「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

撮影に行ってきました。

2010年12月29日 16時29分19秒 | 秋の浜
 今日も相変わらず西風です。一体何日吹き続けるのでしょうか?
そんな訳で水温は16℃と寒いままで、透明度はすこぶるブルーです。
例年では低くても18℃なんですけどね…。


 最初の画像はイロカエルアンコウです。



 こんな時期なのにもかかわらずこのサイズが見れるなんて…。
しかも黄色ってのが最高です。
いつまで見る事ができるか分かりませんが、低水温に負けず頑張ってもらいたいです。


 次の画像はネコザメです。



 ガイドの時に紹介した体長20cmのBabyサイズです。
でも、こう撮ると大きさが伝わりにくいですね。そう言う訳で…



 大きさ比較でライトを入れてみました。小さいって事が伝わるでしょうか。


 次の画像はカスザメです。



 上のネコザメを探して砂地をウロウロしている時に見つけました。
これ以外にも3個体見る事が出来ました。


 次の画像はサツマカサゴです。



 一時期は多くが見る事が出来ていましたが、いつの間にか姿を消してしまって久しぶりの観察になります。
今日の個体は大きかったので、バックを入れて撮影してみました。


 次の画像はハナミノカサゴです。



 こちらはバックが綺麗ですね。このような場所にいると魚も栄えますね。


 次の画像はカンナツノザヤウミウシです。



 今日も極小サイズです。
本当は違うのを探しているんですけどね、なかなか発見できないんです。


 ここからは浅場で撮影した画像です。まずはイソコンペイトウガニです。



 この個体は最近、移動してきた個体だと思います。体には黄色いトサカを付け擬態をしていますが、体は違う色をしているので目立ってしまっています。


 最後にキンチャクガニです。



 久しぶりに小さいサイズではないのを見ました。と言っても大きい訳でもないのでサイズ的には中間サイズです。

本日もガイドで潜りました。

2010年12月27日 15時09分39秒 | 秋の浜
 本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

 やっぱり今日も吹きました、西風が。それでも、少しは風が弱くなり高速船が就航したので良かったです。
しか~し、水温は16℃まで落ちてしまいました…。スッカリ気分は2月って感じです。
まぁ、その分すこぶる透明度が良く海中が明るいのは良い事ですが。


 1本目はカンナツノザヤウミウシのリクエストを頂いたので、それ狙いで潜りました。
昨日も見る事が出来たのですが、ちょっと小さすぎましたからね…。

 そんな訳で一気に沖まで出て探してみました。
案外、探す時は見つからないものです。探している最中にホタテツノハゼSPのチビを見つけたので見てもらおうとしたら、逃げられてしまいました。
とりあえずミスジスズメダイでお茶を濁しました。
近くにアカスジカクレエビ・イソバナカクレエビがいるので、時間稼ぎをするためにも見てもらいました。
そうすると…、見慣れない透明なエビが同じ場所についていました。
EXしてから図鑑で調べたのですが、該当するのは勿論なし。やはり謎が多いですね海中の生物は。

 その間、一生懸命目的の物を探していると、やっとカンナツノザヤウミウシを発見しました。
今日は砂地を移動している個体です。でも大きさは小サイズの大って感じで、少々微妙でしたがゲストの方が喜んでくたので良かったです。

 結構時間がかかってしまったので、サンゴガニSPを見て浅場に向いました。
途中、ミナミダテハゼ・クビアカハゼを見てもらおうとしたのですが、こちらも逃げられてしまいました。

 それ以外ではアジアコショウダイ(幼魚)・カスザメ・オシャレカクレエビなどを見てEXしました。


 2本目は左の砂地に行きました。

 まずは砂地まで降りムチカラマツエビ・ビシャモンエビを観察しました。相変わらず小さいままで全然成長していません。
近くでは小さいながらも同じイソギンチャクにアカホシカクレエビ×5ニシキウミウシが見られました。

 沖に出るとイボイソバナガニ・ウミエラカニダマシが見られました。
ふと視線を落とすと親指の爪サイズのコウイカが目に入りました。
ここまで小さいサイズを見たのは初めてでした。

 少し水深をあげると昨日発見したネコザメBabyがカスザメの跡のくぼみで休んでいました。ん~、何回見ても可愛らしい。
その近くには、こちらも小ぶりなカスザメも見る事が出来ました。

 そのまま浅場に戻りベニカエルアンコウ・ヌノサラシ・興奮しているニラミギンポ・イソコンペイトウガニを見てEXしました。

本日はガイドで潜りました。

2010年12月26日 17時30分25秒 | ケイカイ
 本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

 今日も引き続き強烈な西風が吹いてしまいました。お陰で高速船は3日続けての欠航です。
そんな中、大型船でいらしたゲストの方と秋の浜に潜りに行ってきました。
西風が回り込んでいますが、水面だけで海中はいたって静かです。が、水温は17℃まで落ちてしまいました。透明度は良いんですけどね…。


 1本目は左の砂地に行ってきました。

 沖に出て砂地に入るとヒメタマガシラが泳いでいました。
この生物を見てもらう時、たいていイトタマガシラに混ざってしまうので少々困ります。
その近くではビシャモンエビも観察できました。

 少し沖に出るとカスザメ×2がいました。
この後も更に2匹いたので合計4匹いました。
やはり水温が下がると多いですね。

 転石地帯に行くと、沖の方でダイナンウミヘビが顔を出していました。実は先日のナイトで見たので日中探していたのですが見つかりませんでした。
それにしても超敏感なヤツで、10m位離れているのにもかかわらず近寄ろうとすると徐々に砂に潜ろうとしてしまいました。
この近くでは、イボイソバナガニ・ガラスハゼも見られました。

 水深を少し上げ周りに砂地しかない所に行くとネコザメがいました。しかもBabyサイズで超可愛らしいです。
私の手の計測では体長20㎝でした。
その近辺ではテンスモドキが見られました。

 浅場に戻る途中ではアカエイが砂地で休んでいました。
浅場ではベニカエルアンコウ・ヌノサラシ・カガミチョウチョウウオ・カエルウオを見ました。


 2本目は右から正面に向って潜りました。

 沖に出る途中ツユベラを見ました。大きく成長した物です。
そのまま水深を深くとるとキイロイボウミウシ・クロイトハゼ(ペア)・コロダイ(若魚)・テングダイ・オトメハゼ(ペア)と見る事が出来ました。

 少し移動するとキリンミノ・ヒラメがいました。
浅場に戻ろうとしたらカンナツノザヤウミウシが目に入りました。
今日もコケムシの仲間の上で食事中でした。
それもまた極小ミリサイズでした。
その近くでは、これまた小さいキツネベラ(幼魚)も見る事が出来ました。


 3本目は正面を散策です。

 沖に出て以前から観察しているナガレモエビSP(ペア)・トサカガザミを見ました。
水温が下がってきた影響でしょうか、ナガレモエビSPを見つけるのが難しくなってきました。
その近くのクマドリカエルアンコウも見る事は出来たのですが、こちらも水温のせいか非常に見えにくい場所でした。

 そのまま移動しジョーフィッシュ・オオモンカエルアンコウ・トゲトサカテッポウエビを見て浅場に戻りました。

 浅場でルージュミノウミウシを見て移動しようとしたら、マグロ×8?通り過ぎていきました。
私が過去に大島で見た中でも最大サイズです。
以前、銚子で水揚げされていた85㌔のマグロを上回るサイズで、しかも海底スレスレを密集して泳ぎ去って行きました。しかも水深15mの所を。
「いや~、良いものを見せてもらった。」と、つくづく感じました。

 後はブチススキベラ(メス)・イボウミウシSP・ナカザワイソバナガニ(ペア)・ベニカエルアンコウ・ゴマヒレキントキを見てEXしました。


 

今日も撮影に行ってきました。

2010年12月23日 17時36分15秒 | 秋の浜
 今日も撮影をしに秋の浜に行ってきました。


 最初の画像は昨日に引き続きカンナツノザヤウミウシです。



 昨日の個体から離れた場所で撮影したので別個体だと思います。
今日も食事中です。仲良く2匹で
小さい方は超極小サイズです。過去最小かもしれません。


 次の画像はホシベニサンゴガニです。



 昨日、サンゴガニの仲間を撮影したので今日も違う種類を撮影してみました。
深場で見れるサンゴガニは昨日のと合わせて、この3種類です。


 次の画像はキイロイボウミウシです。



 このように2匹いると良いですね。単体だとチョット寂しいですね。
で、この後…



 交接していました。


 次の画像はムチカラマツエビ&ビシャモンエビです。



 同じムチカラマツに付いていても、これだけ接近しているのは見た事がありません。
この後はどうなるんでしょうか? 


 ここからは浅場で撮影した画像です。まずはキイロウミウシです。



 水温が下がって見る機会が減ってきていたので、久しぶりの観察になります。
通年見る事が出来るウミウシですが、少し南方系の種なのでこれからは見る機会が減ってきてしまうと思います。


 次はイソギンチャクエビです。



 こちらも水温が下がってくると消えてしまいます。アカホシカクレエビは越冬するんですけどね…。
イソギンチャクエビはダメなんですよね。


 今日も相変わらず魚が少なくて申し訳ないです。最後にベニカエルアンコウを紹介します。



 お腹がパンパンに膨らんでいます。
この後に…



 まぁ、食べたら出すってのは当たり前の事ですね、人間も魚も。



記事のタイトルを入力してください(必須)

2010年12月22日 15時49分55秒 | 秋の浜
 今日は朝から暖かい南風が吹きました。おかげでポカポカ陽気で過ごしやすい一日になりました。
でも風の影響で西側の海はクローズ状態で、秋の浜のみ潜れる状態です。
水温は19~18℃、透明度は昨夜の雨の影響も無く綺麗でした。


 最初の画像はアシボソベニサンゴガニです。



 と書いたものの正直です。
宿主はクダヤギなのですが、奥に入っているのと特徴が殆ど分からないので見分けが分かりません。
ちょっと経過観察が必要ですね。


 次の画像はカンナツノザヤウミウシです。



 凄い小さな個体がコケムシに乗って捕食中でした。
少し深いですがコケムシも生え始めてきているので、これから多く見かける事ができるかもしれません。


 次の画像はサンゴガニSPです。



 一応、ペアで観察する事が出来ました。
画像ではボケて見えないと思うのですが、奥に写ってはいるんです。


 次の画像はセトヤドリエビ?です。



 ん~、これも正直です。
透明で特徴ないし…。こういうのは見分けが難しいですよね。宿主が違うだけで見る雰囲気が変わってしまうので違うのに見えてしまいますし…。


 次の画像はトゲトサカテッポウエビです。



 これも透明ですね。
でも宿主が限られていてトゲトサカ以外では見た事無いですし、テッポウエビの仲間なので形が特徴的なので間違えにくいエビです。


 次はアカホシカクレエビです。



 とは言っても見えるのはシマウミスズメですが。
本当はアカホシカクレエビがクリーニングしているんです、尾鰭の辺りを。


 次の画像はスケロクウミタケハゼです。



 たぶんですけどね。やっぱ宿主が違うと雰囲気が変わって違う魚に感じますね。
ちなみに後に写っているのはキリンミノです。食べられちゃったりしないんですかね。


 次はクマドリカエルアンコウです。



 まだ観察できます。このあと直ぐアクビをしたのがショックでした。
ちなみにオオモン・イロも観察できています。


 ここからは浅場で撮影した画像です。まずはナカザワイソバナガニです。



 本当に甲殻類が豊富な最近です。まだ出初めなので小さいですけどね。


 次はコンペイトウコブシガニです。



 石の下に住むカニなので見かける事は少ないですが、時より見る事が出来るカニです。
背中の模様が綺麗なのと、小さく可愛らしいので好きなカニでもあります。


 最後にゴマヒレキントキです。



 甲殻類ばかりでは何なので…。ここの所、同じ所で観察できています。




情報を頂きまして…

2010年12月20日 15時05分11秒 | 野田浜
 今日はある情報を頂きまして野田浜に潜りに行って来ました。
お昼に潜りに行った時は、風が吹き初めだったのでもぐれましたが、EXした頃は結構波立っていました。
水温は暖かく20℃あり、透明度は秋の浜よりも綺麗でした。


 最初の画像はフリソデエビです。



 秋の浜にもいるのですが、ただ深すぎて見に行くのは…。
ですが野田浜でも出ました。全く水深も気にせず、窒素の時間も気にせず撮影できるのが最高です。
この個体は非常に大きかったです。あまりの大きさに小さいのが隠れてしまうほどです。



 分かりますか?隠れちゃってるでしょ。別アングルだと…。



 更に別アングルで



 今年も見る事が出来て良かったです。


 この近くではクマドリカエルアンコウも観察できました。



 以前に比べ行動範囲が広くなったように感じます。そろそろ何処かに移動してしまうのかもしれません。


 次はハナタツです。



 以前と変わらずアーチの中で2個体観察できました。
ただ、私のデジカメだとアーチ内では暗くてデジカメがピントを合わせてくれないのが難点です。


 次の画像はマツカサウミウシSPです。



 ウミウシには見えないかもしれませんが、これでもウミウシなんです。
図鑑を調べると似ているのが載っているのですが、体長が全然違います。後、画像では分からないのですが触角の色も違います。


 その近くではベンケイハゼの仲間もいました。



 ただ小さすぎて正確な名前が分かりません。全く動かないので背鰭なども見る事が出来なかったし…。
ただ一つ言えるのは過去最小サイズってことです。体長2㎝程度しかありませんでした。


 更に近くではミヤケテグリも見る事が出来ました。



 この時期でも、まだこのサイズが見る事ができるのが素晴らしいですね。なるべく頑張って長生きしてもらいたいです。


 次はナマコマルガザミです。



 少し前は、このサイズだと抱卵していたのですが、今日は卵か確認できませんでした。
後、単体での観察だったので、きっと卵を孵化させたのではないでしょうか。


 最後にコブダイです。



 逃げ足が速く、これで精一杯でした。


 これ以外にも、カスザメ・アカエイ・テングダイ・コロダイ(成魚・幼魚)・ニラミギンポ・ミレニアムマツカサウミウシなどなど、野田浜もマダマダ魚が豊富に見る事が出来ます。


昨日はナイトに行ってきました。

2010年12月19日 17時11分21秒 | 秋の浜
 今日は昨日のナイトと今日潜った画像を紹介します。両方とも秋の浜に潜りました。

 最初の画像はキミシグレカクレエビです。



 私的には大島で初確認になります。
とは言っても、実は見ていて気がつかなかっただけかもしれませんが…。


 次の画像はムチカラマツエビです。



 やっぱ似てますね。
識別方法は頭の後ろにある出っ張りです。


 次の画像はウミカラマツエビです。



 ここの所、猛烈に甲殻類の種類が多くなってきているような気がします。
探せば1ダイブで多くの種類が観察できるはずです。
その分、例年に比べウミウシは少ないですけど…。


 次の画像はヒラメです。




 今日は2個体観察できました。
イサキの群が中層ではなく海底付近にいたからなのか、ヒラメが食べる気マンマンで狙っていました。
特に上の画像の個体の食べる気は凄まじかったです。


 次はイズカサゴです。



 水深25m近辺に登場するのは水温的に早いんですけど…。
そろそろ食べて美味しい魚たちが増えてくるんですかね。浅場にいたカサゴのお腹は、抱卵しているのかもう膨らんできてましたし…。


 その近くではオキゴンベがいました。



 やはり子供の頃は体色が綺麗です。普通に見る事が出来る魚ではありますが、バックにウミトサカなどがあると栄えますね。


 次はジョーフィッシュです。



 久しぶりに何となく撮影してみました。
特に理由があるわけではないのですが、撮影しない事が非常に多いので。


 次はキンチャクガニです。



 非常に小さい個体です。大きい個体は何処に行ってしまったんでしょうか?


 ここからは昨日の一人ナイトの画像です。
まずはタコです。





 最初は目だけ出して砂に潜っていました。何タコかは分かりません。


 次はビシャモンエビです。



 ナイトの色に変化していますね。他の魚たちもナイトの色に変わっていたり、寝ている魚も見られました。


 次はウミエラカニダマシです。



 日中では、このようには見えません。ナイトならではですね。一応、離れてはいるもののペアでいました。


 次はメイタガレイです。



 ここの所日中では観察する事はありませんでした。ナイトで見る事が出来たって事は、そろそろ日中でも観察が出来る所まで上がっているかもしれません。


 最後に甲殻類を紹介します。







 最初のは名前が分かりません。
夜は、それは多くの甲殻類が出てくるので全然分かりません。目が可愛らしかったので撮影してみました。

 2番目はヨコシマエビです。
今年は個体が少なかったのか夏でも日中に見る機会が少なかったです。

 3番目はガンガゼカクレエビです。
このエビも夜になると体色を変え透明になります。
ガンガゼエビは体色を変えないようなので、区別をするならナイトに潜った方が早いです。日中では区別が難しいですから。

サラッと潜ってきました。

2010年12月17日 21時13分55秒 | 秋の浜
 今日は陸上仕事が遅くなってしまったて潜りに行く時間が非常に遅くなってしまいました。なので和光マリンから1番近い秋の浜をサラッと潜ってきました。
水温は18℃、透明度は変わっていませんでした。


 今日は際沿いを潜ってきました。
砂地に何か居ないかと生物を探しましたが特に見つからず、移動していくとニシキウミウシが目に入りました。



 ここ最近、見かけていなかったような気がします。少し前までは探さずとも見る事が出来ていたのですが…。
これも水温が下がったからでしょうか。


 この近くではガラスハゼも見る事が出来ました。



 今、大島で見る事が出来るガラスハゼの多くは、このサイズです。小さいのでマクロレンズが必要です。
少し前までの産卵期に孵化した個体なのでしょうか。


 次の画像はクロスジウミウシです。



 この個体は長い間、同じような場所で観察できています。
今年はキイボキヌハダウミウシが少なかったので、食べられる事無く無事に過ごしているのではないでしょうか。


 その近くではホシベニサンゴガニが観察できます。



 周りが暗くなってきてしまっていて私のカメラでは撮影するのが難しかったです。
本当にピントが合わない事この上無しでした。


 少し水深をあげるとネッタイミノカサゴ・ハナミノカサゴがいました。





 以前は、もう少し深い場所で観察していたのですが場所を変え少し浅い方に移動してきたみたいです。
近くではノコギリハギも見る事が出来ました。



 まだ小さい個体です。なので体色がハッキリしていて非常に綺麗な個体です。
ノコギリハギ的には厳しいと思うのですが、水温が下がってきていて動きが鈍いので撮影は割とやりやすかったです。


 ここからは水深をグッと上げ段落ちで撮影した画像でコクテンベンケイハゼ・ヒメゴンベです。





 コクテンベンケイハゼは非常に小さい個体です。うっすらですが第一背鰭に黒点みたいのが出てきているように感じるので、たぶんそうだと思うのですが、ちょっと微妙です。

 ヒメゴンベは以前から確認していて成長して大きくなってきているのですが、相変わらず動き回るので撮影は困難です。


 最後にハクセンコマチテッポウエビ。コマチテッポウエビです。





 この2匹は同居するんですね。初めて同居している所を見ました。

本日も撮影に行って来ました。

2010年12月16日 16時43分41秒 | 秋の浜
 昨日の強烈な南西の風は止みましたが、今日も弱いながらも南西の風が吹き西側はクローズ状態です。
なので秋の浜に潜りに行って来ました。
南西の風が吹くと一気に水温が下がってしまう大島ですが、水温は18℃だったので一安心です。


 今日は久しぶりにウミトサカ方面を散策しに行って来ました。
浅場を移動していると成長したブチススキベラ・ノドグロベラ・カモハラギンポなどが目立ちました。
途中、目を引いたのがキンギョハナダイです。
理由は何故か1匹だけ黄色い個体だったからです。
撮影はしたものの黄色さが伝わらないのでカットします。

 最初の画像はイサキの群です。



 ゴロタの駆け下りの中層では非常に多くのイサキが群れていました。
こうなると大物を期待してしまい中層ばかりを見上げてしまって、生物探しになりません。
何も来ないので諦めてある生物を探しましたが、こちらも見つからず…。
代わりといってはなんですがホウキハタです。



 小さい個体で岩の隙間に隠れていました。とは言っても、それなりの大きさではあります。


 更に生物探しを続けるとクダゴンベを発見しました。



 久しぶりにウミトサカ方面で見つけました。
大きな個体なので行動範囲が広いです。見つけた後もウロウロされて撮影するのが一苦労でした。


 その途中キツネベラがいたので撮影しようと思ったらトサヤッコが目に入りました。



 久しぶりに見ました。この魚もクダゴンベ同様、大島ではDEEPな所にいて、動き回るので撮影し難い魚です。
そんな訳で残念な画像になってしまいました。


 次の画像はアヤトリカクレエビです。



 以前から観察できているペアの個体です。
大きい方がメスだと思うのですが、下半身が白っぽくなっています。卵を抱えようとして準備をしているのでしょうか?


 次の画像も残念なキンチャクダイです。



 大島では個体数が少ないキンチャクダイです。私は成魚は見た事が無いような…。それくらい少ないです。
この魚も動き回られて撮影できないので、マクロレンズをはずして遠目から証拠写真程度に撮影しました。


 帰りも中層にはイサキの群が大量にいました。



 これだけいるとやっぱり大物を期待してしまいます。そんな訳で私も群れの中に行って見ました。



 こんな感じでイサキの群に混じって気持ちいい気分でいるとイサキの雰囲気が…。




 残念ながら今日もワラサだけでした。

撮影に行ってきました。

2010年12月14日 17時10分58秒 | 秋の浜
 今日は先週ゲストに紹介した生物を撮影に秋の浜に潜ってきました。
途中から強烈な流れが出てきて水温が20℃になりました。
でも、流れが当たっていない所などは18℃でした。


 最初の画像はナガレモエビSPです。



 ペアで写っているのがわかるでしょうか。
メスと思われる大きな個体の横に小さいのが写っています。これだけ大きいのは久しぶりに見ました。卵を持っているのでしょうか?
同じ所にはトサカガザミも見る事が出来ます。


 次の画像はウミエラカニダマシです。



 こちらもペアで撮影する事が出来ました。
ナイト以外でペアを見たのは久しぶりです。


 次はイソバナカクレエビ・アカスジカクレエビです。





 同じ所で観察できます。アカスジカクレエビはいっぱいいるのですが、透明なので見難いのが難点です。
イソバナカクレエビは、なんだか少し違うような…。


 次はモンハナシャコです。



 一昨日は巣穴がありませんでしたが、無事に家が完成したようです。
でも、そのお陰で全身を撮影できなくなってしまった訳ですが…。でも、メッチャ綺麗な色をしていますね、惚れ惚れです。


 次はカンナツノザヤウミウシです。



 やっと出てきた。ッて感じです。
最近、コケムシが生え始めてきたので時間が経てば個体数も増え、他の種類も登場すると思います。


 次はヒトデヤドリエビです。



 体色が白い個体が多いんですが、時よりこのように透明に近い個体も見る事が出来ます。
その場合、小さい個体が多いです。子供の頃は透明なのでしょうか。


 この近辺で他に見る事が出来た魚を紹介します。







 コロダイ・サツマカサゴ・ハナアナゴです。
これ以外にもヒラメ・クマドリカエルアンコウ・タスジウミウシダウバウオなども観察できました。


 浅場に戻って撮影した画像を紹介します。まずはワラサです。



 クリーニングをされている訳でもないのに海底付近で停まっていました。
そうかと思えば、いきなりアクビをしたり同じ場所でグルグル回ったり謎の行動をしていました。
そのお陰で近づく事が出来ました。


 次はベニカエルアンコウです。



 近くではイボウミウシSPも観察できました。




 最後にイソコンペイトウガニです。



 これが大きな個体です。