「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日も体験ダイブで潜りました。

2012年06月30日 19時58分06秒 | その他

本日も体験ダイブのため、画像がありません。ご了承下さい。

今日のゲストはアルバイト先のお仲間4名様です。潜る気満々で、最初から2ダイブのリクエストを頂いたので、野田浜と秋の浜に潜ってきました。

 

今日、野田浜で一番気になったのはオランウータンクラブです。

って、先日見つけた個体なのですが、今日見たらペアになっていました。素晴らしい!!!

個人的にはペアは初めて見たかもしれません。

 

秋の浜で一番気になったのはカエルウオです。

って、いつもいるじゃんと思うかもしれませんが、今日見たら産卵していました。素晴らしい!!!

ん~、これも水温が高い状態が続いているからですかね。透明度は…ですが。寒いよりか良いですけどね。

それに、魚の動きが全然違いますから。


本日は体験ダイブで潜りました。

2012年06月29日 18時48分48秒 | 野田浜

本日は体験ダイブの為、画像がありません。ご了承下さい。

 

天気予報が見事にハズレ、素晴らしい天気になりました。非常に暑かったです。こんなダイビング日和に潜れるのは幸せな事です。

さて今日は会社の社員旅行で体験ダイブ9名様・ファンダイビング2名様と一緒に野田浜に潜りました。水温は22~21℃、透明度は残念ながら5mでした。

 

今日、一番の生物はイナセギンポです。大島にはあまり流れ着かない季節来遊魚で年に見れても数個体で、秋頃でないとお目にかかれないのですが、体長3㎝程度の個体を確認しました。

後、野田浜でもミツボシクロスズメダイ(幼魚)が確認できました。

それ以外ではカスザメ・カンムリベラ(幼魚)・オランウータンクラブ(ペア)・ハマフエフキ・アオブダイ・テングダイなどが確認できました。

 

そうそう、アーチの中はイサキの群で溢れていました。向こう側が見れないくらい群れていましたよ。


本日は体験ダイブで潜りました。

2012年06月28日 16時57分44秒 | 秋の浜

本日は体験ダイブの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は時より雨が降る天気になってしまいました。でも予想されていた風は全然吹かず、静かな海で体験ダイブが出来るようになりました。そのような訳で秋の浜で体験ダイビングをしてきました。

多くの方がそうなのですが、海に潜ると緊張します。自分が想像している以上に…。

今日の方も最初は緊張により呼吸が速くなってしまいましたが、「落ち着いて潜れば大丈夫」と言うと、スンナリと潜れるようになりました。

ハシゴを降りながらハタンポ・オヤビッチャを見て沖に出ました。

クマノミを見ながら休憩し、更に移動しました。途中、ハナミノカサゴ・キイロウミウシが観察できました。

中層ではイサキが大量に群れていたのでゲストの方にも見てもらいました。群れの数の多さで驚いたのか、暫く中層を見ていました。

その後、キンギョハナダイの群を突っ切り、イソカサゴ・オルトマンワラエビ・アオウミウシなどを見て、段落ちの壁を登りました。

トウシマコケギンポに餌付けをし、ツノダシ・ハリセンボン・カエルウオを見てEXしました。

 


本日はガイドで潜りました。

2012年06月27日 15時35分11秒 | ケイカイ

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

昨日までのAD講習が終わり、今日はファンダイビングとしてケイカイに潜ってきました。流れは弱いものの水温は23~22℃透明度は8m前後でした。

沖に向かって泳ぎ根の間に入るとヨゴレヘビギンポ・キビレヘビギンポが大量に目に入りました。オスはどの個体も婚姻色がバリバリで非常に綺麗な色をしていました。中にはペアになり産卵している個体も見られました。

そのまま沖に向かって進んでいくとヘラヤガラ・ニラミギンポ・ハマフエフキ・アオブダイなどが目に入りました。

根を越えて帰る途中ではタテジマヘビギンポ×3が見られました。以前は単体でしたが、近くにもう2個体確認できました。1匹がお腹が大きく、2匹はスリムだったので、メス1のオス2だと思います。産卵をしているのでしょうか?

この辺りからイサキの群が中層に大量に見られるようになりました。流れに逆らって泳いでいるのですが、急に逃げ出すかのように流れに乗って逆の方向に泳ぎだしたり、また元の戻ったりを繰り返していました。

何か大物が来るのかと思い、その先を見るのですが何も見当たらず残念な結果になってしまいました。でも、もしかしたら違う時間帯では大物が登場していて、その気配を感じてイサキが逃げたのかもしれません。


本日はAD講習で潜りました。

2012年06月26日 19時26分07秒 | その他

本日は講習の為、画像がありません。ご了承下さい。

AD講習でしたので、シッカリと講習を終わらせた上での残圧でファンダイビングを楽しんできました。

1本目は秋の浜です。

一番気になったのはアカオビコテグリのオスです。今年は全然見なかったのですが、やっと1匹を発見しました。縄張りが気になる所ですね~。産卵しているのかな?

それ以外ではホウセキキントキ×3・ムラサキウミコチョウの交接・ガラスハゼ・センテンイロウミウシなどです。

 

2本目は野田浜です。

ここではヨゴレヘビギンポのペアです。オスの婚姻色が非常に綺麗です。特に目に入るラインが鮮やかな青色です。今日は産卵もしていました。これから個体数が増えるのでしょうか?

それ以外ではウスイロウミウシ・コモンウミウシ・カンムリベラ(幼魚)・コブダイ(幼魚)・テングダイ・コロダイ×4などです。

 

3本目は秋の浜です。

ここではカンパチです。夏を前にして凄い小さなカンパチがハシゴ付近で観察できました。また海が1歩夏に近づいたのを感じました。

ここで見た生物はキイロウミウシ・キイロイボウミウシ・ニシキウミウシ(通常・旧フタイロ)・アカシマシラヒゲエビ・アマミスズメダイ(幼魚)などです。


本日は体験ダイブで潜りました。

2012年06月25日 19時52分06秒 | 野田浜

本日は体験ダイブの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は北東の風が吹いて秋の浜は波が高く潜るには厳しかったので、野田浜で体験ダイブをしてきました。

本日のゲストの方は、昨日に続いて2本目の体験ダイビングです。なので学科は省略し、野田浜の足がつく所で練習をしました。

練習中はノコギリヨウジのクリーニング・ヘビギンポの産卵・カゴカキダイ(幼魚)・カエルウオが見られました。

元水泳部との事で、余裕で練習をされていました。

本番で沖に出て根沿いに進んでスズメダイが卵を守っているのを観察しました。卵は成長していて、やがて目になる部分が銀色になっていました。もう少しでハッチアウトですね。その近くではオトヒメエビが脱皮したようで、直ぐ下に皮が落ちていました。

更に進むとヨゴレヘビギンポ(オス・婚姻色)を発見しました。目の所の青いラインが非常に綺麗です。

アーチでは今日もイサキが入っていました。近くではサメジマオトメウミウシも観察できました。少し移動して今日もオランウータンクラブ?も観察できました。

少し移動するとテングダイ×2・コロダイ×3が目に入りました。昨日と比べると1匹ずつ増えていました。

中層のハマフエフキ・イシガキフグをが泳いでいるのを見ながら戻ってきました。最後にボラを見てEXしました。


本日もガイドで潜りました。

2012年06月24日 17時46分42秒 | その他

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は秋の浜・ケイカイ・野田浜と潜りました。やはり西側は水温が高く23~22℃もあります。少し流れはありましたけど。もう少し透明度が良くなれば、非常に気持ちよくダイビングが出来る環境になりますね。

 

1本目は秋の浜です。一応、ニタリ狙いでしたが見れませんでした。でも、他チームは見る事が出来ているので、これから先も見れる可能性が大きいです。

さてDEEPに行ったので前半は移動です。途中でコクテンカタギ(幼魚)を見てから生物を探し始めました。

コウリンハナダイを確認すると同じ場所にキシマ(幼魚)・ケラマ(幼魚)も一緒に見る事ができました。少し移動して更にコウリン、クダゴンベを見て、また移動して少し大きめのキシマハナダイを見て浅場に戻り始めました。

途中、以前見失ったサクラダイ(メス)・アカエイを見ながら浅場に戻りました。

浅場ではオキナワベニハゼ・オルトマンワラエビ(抱卵)・コガネミノウミウシ・今年初確認のツノダシ・カンムリベラ(幼魚・越冬組)を見てEXしました。

 

2本目はケイカイです。台風後初めて潜ったのですが影響が色濃く残っていました。大きな岩はひっくり返り、海底・岩肌は砂でこすられてしまい綺麗に何もついていない状態でした。

根の間に入ると直ぐにキビレヘビギンポ(オス)が確認できました。そのまま進むとテンクロスジギンポ・ヘラヤガラ・ニシキウミウシ・ニラミギンポ・オキナワベニハゼを見る事が出来ました。

戻る途中ではタテジマヘビギンポが見られました。お腹が大きく膨らんでいたので卵を持っているかもしれません。そうなると越冬組みなのでしょうか?

その後、ミヤケヘビギンポ・サメジマオトメウミウシなどを見てEXしました。

 

3本目は野田浜です。こちらもケイカイ同様、台風の影響が色濃く残っていました。

ガイドロープから離れるとカンムリベラ(幼魚・越冬組)がいました。更に沖に出て根沿いに進むとミツイラメリウミウシ・アオウミウシ・キビレヘビギンポ(メス)・ヌノサラシが観察できました。

アーチ内では夏の全盛期ほどではないですがイサキが群れ始めましたその近くではリュウモンイロウミウシも観察できました。少しずつ夏に近づいているようです。

サビカラマツにオランウータンクラブらしきカニを発見しました。その後、テングダイ・コロダイ×2を見てEXしました。


遂に、ヤツが登場しました。(本日はガイドで潜りました)

2012年06月23日 22時48分44秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は高速船が機関故障になってしまい、ゲストの到着が遅れてしまい午後から2ダイブして来ました。

リクエストを頂いて秋の浜を潜りました。透明度は回復しつつありますが、まだ少し白い感じです。でも水温は21℃まで回復しました。でも夕方になって深場は18℃でした。

 

1本目は小さいウミウシのリクエストを頂きました。そんな訳で超じっくりダイビングです。

ENし沖に出るとハナミノカサゴ×2を発見しました。ちょうどカイメンを挟んで隣同士で、鏡に写したかのようでした。

その後はウミウシモードです。ヒトエガイ・小さすぎて分からないウミウシ3種・ムラサキウミコチョウ×2・ニシキウミウシ(旧フタイロ)・タマゴイロイボ・ミツイラメリ(複数)・シロイバラ(複数)・ツツイシミノ、を見ました。ん~、少し少なめですね。

他の生物ではセレベスゴチ・アマミスズメダイ(幼魚)・ムチカラマツエビ・イボイソバナガニなどを見ました。

 

2本目は砂地に隠れている生物のリクエストを頂きました。そんな訳で左の砂地です。

砂地目指して移動していると今年初のカガミチョウチョウウオ(幼魚)コノハミドリガイ・キイロウミウシが目に入り、1本目が不完全燃焼だったのでゲストに見てもらいました。

その時、私がふと沖を見ると…ニタリが泳いでいました!!!  速攻で雄叫びを上げゲストの方に教えたのですが見る事が出来ず…。

で、移動しようと思い砂地の方に体を向けると同じニタリが戻ってきました。ゲストの方は逆方向を向いていて気づかず…。

でもって移動していくと、今度はゲストの方が雄叫びを!  そう、またさっきのニタリが泳いで戻ってきました。水温が18℃と低めだったので透明度が良かったのでバッチリ観察する事が出来ました。

そんな訳で、ENしてから10分も経たない間の水深9~15mの間で同じ個体であれど3回もニタリを見てしまいました。

で、リクエストの砂地へ。私もゲストの方も中層が気になって生物が…。

気を取り直してハゼ地帯へ。ネジリンボウ・ヒレナガネジリンボウ、両方とも確認できました。その近くにいたウミテングは10mほど離れた場所にいましたが見る事ができました。

帰り際、オハグロベラが求愛していました。さすがに16:00では産卵をする時間にはマダマダ早いので産卵はしませんでした。あと、コウベダルマガレイの喧嘩も観察できました。

その他では、オトメミドリガイ・スィートジェリーミドリガイ・シロイバラウミウシ×3・ウスイロウミウシ×2・ニシキウミウシ・アマミスズメダイ(幼魚)×3などが観察できました。

とは言っても、ニタリのインパクトには勝てないので、見た生物の記憶が飛んでしまいました。


様子を見てきました。

2012年06月20日 11時31分58秒 | 秋の浜

台風4号が通り過ぎていきましたが、皆様がお住まいの所は被害は無かったでしょうか?

大島は雨・風は凄かったです。一部、停電した場所もあったようですが和光マリンへの直接被害はありませんでした。今日は船も全便欠航しましたが、何気に秋の浜は十分潜れるほどの静けさになっていたので、思わず潜ってしまいました。

雨の影響で泥が入ってしまったので海中は白濁していました。透明度は3~5m程度でした。春濁りに比べれば日の光が入るので、そこまでは暗さは感じません。

何処まで行けば透明度が良くなるかと泳いで沖に出ましたが、沖の方まで泥が入ってしまっていたのであまり変化はありませんでした。水温は浅場が18℃、深場が16℃でした。

 

そのような訳でENしてすぐにデジカメが曇りました…。最初に撮影したムカデミノウミウシはこんな感じです。

残念ですね…。

 

一気に沖まで出たのでクダゴンベを撮影してみました。

こちらも残念です…。

先日はペアで確認できたのですが、今日は1匹だけでした。この近くでは大きなアサヒハナゴイの姿も確認できました。更には先日見た少し大きめのキシマハナダイも見れたのですが、敏感すぎて近寄れず撮影すら出来ませんでした。

 

少し水深を上げ生物を探すとタマゴイロイボウミウシ・フジイロウミウシ・インターネットウミウシが目に入りました。

久しぶりに見ましたね。体の上に少し泥が乗っかっているように感じます。

私的には冬のイメージですが、まだボチボチ観察できます。

先日とは別個体です。この近辺はインターネットのだと思われる卵が数ヶ所で見れるので、複数の個体がいるのだと思います。

 

そのまま砂地に出てみました。

カスザメなどを観察しながら移動していくとテンスが泳いでいました。

今回の台風の影響は少ないみたいで、普通に泳いでいました。同じくヒレナガネジリンボウも観察できました。いつもなら巣穴がつぶれてしまって見れないんですけど、やはり今回は影響が少なかったんでしょうね。

 

最後に通称ヒメジョーです。

ゲストに見てもらうのは非常に難しい魚です。小さいですし、色も分かりにくいですし、何よりも非常に敏感で巣穴に隠れてしまうので。

とは言え、今日は欠航出ていたので撮影が出来たのですが、こうみると分かりにくいですね…。


撮影に行ってきました。でも…

2012年06月18日 17時16分08秒 | 秋の浜

今日は週末にガイドで紹介した生物を撮影しに秋の浜に行ってきました。浅場は20℃あったのですが深場は16℃しかありませんでした…。16℃のところは凄く透明度は良かったですけど、あまりのギャップに私のデジカメは曇ってしまい撮影になりませんんでした。

そんな訳でハナダイ系は撮影できませんでした。キシマハナダイは小さい方は出ていたのですが、水温の影響か敏感で直ぐに引っ込んでしまいました。それ以外は全滅です。

デジカメが曇ってしまっては撮影にならないので浅場に移動しました。

途中、インターネットウミウシを発見しました。

これは通常よりも小さいタイプの大きさです。

で、こちらが先日見つけた私の親指第一間接程度の大きさです。

ん~、親指を置く位置が悪くてイマイチ比較になっていません…、スミマセン。

 

浅場でセホシサンカクハゼを見つけました。

石の下の砂を自分で掘り、家を完成させていました。その岩肌をジックリ見てみると…

がありました。小さいツブツブが分かるでしょうか。オスは家の中でシッカリと卵を守っています。

 

この近くではオルトマンワラエビの抱卵も観察できます。

少し分かりにくいですがお腹に卵を抱えているのが分かるでしょうか?本当に卵が多くお腹から溢れています。

 

最後はカエルウオです。

ん~、決してかっこ良いと言える魚ではないのですが、可愛らしい顔をして人気者ですね。