「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

久しぶりの画像アップです。

2010年08月31日 17時29分57秒 | 秋の浜
 今日は久しぶりに画像をアップします。
午後から時間を作って撮影をしに秋の浜に行ってきました。
でも、色々とトラブルがあってエアーが少なくなってしまい、潜水時間が短くなってしまいました。
残圧計やらオクトパスやら…、まぁ~、よくエアーが洩れる事、洩れる事…。
 

 最初の画像はヒメニラミベニハゼです。
別個体の画像を見てもらいます。



 昨日、多くの場所で見かけたので撮影をしにいってきました。やはり今日も多くの場所で見る事が出来ました。
撮影をチャレンジしては逃げられの繰り返しで、やっとこの2枚を撮影する事が出来ました。

 次はカミソリウオのペアです。



 今日も仲良く並んでいたのは良かったのですが、残念ながら並びすぎてしまっていてペアってのが分かりにくいです。

 これ以外にもクロフチススキベラ・セジロノドグロベラ・コガネキュウセン・スケロクウミタケハゼなどを見ました。


 段落ちの壁に戻りミナミフトスジイシモチを撮影しました。



 こんな魚になります。
何気に黄色い模様が綺麗なんですよね。それにインパクトがあって私は心惹かれました。


 次はイロカエルアンコウです。



 昨日のクマドリも可愛いですが、こいつも可愛いですね。クマドリにはかなわないけど…。
長居してもらいたい魚のうちの一つです。


 次はトウシマコケギンポです。



 なんか、いつも見るトウシマコケギンポと違うような気がするんですよね~。
気のせいでしょうか?


 最後にヒレグロコショウダイです。



 この魚も結構長い間、同じ場所にいます。
同じ仲間のコロダイの幼魚は、今年のは特に移動が激しいんですよね。



 

目標達成!

2010年08月30日 18時55分04秒 | その他
 本日はガイドの為、画像がありません。
のはずですが、今日はあります。理由は、ガイド中に見つけたクマドリカエルアンコウを撮影する為に、
EXしてゲストを送り届けてから、速攻で支度をして撮影してきました。

 で、今日はリクエストを頂き1本目は秋の浜、2本目はケイカイに潜りました。
ん~、西側の方が海況は悪いですね。


 1本目の秋の浜はハナダイを見に行きました。

 DEEPなので(私の場合はMAX35m以上はいきませんけど)、まずは沖に向かって泳ぎました。
浅場でワカシvsキビナゴを見て気持ち良く沖に向かいました。
水深が深くなってからイヤゴハタ・ハワイトラギス・ヒラメなどを見てハナダイゾーンへ。

 ハナダイはアサヒハナゴイ・ケラマハナダイ・スジハナダイが観察できました。
スジハナダイは婚姻色だったので、今日は全部綺麗な体色をしていました。

 水深を少し上げるとフタイロハナゴイも観察できました。
こちらも成長して大きくなりました。でも相変わらずシャイな個体です。

 更に水深を上げていくとヒメニラミベニハゼが根の窪みで多く見られました。
多い所では1ヶ所で5個体も確認できます。

 ハナダイを見てからここまででアマミスズメダイ(若魚)・スケロクウミタケハゼ・フタホシキツネベラ・クロフチススキベラ・シラユキウミウシ・アラリウミウシなど多くの生物を観察できました。

 段落ちの壁に戻り、最近不明だった生物の名前を教えてもらったので再度確認してきました。
テンジクダイの仲間=ミナミフトスジイシモチ
スズメダイの仲間=ヒレグロスズメダイ
だそうです。名前が分かって少し親近感が増した感じです。

 段上ではマルクチヒメジ・フウライチョウチョウウオ・ヒレグロコショウダイ・ベニカエルアンコウを見てEXしました。


 「クマドリの話が無い」ってお思いの方は大勢いるとは思います。
登場したのは秋の浜ではなくケイカイなんですね。

 で、ケイカイですが濁っていました…。水温23℃で…。少し切ない感じです。せっかくの地形と魚影が…。

 ENして沖に進んでいくと定番のハマフエフキ・アオブダイ・イサキの群・テングダイが目に入ってきます。
何気にヒットだったのはニラミギンポです。
今日見たのは越冬個体ではなく、小さい幼魚でした。
体長3㎝程度で色も濃く非常に可愛いサイズでした。

 水深18mの広場ではキイロウミウシが目に入ってきました。
その他ではモンツキベラ・ミゾレチョウチョウウオが観察できました。

 帰り際、「はずしてしまった感」を大いに感じながら戻っていっていたその時、
クマドリカエルアンコウを発見しました!
とりあえず画像を見てください。



ん~、マジで可愛い過ぎる。体長1㎝位ですかね。



 結構、動き回るんですよ。そんな訳で撮影している時でもジャンプする訳で…。



 反対側を向いたら、模様が切れている個体だったんです。怪我をしたわけでもなさそうなので生まれつきですかね?



 最後はシックリきたようでジッとしました。
あぁ~、今年も終わったな~。毎年目標にしているクマドリを観察できたので良かった、良かった。
証拠写真も撮れたし、後は長居してくれれば最高なんですけどね。

 ちなみに、この後にコロダイ(幼魚)・ヒメテグリ(オス)の喧嘩も観察できました。





今日はガイドで潜りました。

2010年08月29日 17時46分04秒 | 秋の浜
 本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

 今日は久しぶりのガイドです。ガイド=ファンダイビングと言うだけあって、楽しい感じです。
いや~、久しぶりに12mを越したな。
ゲストのリクエストで秋の浜に2ダイブしてきました。


 1本目は右側をノンビリ散策してきました。

 ENして直ぐにツユベラ(幼魚)を見て沖に出ました。
水深15m近辺ではミナミハコフグ(幼魚)・ミナミゴンベ(幼魚)を発見しました。
その後、ミナミハコフグは6個体・ミナミゴンベは3個体も確認できました。
ん~、微妙な気持ちです。

 水深を更に深くとり「この辺で何か見つけられたら良いな~」なんて思いながら、
日頃通らない所を通ったのですが不発に終わったので、通常コースに戻り生物を探すと、
ミチヨミノウミウシ・ニシキウミウシが目に入ってきました。

 その後、水深24m付近を散策しました。
コロダイ(幼魚)・コクテンカタギ・アカオビコテグリ(オス)・キイロウミウシ×2・コイボウミウシ・トサカガザミなどを見て浅場に戻りました。

 浅場ではインドヒメジ・フウライチョウチョウウオ(幼魚)・イソギンチャクエビ・アオウミウシ・アオリイカの子供などを観察してEXしました。


 2本目は左の砂地を散策です。

 ごごから2ダイブだったので水面休息が短かったので一気に砂地まで降りました。
途中シロタエイロウミウシ・イサキの群を見ました。

 砂地に降りハタタテハゼを確認。成長した感じがします。

 その後、カミソリウオのペアも確認しました。
よく観察するとメスがお腹を動かしていました。
抱卵したのかもしれません。確認できませんでしたが…。
でも、していないにしても、お腹を動かすと言う事は抱卵準備をしていると言う事なので近々楽しみです。

 少し移動しムレハタタテダイ(幼魚)・ミノカサゴ・ワニゴチ・ホタテウミヘビなどを見てハゼ地帯へ行きました。
残念ながらヒレナガネジリンボウ・クロイトハゼしか確認できませんでした。

 浅場に戻り生物探しをしていると、今年初のクリアクリーナシュリンプを発見しました。
大きなトラウツボをクリーニングしていて合計4個体確認できました。
穴の置くにはもっといるのかもしれません。
それ以外にはツマジロモンガラ・トゲチョウチョウウオも観察できました。

本日も体験ダイブで潜りました。

2010年08月28日 18時42分42秒 | 秋の浜
 本日は体験ダイビングの為、画像がありません。ご了承下さい。

 今日も秋の浜で体験ダイブをしてきました。
今日は全体的に水温が暖かく、ロングジョンで潜ってても全く問題無しでした。
でも、所々で赤潮っぽいのが見られました。

 今日の方も全員問題なく潜れたのが何よりでした。
さて生物の方ですが、今日も私はダイバー目線で季節来遊魚探しをしました。
新たな発見はテンジクダイの仲間です。
体に黄色いラインが入っているので季節来遊魚だと思うのですが…。あまり見かけないし。
もう少しジックリ観察したい感じです。

 それ以外ではツユベラ・コロダイ・ミナミハコフグ・イロカエルアンコウ・マツカサウオ
などを見ました。

本日も体験ダイブで

2010年08月27日 17時45分45秒 | 秋の浜
 本日も体験ダイビングの為、画像がありません。ご了承下さい。

 今日も体験ダイビングで潜ってきました。
昨日に引き続き同じゲストの方だったので、ポイントを変え秋の浜で潜りました。
午前中は暖かいのですが、お昼近くになると深場から冷たくて濁った水が上がってきます。


 2日連続で潜ったので体験ダイバーも、海中で落ち着いています。とても体験ダイブには見えない感じです。

 ENして浅場でウロウロしているとツユベラ(幼魚)・モンツキハギ(幼魚)が泳いでいました。

 沖に出てイソギンチャクエビ・コケギンポSPを観察し浅場に戻りました。

 途中、オトヒメエビ・サラサエビ・オルトマンワラエビを見てクマノミと戯れてきました。


 その後、トウシマコケギンポ・キリンミノ・イロカエルアンコウ・カエルウオを見てEXしました。

本日は色々と…。

2010年08月26日 19時04分14秒 | ケイカイ
 本日も画像がありません、ご了承下さい。

 今日の午前中はガイドで秋の浜に行ってきました。
少し訳あってガイドですが、浅場のみのガイドです。

 ENし沖に進んでいくとイサキの群が中層に群れていました。
まぁ、よくある光景ですが見ていると群れが割れました。何が来るか期待していると…。
カツオの群でした。
なんて予想外な魚なんでしょう。マグロかワラサだと思っていたら…。
普通は海面付近を群れているんですけどね。その時、何気に頭をよぎったのはカツオのタタキが食べたいです。

 その後、コケギンポSP・イソギンチャクエビ・セジロノドグロベラ(幼魚)などを見て移動すると、
砂溜まりにミナミダテハゼを見つけました。
そこまで珍しくはないのですが、子供で体長3㎝程度しかありませんでした。
ここで疑問、こいつはどうやってここまで来たんだろう?

 浅場に戻る途中クマノミの卵を見て戻りました。

 段落ちの壁ではミナミハコフグ(幼魚)・シュンカンハゼ・フタスジタマガシラなどを見ました。
ここで新発見! 初めて見るスズメダイノ仲間を発見しました。
が、図鑑を調べても名前が分からない…。

 それ以外に見たのはイロカエルアンコウ・キリンミノ・アオウミウシです。


 次は別のゲストと野田浜に。

 ガイドロープ沿いではミスガイと卵・シロハナガサウミウシがいました。
でもシロハナガサウミウシは、バラバラになってしまったので見つけにくいです。

 潜降するとミスガイと卵を見ました。久しぶりですね~。
で、その卵の近くには小さなミノウミウシが2個体見られました。

 沖に出てサラサウミウシ・まだ名前が無いウミウシと卵・コロダイなどが見られ、
アーチではイサキの群が見られ、
少し離れた場所でコブダイのメスも見る事が出来ました。

本日も体験ダイブで潜りました。

2010年08月25日 17時34分36秒 | ケイカイ
 本日は体験ダイブの為、画像がありません。ご了承下さい。


 昨日は更新してなかったのですが体験ダイブで潜りました。そして今日も…。
今日も秋の浜で潜ってきました。
水温・透明度が安定しないですね~。


 さて今日も体験ダイバーを連れながら季節来遊魚探しをしてきました。
とりあえず今日見たのを挙げると、
ツユベラ・キツネベラ・コロダイ・ヒレグロコショウダイ・ミナミハコフグ・フタスジタマガシラ・ミゾレチョウチョウウオ・キリンミノなどなど…。

 流れ着いた季節来遊魚も成長し大きくなってきました。
コロダイは、やっと図鑑でも載っている体色になりましたし、
フタスジタマガシラは、体色の黄色・白の境が分かるようになってきたし、
ツユベラ・キツネベラ・ミナミハコフグは大きくなって少し可愛らしさが…、
こんな感じです。

 昨日に引き続きハシゴの裏側ではベニカエルアンコウが観察できました。


 ここ数日でカンパチの子供が多く見られるようになって来ました。
微妙に季節が変わり始めたんでしょうかね~。
待ち遠しいですね、ベストシーズンが。

本日も体験ダイビングで潜りました。

2010年08月23日 17時15分36秒 | 秋の浜
 本日も体験ダイビングの為、画像がありません。ご了承下さい。

 今日も体験ダイビングで潜りました、ポイントは秋の浜です。
浅場の全体的な水温は25℃で、若干ですが透明度も良くなってきたように感じられました。

 そんな久しぶりに快適な海を潜った訳ですが、体験ダイビングをやりながらも季節来遊魚探しをしました。
ニセカンランハギ・コロダイ(超幼魚)・ヒレグロコショウダイ(幼魚)フタスジタマガシラ・キリンミノ・ツユベラ(幼魚)・トカラベラ(幼魚)・ツノダシなどなど、多くの生物が目に入ります。

 イロカエルアンコウも無事に見れました。

今日は色々と・・・

2010年08月22日 18時04分54秒 | その他
 本日は色々とありまして画像がありません。ご了承下さい。

 今日の午前中はスノーケリング教室でした。
大島にボートを使ってやってきた方を担当しました。下は小学生3年~中学生まで幅広かったです。

 日の出浜と言うビーチでやりました。日頃はダイビングポイントしか潜らないので少し新鮮です。

 以外に生物は多くスズメダイ・ソラスズメダイ・キュウセンなどは多く見られ、
ダイビングでも見るコブヌメリ・アオヤガラ・オヤビッチャ・カゴカキダイ・ベラギンポ・アオリイカなども見る事が出来ました。

 私的にヒットだったのはミヤコキセンスズメダイ(幼魚)・カマスの仲間の群でした。
特にカマスの仲間は塩焼きで食べたら最高に美味そうな感じでした。


 午後からは秋の浜で体験ダイビングをしてきました。
今日は仲良し家族4名様でした。

 海中は少し深くいくと水温が下がりますが生物は多く、みんなキンギョハナダイの群の多さに驚いていました。

 後、インパクトがあったのはゴンズイ玉・アオヤガラ・ツノダシ・イバラカンザイシが気になったようでした。

今日はガイドで潜りました。

2010年08月21日 18時26分16秒 | その他
 本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

 久しぶりのガイドになります。何だか少し嬉しい感じが…。
大島初上陸の方のガイドでしたので、潜る前に色々と相談して秋の浜・野田浜を潜ってきました。


 1本目は秋の浜です。
浅場は暖かく25℃あるのですが、深場は…。
ログづけの時にダイコンを見て驚いたのは18℃をさしていた事です。
水中では21℃をさしていたのに…。


 さて今日は左の砂地を散策してきました。
ENし直ぐにツユベラ(幼魚)を見て、そのまま沖に移動しました。

 砂地に入りハタタテハゼを見ようと思ったのですが、水温が低い影響でしょう姿を見れなかったので、
アカホシカクレエビを見てもらいました。
卵から孵化した個体でしょう、非常に小さな個体が多くイソギンチャクについていました。

 砂地を散策すると、いなくなってしまったと思っていたカミソリウオのペアが、少し離れた場所にいました。
テッキリいなくなってしまったと思っていたのですが、いてくれて良かったです。

 そのまま転石方面に移動すると全身丸出しのカスザメがいました。
水温が低いからでしょう、これ以外にも2個体観察できました。

 いつもの場所でタツノイトコも観察できました。
お腹がパンパンに膨らんでいて、いつハッチアウトしてもおかしくない感じです。
きっと、ハッチが終わったらいなくなってしまうんでしょうね。

 近くの笹では今年初のムレハタタテダイ(幼魚)も観察できました。
1匹でしたけど…。

 その近辺のムチカラマツにはムチカラマツエビが多くついていました。
まだ出始めなので非常に小さな個体ばかりで、少しからだが透明な個体も見られました。
違うムチカラマツではガラスハゼと卵も観察が出来ます。

 ハゼ地帯へ行ったものの、水温が低くて全滅でした。

 浅場でフタスジタマガシラ(幼魚)・キリンミノ・コイボウミウシ・ヒレグロコショウダイ(幼魚)などを観察してEXしました。


 次は野田浜です。定番コースをマッタリと散策しました。
ガイドロープ沿いでは水温が25℃、沖では23℃でした。
東側に比べると透明度が悪いです。

 ガイドロープではヒラメの子供が観察できました。
体は真っ白で、体長2㎝程度の大きさです。この時期になると見かける事が多くなります。
その他ではベニシボリと卵・シロハナガサウミウシ・ミヤコキセンスズメダイ(幼魚)・モンツキハギ(幼魚)が見られました。

 ガイドロープを降りると直ぐにコウワンテグリ(幼魚)が目に入りました。
まだ小さく体色は白くて可愛い個体です。
その近くでは、昨日見つけたコロダイ(超幼魚)も同じ場所で見れました。

 根の壁を見て進むとキイロウミウシ・ニシキウミウシが目に入ってきました。
そのまま沖に出るとミナミハコフグ(幼魚)も見る事が出来ました。
一時期は少なかったミナミハコフグですが、今は多くの個体を見る事が出来ます。
正直目に入り過ぎのような気が…。

 アーチではイサキが群れ、根の先端ではクマノミの新しい卵が見られました。

 それ以外ではコチの仲間の子供・ハナアナゴ・コガネキュウセン(幼魚)・セジロノドグロベラ(幼魚)・カモハラギンポ・ツユベラ(幼魚)なども観察できました。