「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日はガイドで秋の浜とケイカイに潜りました。

2019年05月25日 15時18分44秒 | その他

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日はリクエストを頂いて1本目は秋の浜、2本目はケイカイに潜って来ました。

秋の浜は、少し白濁していました。浅場は18℃台、沖は16℃台と、陸上とのギャップで寒さを感じやすいですね。

EN後、沖に出てニラミギンポ・アマミスズメダイ幼魚などを見て、アカホシカクレエビを観察しました。メスはバッチリ抱卵していて、次の卵の準備も完璧に整っていました。その近くのイソコンペイトウガニも観察できました。

砂地に入り漁礁を見ると、アオリイカ(ペア)産卵に来ていました。4月に木を投入し、全く反応が無かった約2カ月間、一房でしたが小さい卵を産み付けてくれました。

それ以外では、キツネベラ(メス)・セレベスゴチ・アケウスなどを見て浅場に戻りました。

浅場ではコールマンウミウシ×3・ベニカエルアンコウ・サガミリュウグウウミウシを見てEXしました。

 

2本目はケイカイです。透明度は抜群に良かったのですが、水温が15℃台でした…。

まぁまぁな強さの流れが入っていたのですが、回遊魚系は全く見れず…、イサキの群れ・タカサゴの仲間の群れ・海底で休むホウライヒメジ・イシガキフグなどを見て、散策してきました。

カメは2個体、それ以外だとシロタエイロウミウシ・サクラミノウミウシ・アオウミウシ・クロヘリアメフラアシ・テングダイ・ヒゲダイ・コブダイ(メス)・ヨゴレヘビギンポ(オス婚姻色)などを観察しました。


昨日(5/20)のログです(驚愕が2つありました…)。

2019年05月21日 17時27分24秒 | 秋の浜

このログは、昨日(5/20)のログになります。

昨日は、午後から秋の浜に潜りに行きました。水温も上がってきた事だし、ノンビリ散策してみようと思ってENしました。が、何だかヒンヤリします。沖に出ると痺れます…、透明度が素晴らしい事になっていました。で、水温を見たら14℃台…。刺激的過ぎる水温です(驚愕1つ目)

そんな訳で魚は元気がなさそう…、いやあまり目に入ってきません。ここは諦めて前から観察しているネタを再確認しながら潜りました。

 イソコンペイトウガニに、

 クシノハカクレエビ(たぶん)に、

 アナモリチュウコシオリエビ。甲殻類は変わらずでした。

 

ここでふと思い出したのが、「ハナタツのお腹が膨らんでいた事」です。こんな時だからこそ、探してみようと思い一気に移動しました。

でも途中で、

 スケロクウミタケハゼと、

 セナキルリスズメダイと、

 トゲトサカテッポウエビを撮影しました。

 

目的地に到達し、ハナタツ探しです。まず目に入ったのは…

 ん~、お腹が普通…。前に見たのはコイツではない(確信)。

 

近くを探してみると…

 いました。お腹が膨れている方が。ここで整理します。「だいぶ前から観察出来ていたのは、一番上の画像のお腹が膨れていない方(たぶんメス)、GW中にお腹が膨らんでいる方(たぶんオス)を発見した。」と言う感じになります。

で、オスの方を撮影していると、ファインダーでもハナタツ越しに違和感を感じます、肉眼で確認すると…

 

 驚愕のカミソリウオでした!

通常、秋の観察できる生物です。どれだけ早くても8月でしょうか。それが5/20に登場してしまうとは…。(驚愕2つめ)

 

 


久しぶりの海へ…。

2019年05月18日 17時15分38秒 | 秋の浜

皆様、ご無沙汰です…。GWも無事に終わり…、気が付いたら月日は流れ既に18日になっていました。陸上仕事がバタバタとありまして、スッカリ海から離れた生活を送っていました。

で、久しぶりに秋の浜に潜って来ました。ん~、激流でしたね。ダイコンも忘れちゃったし(笑)。そんな訳で久しぶりなのに控えめなダイビングで潜って来ました。

 

とりあえずアサヒハナゴイです。

 可愛らしい幼魚サイズです。水深30mで観察できました。もっと浅い所にもいるらしいですよ。でも、ライトを当てると足早に隠れてしまいますけどね。

今日はダイコンが無いので、アカボシハナゴイ・サクラダイ(メス)・ナガハナダイ(メス)・スミレナガハナダイ(メス)・スジハナダイ・フタイロハナゴイは、スルーです。

 

次はコノハガニです。

 うまく海草に隠れていますね。ちなみにメスです。

 

この近くではミズヒキガニも観察できました。

 

きっとペアなんでしょうね。(推測ですけど…)

 

この近くで、まだハナタツが観察できました。

 前から観察出来ている個体だと思うんですけど…。

お腹が膨れている! いつの間にって感じですが、この近くに相方がいるって事でしょうか?

 

一気に浅場に戻ってコウイカの仲間です。

 産卵していました。近くでは…。

 オスと思われる個体も。で、メスに目を向けると…

 別な場所にも産卵していました。

で、メスが産卵している最中、オスは20㎝程度離れた所で待ち続けています。「もしかしたら交接シーンが見れるかも。」って思って、コウイカの仲間を刺激しないよう待ち続けました。

が、メスが移動してしまいました…。オスが追いかけるものの、その距離は縮まらず私も目論見は見事に外れてしまいました…。

 

最後にキンチャクガニです。

 コウイカが不発に終わったので、消化不良で撮影しました(笑)

 

今日、ダイコン忘れて水温が分かりませんでしたが、生物の動きもだいぶ良くなってきました。ぼちぼちセミナイトでも散策しようかなと思う、今日この頃です。