「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日もガイドで潜りました。

2013年01月24日 17時04分41秒 | その他

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日の大島は久しぶりに風も無く暖かい一日になりました。なので海も静かでした。今日はリクエストを頂きまして王の浜・秋の浜に潜ってきました。

1本目は王の浜です。リクエストは遠出です。

上級者限定のコースで泳いで沖の根を散策するコースです。

魚は多く群れているのですが、めぼしい魚は特に無くコロダイ×15匹の群・大量のマツカサウオのみで終了してしまいました。

帰り際ではタカサゴの仲間を見る事が出来ました。沖縄ではグルクンと呼ばれているのですが大島でも生き残る事が出来るのでしょうか?

生き残ると言えばツノダシも頑張って泳いでいる姿が見られました。

湾内ではキビレ・ミヤケ・ヨゴレなどのヘビギンポが多く見られました。薄っすら婚姻色っぽい個体も見られました。後、スジタテガミカエルウオ・カエルウオも見る事が出来ました。

 

2本目は秋の浜です。こちらもリクエストを頂き左の砂地を散策してきました。

ENして一気に砂地まで降りました。結構長い間見られているウミテングは今日も健在でした。

アカシマシラヒゲエビ・カスザメ×2・イズカサゴ・ムチカラマツエビ・ツノガニ・ウミエラカニダマシ・テンス(幼魚)・ナマコマルガザミ、などを見て浅場に戻りました。

浅場ではハナミノカサゴ・ヌノサラシなどを見てEXしました。

 


本日はガイドで潜りました。

2013年01月23日 17時03分39秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

先日の爆弾低気圧通過後、大島の海は少々荒れ気味です。今日も北東の風が吹いて潜れない訳ではないのですが、荒れ気味でした。今日は秋の浜に1ダイブしてきました。

ENすると直に沖からコブダイが泳いできました。体長60㎝はある大きなサイズでした。さすがにオスみたいに頭は大きくは無かったですが、少し膨らんできているように見えました。このまま成長して立派なオスになれば面白そうですね。

そのまま沖に出て行きネコザメの卵を観察しました。まだ中にはネコザメが入っていました。たぶんですが2月中には中から飛び出してくるのではないかと思います。

小さなフリソデエビも同じ場所で確認する事が出来ています。まだ小さい個体ですが、発見当初に比べると大きく成長しているのは間違えありません。

 

それ以外ではヨゴレヘビギンポ・ミナミハコフグ(幼魚)・カモハラギンポ・ヒヅメコシオリエビ・ナカソネカニダマシ・サガミリュウグウウミウシ・タマゴイロイボウミウシ・コイボウミウシ、などを観察しました。


ここ数日の陸上仕事

2013年01月20日 17時01分54秒 | その他

冬場のゲストが少ない時期は、陸上仕事が多くなります。

そんな訳で、ここ数日の成果を少しだけ紹介してみようと思います。

 

とりあえず画像をご覧下さい。

これは和光マリンの看板です。

以前と変わった所は、電話番号を付け足した所です。で、画像の左にはパンフレット入れも造って見ました。こんな感じです。

前面には入れる予定のパンフレットをパウチして貼ってみました。後、雨よけの板の場所には和光マリンのマークのシャチを書いてみました。

案外、地味な作業に見えますが完成までに日にちが経ってしまいました…。


今日は、お勉強会です。

2013年01月15日 17時07分45秒 | その他

今日は地元のガイド仲間の方達と、お勉強会に出席してきました。

一つ目は「DAN酸素プロバイダー」です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、DAN JAPANがダイバーがダイバーに対して酸素を使ってレスキューをする為の講習です。

とは言っても、酸素を使う事は医療行為に当たるので医者以外はやってはいけないのが…。

ですがダイバーが残念ながら事故にあった場合、早い段階での酸素供給が事故後の高い回復に繋がるケースが殆どなので、大事な講習です。

昨年、IANTDの講習を受け酸素については少々勉強したので、基本ベースは出来ていたので理解は早かったです。

でも、事故者の観察の仕方、事故原因の見分け、など色々なサブ的要素を知る事がで来て、非常に勉強になりました。

酸素って、上手に使えば非常に有効的な物なので、和光マリンでも使う事が出来たら…。

 

それ以外にも「最新の減圧理論も勉強しました。

これは少々眠たくなる時もありましたが、非常に興味深いお話を聞く事が出来ました。

ケースにもよって異なりますが、どのように浮上するのがベストなのか? 最近では研究なども進んできているのでDEEPストップがあったり、昔に比べると浮上の仕方は大きく変わってきていると思います。

それ以外にも体内で出来てしまう気泡の問題、潜水後の酸素吸引など、どのようにしたら減圧症になるリスクを減らすことが出来る課などを学びました。


本日もガイドで潜りました。

2013年01月13日 16時17分05秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日も秋の浜に2ダイブしてきました。

 

1本目はフリソデエビ狙いです。

ENしてすぐにムカデミノウミウシが目に入りました。最近、個体数が増えてきたように感じます。

そのまま沖に出てサガミリュウグウウミウシ・白いイロカエルアンコウを見て更に沖へ。

際沿いの壁を見ながら水深を深く取るとオトメハゼ・チビハナダイ・サラサウミウシ×2・イガグリウミウシ・フリソデエビ(ペア)を見て浅場に戻り始めました。

途中、トラフケボリタカラガイ・インターネットウミウシ・チャイロヤッコ(幼魚)・ナカザワイソバナガニなどを見ました。

浅場では小さいフリソデエビ・シュンカンハゼ・ダイアナウミウシ(幼体)?などを見てEXしました。

 

2本目は右から正面へ散策です。

ENして沖に出てツユベラ(幼魚)・チシオコケギンポ(オス・メス)・キイロイボウミウシ・ネコザメの卵を見ました。

この間にネッタイミノカサゴ6個体見ました。大きなサイズから小さいのまで。目に入る時は入ってくるものですね。

少し水深を深く取りヒラメ(子供)・アジアコショウダイ(幼魚)・ガラスハゼ・コガネミノウミウシ・ルージュミノウミウシ・ナカソネカニダマシを見ました。

浅場ではクビアカハゼ・ミナミダテハゼ・カンムリベラ(幼魚)を見てEXしました。


本日はガイドで潜りました。

2013年01月12日 17時23分30秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は大島の冬らしく南西の風が吹きました。お正月は水温が14℃まで下がってしまいましたが、若干ではあるものの水温が上がり16℃になりました。南西の風の影響で今日は秋の浜に2ダイブしてきました。

 

1本目はボロカサゴ狙いです。

ENし一気にボロカサゴを目指して泳ぎました。途中、大きなヒラメが海底に寝ていました。

いつもいる岩を探したのですがボロカサゴはいませんでした。なので捜索タイムです。その最中ではウデフリツノザヤウミウシ×2・クロフチススキベラ・オキゴンベ(幼魚)が見られました。

肝心のボロカサゴは無事に見つける事が出来ました。どうやら砂地にいたようで移動している所を発見しました。体全身を使ってウネウネのた打ち回るようにしたり、胸ヒレを上手に使って歩くようにしたり、口から水を吸って泳いだり、色々な動きを見せてくれました。

浅場に戻る途中ではミカドウミウシ(幼体)・セナキルリスズメダイ×2・アオウミウシ(幼体)・ハナミドリガイなどが見られました。

浅場では新しいイソコンペイトウガニを発見しました。大きな個体で体につけているトサカが特徴的な個体です。1本だけトサカが成長して「波平さん」みたいな感じになっています。それ以外ではイシガキウミウシ(幼体)・オキナワベニハゼなどを見てEXしました。

 

2本目は砂地のリクエストを頂き左の砂地に行って来ました。

ENし沖に向かいました。1本目も探したのですが見つからなかったニセボロカサゴを探しましたが見る事が出来ませんでした。消えてしまったようですね…。

アカシマシラヒゲエビのクリーニングを見て砂地に降りました。今日も無事にウミテングは見つかりました。1匹だけでしたけど…。

その後、アジアコショウダイ(幼魚)・テンスモドキ・ガラスハゼ・ツノガニ・オランウータンクラブ・イズカサゴ・ダイナンウミヘビ・ウミエラカニダマシなどを見て移動して行きました。

浅場に戻る途中トビエイ(子供)が泳いでいました。昨年も見る事が出来ましたが、それとは違う個体で凄い小さな個体でした。

浅場ではコクテンベンケイハゼ・ホソウミヤッコ・クマドリカエルアンコウ・ヌノサラシ(幼魚)・カエルウオを見てEXしました。


本日もガイドで潜りました。

2013年01月09日 16時36分40秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日もウミウシ甲殻類のリクエストを頂いたので、秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目は際沿いです。

ENし沖に出て行くと先日発見したエリアでニセボロカサゴを見ました。気持ち沖に移動した感じがありましたが再会出来て良かったです。脱皮したんでしょうかね、体に生えていたコケが綺麗になっていました。

白いイロカエルアンコウ・アカシマシラヒゲエビ・アマミスズメダイ(若魚)を見て大きなフリソデエビ(ペア)を見て浅場に戻り始めました。

途中、インターネットウミウシ・キイロイボウミウシ・キツネベラ(メス)・ニシキウミウシを見ました。

浅場ではサガミリュウグウウミウシ・カンムリベラ(幼魚)を見てEXしました。

 

2本目は右から正面にかけて散策です。

ENして沖に出て行くとツユベラ(幼魚)・ニラミギンポを見ました。

先日発見したネコザメの卵は、まだ中にネコザメが入っているようです。もうそろそろハッチアウトすると思います。その近くではネッタイミノカサゴも目に入りました。

そのまま移動しアカホシカクレエビ・ムチカラマツエビ・アジアコショウダイ(幼魚)・スケロクウミタケハゼ・ナカザワイソバナガニ・アオウミウシを見て浅場に戻り始めました。

途中、イソコンペイトウガニ・ナカソネカニダマシ(ペア)・クビアカハゼを見て、浅場ではクマドリカエルアンコウ・ハナミノカサゴ(子供)・コウイカを見てEXしました。


本日はガイドで潜りました。

2013年01月08日 18時59分52秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日もリクエストを頂き秋の浜に2ダイブしてきました。

1本目はボロカサゴのリクエストを頂きました。

ウミウシのリクエストも頂いていたので少しだけ探しながら沖に出て行きました。運良くコナユキウミウシが目に入ってきました。それ以外ではムカデミノウミウシ・キイロウミウシも目に入りました。

ボロカサゴは同じようなエリアで今日も観察できました。少し体にコケが生えてきたように見えました。そのコケを落とす為でしょうか? それとも寄生虫でも体についていたのでしょうか? 岩肌に体を擦り付けていました。

その近辺ではカンナツノザヤウミウシ×2・ウデフリツノザヤウミウシ×2も見る事が出来ました。

浅場に戻る途中ではアオウミウシ(幼体)・ミノカサゴ(子供)・黄色いイロカエルアンコウ・アカスジカクレエビが目に入りました。

浅場ではルージュミノウミウシ・ヒメゴンベ・タコなどが目に入りました。

 

2本目はウミテング+クマドリカエルアンコウのリクエストを頂きました。

砂地に降りる前に小さなフリソデエビ・キイロイボウミウシを見てもらいました。

砂地に入ると直にウミテングが目に入りました。今日はペアで確認できました。今まで背中が赤い個体は何処に行っていたのでしょうか?

その近くではアジアコショウダイ(幼魚)も観察できました。

砂地を移動していくと、何も無い所に小さなウデフリツノザヤウミウシがいました。何故こんな所に…?

更に移動していくとオランウータンクラブ・イズカサゴ・ヒヅメコシオリエビ(ペア)・ウミエラカニダマシ(ペア)・テンス(若魚)などが目に入りました。

浅場に戻る途中でカスザメ・クマドリカエルアンコウ・ホソウミヤッコを見て、浅場ではヌノサラシを見てEXしました。


今日は撮影に行って来ました。

2013年01月04日 17時08分41秒 | 秋の浜

今日は年末年始にかけて、ゲストの方に紹介した生物を撮影しに秋の浜に潜って来ました。

まずはクマドリカエルアンコウです。

この個体は隠れるのが非常に上手く、毎回「消えたかも…」って思わせる個体です。餌を食べたあとですかね、お腹が膨らんでいます。

 

次はイロカエルアンコウです。

こっちが先日に新しく登場した個体です。

で、これが以前からいる小さな個体です。小さい分、見れたり・見れなかったりしますけど…。

 

この近くではウミテングも観察できています。

背中が赤い個体は見なくなりましたが、この個体は観察できています。でも時より動きますが…。

 

次はフリソデエビです。

これが一昨日?に見つけた新しい個体です。

こちらが以前から観察できている大きな個体です。

 

この近くではカンナツノザヤウミウシも観察できました。

食事中です。

 

次はボロカサゴです。

本当に長い間、同じようなエリアで観察できています。こんな歩が長く続けば良いのですが…。

 

で、本当はオオモンカエルアンコウ・ニセボロカサゴも撮影したかったのですが、残念ながら見つける事が出来ませんでした。本当は、この2匹が撮影したかったのに…。

最後にオマケでナカソネカニダマシを紹介します。

この個体、私が見た中では最高に大きい個体です。とは言っても、元々小さい生物なので…。写っている私の指と比較してもらえれば分かりますかね。

今年は水温が落ちるのが早いですが、生物はこれだけ熱いのが見れちゃいます。見たい方は是非早めに大島に潜りにいらして下さい。お待ちしております。

 

 


本日もガイドで潜りました。

2013年01月03日 17時40分07秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日はボロカサゴのリクエストを頂き、秋の浜に潜ってきました。

ENし一気に沖に出ました。

ボロカサゴの周辺ではウデフリツノザヤウミウシ合計8個体も確認できました。勿論、ボロカサゴも。その周辺ではネッタイミノカサゴ・ニシキウミウシ・アオサハギ・カンナツノザヤウミウシも見る事が出来ました。

浅場に戻り白いイロカエルアンコウを見ました。実はこの個体、以前いたものが移動したと思っていたら別個体でした。

で、昨日見つけた小さなフリソデエビを見たら、近くにニセボロカサゴがいました。

水温は低いですが、超激アツな生物が豊富な秋の浜でした。