどを紹介しました。

 

魚では、水温が低く瞬殺でしたがヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ミナミダテハゼ、スケロクウミタケハゼ・ガラスハゼ・シリウスベニハゼ・オキナワベニハゼ・アサヒハナゴイ・アカボシハナゴイ・スミレナガハナダイ・フタイロハナゴイ・イナセギンポ・ニラミギンポ・トウシマコケギンポ・キビレヘビギンポ・ミヤケヘビギンポ(オス婚姻色)・ベニカエルアンコウ・コガネスズメダイ幼魚・セナキルリスズメダイ・アマミスズメダイ幼魚・ホシテンス若魚・セミホウボウ(ペア?)・ホシゴンべ・サザナミヤッコ幼魚…、後は忘れてしまいました…。

私的に驚いたのは、ダンゴオコゼが生きていた事ですね。

後は、タイミング良く流れ藻があったので必死に探してみたら、ワタリガニの仲間・カニのメガロパ幼生・謎のエビ・イシガキダイ幼魚などが見れました。

 

ジックリ潜ると、色々な生物が目に入る秋の浜でした。


今週末はガイドで秋の浜に潜りました。

2019年04月21日 17時18分24秒 | 秋の浜

昨日・一昨日とガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今週末はリピータ様のガイドでした。いつものように秋の浜のリクエストを頂き、2日間で合計4ダイブしてきました。

 

昨日の1本目は、際沿いを散策しました。

EN後、一気に沖に出て目的地へ。

狙いを外したのでスジハナダイを紹介。困りながら散策すると、コウリンハナダイ幼魚が目に入りました。久しぶりに観察しましたね。他の場所にはいるのですが、水深がねぇ…。ちなみにこの場所は30~31m程度なので、この種にしては非常に浅い方です。なるべく長く同じ場所にいてくれると助かるのですが…。

その後は、アマミスズメダイ幼魚・セナキルリスズメダイ・フタイロハナゴイ×2、浅場でニラミギンポ・ベニカエルアンコウ・ベンケイハゼの仲間・スィートジェリーミドリガイなどを見てEXしました。

 

2本目は、右から正面にかけて散策です。

ENからずっとノンビリ散策です。

キイロウミウシ・タマゴイロイボウミウシ・テヌウニシキウミウシ・ザラカイメンカクレエビ・アカスジカクレエビ・スケロクウミタケハゼ・アマミスズメダイ幼魚・ハナミドリガイ・サガミリュウグウウミウシなどを見ました。

 

今日の1本目は、左の砂地を散策です。

またもやENからずっとノンビリです。

サガミリュウグウウミウシ・ニシキウミウシ幼体・卵を産む準備をしているアカホシカクレエビ・ニシキウミウシを見て、砂地に降りました。

砂地では、セミホウボウ・コノハガニ(メス)・ヒカリベッコウウミウシ・コノハガニ(オス)×2・アオサハギ・ミレニアムマツカサウミウシなどを観察しました。

浅場に戻ってコンガスリウミウシ・サザナミヤッコを見てEXしました。

 

2本目はハゼ狙いです。

ENし、キイロイボウミウシ・シロタエイロウミウシを見て、目的地に移動しました。

残念ながらハゼの出が悪い…。既存のはヒレナガネジリンボウしか出ていませんでした。しょうがないので諦めて、ハゼ探しです。一応、ヤシャハゼ(ペア)を発見して、ゲストに紹介しました。でも新しく発見した、ヒレナガネジリンボウ・ヤノダテハゼ幼魚・ミナミダテハゼ幼魚は、瞬殺で私のみの観察となってしまいました…。

その後は、アナモリチュウコシオリエビ・アマミスズメダイ幼魚・クリアクリーナシュリンプ・オオメハゼ・コクテンベンケイハゼ・カンムリベラ幼魚を見てEXしました。

 

 

困った事に、全てのダイビングの記憶が曖昧で全然思い出せないんですよね…。歳のせいでしょうかね(笑)


秋の浜に潜って来ました。

2019年04月14日 16時51分00秒 | 秋の浜

今日はリピーターのイントラの方と一緒に、秋の浜に潜って来ました。目的は、何もなくただ雰囲気に任せ、ダラダラと散策してきました。

 

まずは、なんて事はないキタマクラです。

 何があったか知りませんが、怒っていました。残念ながら後ろ姿ですけど…。

 

そのまま沖に出て…、生物が見当たらなく…、シリウスベニハゼです。

 昨年から、同じ場所で観察出来ています。

 

その近くでは…

 セミホウボウだったり、

 スミレナガハナダイだったりが見られました。

 

次はアマミスズメダイです。

 ソラスズメダイと比べると大きさが分かると思います。またこのサイズが、一気に増えたように感じます。

 

少し移動すると…

 サギリオトメウミウシ

 ハナミノカサゴが観察できました。

 

訳あって砂地に出て…、

 足が少ないミズヒキガニや、

 ウミエラカニダマシを見ました。オランウータンクラブもいましたよ。

 

浅場では…

 コンガスリウミウシや、

 オキナワベニハゼ、近くにはオオメハゼもいました。

 クリアクリーナシュリンプだったり、

 サガミリュウグウウミウシだったり、

 サメジマオトメウミウシだったり、

 ハナミドリガイだったり、

 ベンケイハゼの仲間(寄生虫付き)を見て、EXしました。

 


久しぶりに秋の浜に潜って来ました。

2019年04月08日 16時57分38秒 | 秋の浜

久しぶりの更新で、スミマセン…。毎日、海には潜っているんですよ。漁師モードでは…。作業中はタカベ・シマアジの子供と戯れながら…。移動中は、ミヤケへビギンポの婚姻色カエルウオの子供なども観察できるんですよ。

で、今日は久しぶりに秋の浜へ潜って来ました。透明度は良好です。特に深場は…、まぁ16.2℃でしたけど…。浅場は17℃以上でした。

 

最初の画像は、EN/EX付近に群れる小魚です。

 EN付近。  EX付近。

この種の画像を撮る時は、外部ストロボ・ワイドレンズがあると良いですね…。両方とも無いとこんな感じの画像になってしまいます。肉眼だともっと臨場感あふれていたんですけどね…。

 

沖に出るにつれて水温が下がっていったのですが、ヤシャハゼは出ていました。

 越冬する様になって数年、16℃でも出てるヤシャハゼって一体…?

 

何となく移動して…

 フサカサゴの仲間です。正式名称、忘れてしまいました…(笑)

 

その後も何となく…

 トサヤッコと、

 ニシキウミウシです。

 

ここで、ふと思い出したんです。友人ガイドから教えて貰った情報を! そんな訳で一気に移動です。

途中で、

 セミホウボウと遊んだり、

 コクテンカタギが戻って来ていたり、

 ゴミのようなミズヒキガニがいたり、

 

やっと教えて貰った情報の…

 ハナタツです。秋の浜では久しぶりに見ましたね…。

 

そのまま一気に浅場に戻り…

 ハナミノカサゴや、

 トウシマコケギンポを見てEXしました。

 

こんな文章だと、簡単にEXした感じですが最初の画像の小魚を撮るのに泳ぎ回り、トウシマコケギンポが巣穴から出てくるのを何回も待ち、何度もピンボケだったりを繰り返し、まぁなかなかの時間を浅場で費やしました…。その割には、納得がいく画像には程遠いんですけどね…。